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明日の君と逢うために

明日の君と逢うために
レビュー
担 当
てつ
ブランド
Purple Software
発売日
2007/11/30
ジャンル
アドベンチャー
原 画
まっぴーらっく
シナリオ
鏡遊、北川 晴
音 楽
OP:「TIME」作曲・歌:橋本みゆき
評 価
総合評価:A
シナリオ:A
声とか音楽とか:声A、音楽B
システム:A
グラフィック:A
エロ:A
 

住人てつ によるレビュー
演出秀逸、エロ良好っ!綺麗にまとまった良作」
 

●シナリオ 評価:A
御風島、そこは神が住む島と言われ、盛りの奥深くに入った者は神隠しに遭うと言われていた。
7年ぶりに御風島に帰ってきた主人公は、森の中で、7年前に
神隠しにあって消息を絶っていた幼なじみと再会する。
しかし、その幼なじみは
過去の記憶を失っていた。そして御風島で過ごし始める主人公。
いろんな人に
逢い、絆を深めていく。果たして主人公は、神の住む島で何を見、何を得ていくのか……
という、とても丁寧な造りの純愛学園もの。

前半は明るく楽しくラブコメちっく。
元々主人公は御風島出身だったこともあり、
前半では各キャラと再会したり、新しい出会いをしたりというところが描かれます。基本的にみんな明るく楽しいキャラなので、会話はとても面白く、漫才のようなボケとツッコミが展開され気が付くと話にすっかり引き込まれてました。
後半はヒロインとの距離が近づき、お互いを想い合いながら、ヒロインの抱えた問題や、「神隠し」を絡めた話が展開していきます。
ヒロインの攻略に順番がありますが、それぞれに次の攻略ヒロインの布石っぽいのがちらほら垣間見えており、最後は綺麗にまとめてあるのですっきりと終われます。

●声・音楽 評価:声A 音楽B
声はキャラとのマッチング、演技共にGJ。
テンション高のキャラが多く会話がとても楽しくすっかり引き込まれました。

音楽はゆったりした綺麗な曲が多く、落ち着いた雰囲気が良かったですね。
「これは(・∀・)イイ!!」ってのがなかったですけどね。

●システム 評価:A
基本的な機能、使い勝手と不満も無く良システムですね。
アニメ処理が多用されているが重く感じることもなく良好。

●グラフィック 評価:A
綺麗で親しみやすい絵で、立ち絵と一枚絵のバランスの悪いところも無く背景も綺麗でした。
立ち絵はポーズ・表情共に変化があり秀逸。更に背景も含めた演出が凝ってます。
電車の動きに合わせてつり革が揺れる、背景は流れる、水面はきらめく、砂浜には波が打ち寄せる、主人公の目線に合わせて絵が動く、距離感に合わせて立ち絵が大きくなったり小さくなったり、茶の間のテレビではアニメ(プリリンのオープニングと思われる)が流れている、などなど、視覚的な演出が非常に素晴らしいと思いましたね。

●エロ 評価:A
明日香・小夜・あさひ・瑠璃子・舞が3回、里佳は1回ながら尺は長め。
全てのシーンで単発では終わらないのが実用率ちょい高めかなw
純愛ものらしく全て和姦で特殊な行為はないですが、場所は色々ありましたね。
全員処女。その破瓜の際の2発目以降でも破瓜血がちゃんと描写されてるのはGJ。
(汁描写の引継ぎはよく見受けるが、破瓜血描写の引継ぎは珍しいと思うw)

●総評 評価:A
泣き笑い感動などは大きくはないですが、演出の細かさやキャラの魅力、テキストのメリハリでいつのまにか引き込まれている良作で、とても丁寧で綺麗にまとまった作品だと思います。
ただ、七海ルートがなぜないんだ!と声を大にして言いたい!
FD出す前提感がプンプンするゾ。。。

★My Favorite's

御風里佳(みかぜりか)<CV:一色ヒカル>
里佳姉(・∀・)イイネ!!
普段軽いノリなのに、たまに垣間見せる憂い漂う素顔が(・∀・)イイ!!
エロでのかなり初々しいところとか(*´д`*)ハァハァ