冷たいその後




「と、ゆうことで、若かりし頃の長髪美人多串君の写真を 1枚5000円でどうよ?」
「なに!土方の写真だと!?しかもポニーテール!?とゆうか銀時、お 前何時の間に土か・・・じゃなく真選組と親しくなったのだ!?」
「うっさいヅラ。買うのか 買わないのかどっちか言えばいいんだよ。ちなみに多串君とは一緒に花見したり屯所に一泊したり 縁側で一緒に寛いだりする仲だ」
「なんじゃ羨ましい奴じゃな、銀時。わしかて土方と一緒に 花見したか〜。桜吹雪の中に佇む姿はさぞかし見ものじゃろうな〜。あ、わし1枚買うぜよ」
「 けっ、腑抜けになりやがって。幕府の狗なんかと仲良しこよしかよ。しかもアイツラの寝床に一泊だ と?正気を窺うぜ。俺も1枚な」
「はい毎度あり〜。じゃあ5000円、確かに受け取ったぜ。で、 ヅラはどーすんよ。いらねーの?」
「ヅラじゃない、桂だ。無論買うに決まっているだろう。そ の写真が5000円なら安いものだ」
「相変わらず馬鹿の癖に金はあるな、お前。ムカツクから値段 上げてやろうか。んじゃあ又新しい写真手に入ったらお前らに教えてやるよ」





△モドル













第38読んだら、誰もがこれくらいの妄想はしたと思う




「で、今回の囮捜査なんですが、まず このB地点に行って暫く辺りを歩きまわり・・・・」
「おい」
「次にこのD地点にて合流」
「おい、山崎」
「さらにこの、ここ、ここが重要ですよ。このY地点で相手を」
「無視すんじ ゃねぇーこのやろうっっ!!!山崎の癖に!!」
「ぐはぁっ!・・・って、山崎の癖にってなん ですか!?酷いですよ〜副長!」
「酷い!?酷いだと!!?俺が酷いってゆーんなら、俺にこん な格好させたお前はなんだ!?酷くないのかっっ!!??」
「そ、それはそう・・・・でも似合 ってますよ?」
「そんなこと聞いてんじゃねぇよ!ったく、肩を揉むとっか言って、鍼でさして 気絶させてやがって・・・・しかもこんな格好まで・・・・」
「うう・・・・ちょ、く、首は絞 めないでくだ・・・」
「こんなことを俺にさせようとすんのは、あいつしかいねえ。お前、総悟 と組みやがったな?」
「ぐ、ぐるじ・・・・」
「そんくらいにしておきなせェ、土方さん。 山崎の奴、泡ァふいてますぜ」
「てめ、総悟!この野郎!よくも俺にこんな格好させやがったな !!」
「そんな格好だなんて・・・・ちょっと囮捜査に協力して貰おうってだけじゃないですか い。被害妄想甚だしいですぜィ」
「誰が被害妄想だぁー!!囮捜査なんて初耳だぞ!?なんで副 長の俺が知らないんだよ!大体こんな格好してどんな奴を誘き出すってんだっ!!」
「全く煩い お人でさァ・・・・。いいじゃないですかい、なんでも。似合ってますぜ?」
「てめっ!全部流 しやがったな?つか合って堪るか、こんな格好!!」
「いいや、似合ってますぜ。この上なく。 色気むんむんで、普段からエロい顔が余計にエロくみえるとゆうか・・・・」
「黙れ!頼むから 黙ってくれ!!」
「ホント似合ってますぜ、その芸妓姿」





△モドル