PKA-H0

Panzer Kampf Anzug Ausf H0
ぺ−カーア−H0

イ)HJ82/7 (作)HJ82/8(Kow) 

 シュトラール軍、装甲戦闘服。傭兵軍AFSに対抗すべく開発されたPanzer Kampf Anzug(装甲戦闘服)の頭文字をとって名付けられた、装甲軽戦闘偵察機PK41ホルニッセの独立行動・戦闘可能なコクピットである。原則としてPKAはPK41と組み合わされ、ホルニッセとして行動することとされていたが、自体、強力な戦闘能力を有しているPKAは独立した兵器として使用されることも多い。
(NITTO:MA.Kキットパッケージより)

 PKAは、空中機動時の視界確保の必要性から、当初AFSと同様の覗き窓しか開いていなかった頭部を大きく切り開き、軽量の強化樹脂キャノピーを取り付けた。しかしこの軽量強化樹脂は、AFSの中間赤外線レーザーはおろか、小火器の直撃や中口径砲弾の至近炸裂破片なども充分に防ぐことができなかった。しかしながら、超硬質のタングステン装甲特殊セラミック装甲によって構成される主要装甲は、小火器の直撃や中口径砲弾の至近炸裂破片などはもとより、AFSの中間赤外線レーザーの直撃に対してもかなり大きな防御力を示した。生産開始直前に仕様変更が行われたPK41の生産が遅れたため、先行生産されたPKA200機が単体で即座に戦場に投入された。その一部を受領した第150装甲猟兵大隊は、ジークフリート・レンプケ大尉(後に少佐)の指揮により傭兵側のサンドストーカー23輛を撃破するという華々しいデビューを飾っている。(HOBBY JAPAN 別冊より)

PKA-H1 HEINRICH

ペーカーアーH1 ハインリッヒ

 PKAは最初の量産型、PKAH0の生産と並行して、さまざまな改良が試みられたが、当時、最優先生産されていたPKAのラインを乱さずに、H0型はH1型へと移行していった。HI型は、H0型の機関出力をアップし、装甲も強化され、さらにサイト、ラジオなどの装備も改良されたが、固定武装を持たないこと、頭部キャノピーの問題などは解決されず、PKA-Hシリーズは基本設計をやり直したG型、さらにK型へと発展してゆく。
(NITTO:S.F.3.D.ORIGINALキットパッケージより)

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Original Text by Hiroshi Ichimura & Kow Yokoyama.