GUSTAV

(グスタフ)
Panzer Kampf Anzug Ausf.G

※マイオリジナル設定です。公認設定ではありませんので御了承下さい。

○最初期型(量産試作機)

 各種テスト、及び戦場試験でのデータ採集用に少数生産された試作機。H型で問題になった地上戦闘での装甲の弱さを補うべく重装甲としたもの。まだ基本構造体にH型を使用しているので脚部にH型の面影が残る。テストの結果、H型にくらべると防弾性は大幅に向上されたが、視界の狭さと重量増加による出力不足が問題として残された。

←別冊のカラーバリエーションにある側面図で、頭部のシルエットが異なり、ひさしが前方に大きく被っている。腿部分の装甲に前後接合表現があります。

○初期量産型(最初に実戦配備された機体)

 量産試作機のテストの結果、視界の狭さと重量増加が問題として残され、結局新設計された高出力エンジンを載せる事で出力を補った。以前より大きくなったエンジンを納める為に、頭部装甲の後端が大きくなった。また、前後分割だった腿部分も一体整形となっている。同時に、テストパイロットから不評だったホルニッセ搭載時の視界を改善するべく、前部窓の上部分を後退させ、僅かだが上方視界を広げたが、相変わらずパイロットからは不評だった。

HJ誌連載時の横山先生のオリジナルモデルと位置付けております。

○中期量産型

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 各部構造の見直しにより、生産性の向上、重量減、出力の向上を達成した。頭部装甲の接合部分に変更が見られる。戦線からオーバーホールの為に送られた初期生産の機体にも新設計の装甲を施した為、外見から初期量産機との区別はつかなくなっている。

キット箱裏のイラストバージョンです。

○後期量産型

 最終量産タイプ。地上戦を重視したマイナーチェンジをされた。若干の出力向上、腕、脚部装甲を強化。この為に手足が一回り太くなった。前部窓の上方視界も更に広げられたが、ホルニッセ搭載時の視界確保ではなく、地上戦における視界改善を重視した改良であった。この最終型と同じ生産ラインで、ホルニッセ搭載用に視界を広くとり、改良型レーザーを装備したK型を生産し、指揮官やエースパイロットに優先して配備された。しかしK型の配備はなかなか進まず、K型の配備を待ち望むグスタフパイロットの憂鬱はしばらく続いた。やがてK型の生産が軌道に乗ると、G型は陸戦兵器として陸軍に、K型は空軍に配備されるようになり、それぞれ特殊任務用に様々なバリエーションを派生していく。

←キットバージョンです。

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MA.K. Copyright (C) Kow Yokoyama 1998. All Rights Reserved.
Maschinen KrigerAll Original Design & Illustration & Modeling by Kow Yokoyama.
Original Text by Hiroshi Ichimura & Kow Yokoyama.