Super Armored Fighting Suit
Next Generation

イ）00年、PlayOnline誌　（作）MG'00/6

　傭兵軍、次期主力装甲戦闘服。Mk.IIIでエンジンのボアアップが計られたSAFSシリーズは、シュトラール軍の戦術の変化に対応する為、より以上の対ECM機器を搭載することを迫られた。ラプタ−は宇宙型SAFSスネークアイと同時開発された新型の間接視認システム及び電装を持ち、マイクロ波を利用した衛星通信網に常時接続され戦術的展開を行う。しかし、大出力を発揮するユニットを極限まで小さく、軽量化している関係で塵埃と湿気の影響を受けやすく、宇宙空間ならまだしも、地上で使うには入念な整備が必要であり、保守管理を怠ると、行動中に致命的な故障を起こす代物だった。兵士達は「ヌーサンス」（厄介者）と呼んでいた。しかし完璧に調整されたラプタ−は、驚くべき高性能を発揮した。それを知る物は感嘆と愛情をもってヌーサンスと呼んだ。

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