AFS Mk.I 

           Armored Fighting Suit Mk.I

イ)HJ82/5 (作)HJ82/5(Kow : Mk.I/Mk.II)

 傭兵軍、装甲戦闘服。Armored fighting suit(装甲戦闘服)の頭文字を取って命名された。機械技師フレール・フルマ−によって発明された辺境開拓用体力強化スーツを元に、露出部分にタングステン鋼とカーボン強化樹脂による複合装甲を施し、左腕には固定武装としてPrg.41中間赤外線エネルギーレーザーガンを装備する。AFSに搭載している燃料を使って、装甲車両に対するフルパワー射撃ならば7回、非装甲物や兵員に対するハーフパワー射撃ならば50回のレーザー発射が可能であった。当初はゲリラ戦用の補助兵器として限定生産されるはずであったが、試作14機で編成された第一特殊歩兵中隊の思わぬ戦果により、正式に傭兵軍主力兵器として大量生産される事となった。
 Mk.1は量産初期型で、試作型のエンジンをより強力なHL62TRM(t)に換装、最高速度50キロを出すことができた。また、FuG 5-L 中〜近距離用通信機と、レーザーガン用のTZF4/38光学照準機を搭載、北米大陸の岩塩採掘所跡地に設置された傭兵軍中央陸軍工廠で生産され、2314機がロールアウトしている。
 バリエーションとして、FuG 5-L 中〜近距離用通信機をFuG 8-B 中〜長距離用通信機に積み換えた指揮官用AFSがあったが、これは主に戦闘による破損やオーバーホールのため前線から送り返されてきた古いAFS Mk.Iを改造して製作された。

(HOBBY JAPAN 別冊より)


●整備ハンガーに固定されているAFS Mk.I。
上図ではエンジンメンテナンスのためか、手足は外されている。着用時には、メンテナンスハッチと共に背部エンジンユニットも持ち上がり、背後から狭い機体に潜り込まなければならなかった。一人で着用するには、機体をうつ伏せにしたのだろうか?

●AFS Mk.I

Manufacturer

傭兵軍中央陸軍工廠

Chassis Nos

1007〜3321

Crew

1

Weight(tons)

0.35

Length(metres)

0.81

Width(metres)

0.78

Heigit(metres)

1.75〜2.05

Armament

4cmPrg.41レーザーガン×1

Sight

TZF4/38

Radio

FuG5-L

Engine

HL62TRM(t)

Max Speeds(km/hr)

50

Range(km)

220

Armour(mm)

5mmタングステン装甲+10mm強化樹脂装甲

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Original Text by Hiroshi Ichimura & Kow Yokoyama.