かんじ・漢検コース

英語で言いたいことを言えるようになるにはまず、母国語でしっかりと表現出来ることが大切です。
英語圏では子ども達はアルファベットとフォニックスを習得すれば、あとは辞書を片手に様々な書物を読むことが出来ますが、日本で育つ子ども達はまず漢字を習得しなければ書物から知識を得る事が出来ません。

かんじ・漢検コースはECCジュニアオリジナル教材を使ってしっかり漢字をマスター、「漢検」合格を目指して学習するコースです。

オリジナル学習プリントでは漢字の読み書き・筆順・画数・類義語・対義語・文字の成り立ちなどのマメ知識などを学ぶことが出来ます。これには小学校では学ばない読みも含まれるため、語彙としてはしばしば「子どもには難しいかな？」と思われる語句も含まれます。

例えば小学校では２年生で学習する「兄」という漢字。
”あに””キョウ”という読みは学校でも習いますが”ケイ”という読みは中学生になってから習うことになっています。この読みを使った用語の例に ”父兄”がありますが、確かに小学２年生にはちょっと難しい言葉です。

当コースではこの”ちょっと難しい読み”も学習していきます。それは漢検にその読みも出題範囲に含まれるからに他なりませんが、そうでなくても新しく漢字を学習する時というのは子どもたちにとってももっともその漢字への興味が高まっている瞬間でもありますので、すべての読みを導入しておくというのは意義の有ることです。

先ほどの例ですと、小学生でも保護者宛のお手紙を貰えば”父兄”という文字を目にすることもあるでしょう、父と兄なんだからお母さんは含まれないよね？あれれ？これって誰宛の手紙？？なんてちょっと不思議に思うかもしれません（何を隠そう私は小学校の時この用語がとっても疑問でした。最近では性差別用語として敬遠される事もあるようですが・・・）。

漢字は英語と違って普通に日本に住んでいれば繰り返し目にするモノですから、漢字を習うときにそのすべての読みに触れておくことで成長と共にしっかり自分の語彙として身につけていくことが出来ます。

・・・でもやっぱりその言葉の意味は子どもには難しいわけで、教室では一緒に辞書を引いて意味を確認したりしながら学習をすすめています。

	学習の目安	学習の内容
10級	幼児・小学１年生〜	運筆練習、ひらがな・カタカナの読み書き。 小学１年生までの学習漢字80字
9級	小学２年生〜	小学２年生までの学習漢字240字
8級	小学３年生〜	小学３年生までの学習漢字440字を理解し、文や文章の中で使えるようにする。
7級	小学４年生〜	小学４年生までの学習漢字640字を理解し、文章の中で使えるようにする。
6級	小学５年生〜	小学５年生までの学習漢字825字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割を知り、正しく使えるようにする。
5級	小学６年生〜	小学６年生までの学習漢字1006字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割に対する理解を深め、文章の中で適切に使えるようにする。
4級	中学１年生〜	常用漢字1300字を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。
3級	中学２・３年生〜	常用漢字1600字を理解し、文章の中で適切に使えるようにする。
準2級	高校生〜	常用漢字1945字の大体を理解し、文章の適切に使えるようにする。

漢字検定合格を目指すことで得られる達成感をモチベーションに、各級ごとの漢字ポスターや合格プレミアムなどのサポートグッズで子ども達のやる気を盛り立てます！ →漢検合格バッジ

尚、当教室では年２回漢字検定を実施しています。普段から学習している環境で受験頂けますので、リラックスして試験に臨んで頂くことが出来ます。

※「漢検」は、財団法人 日本漢字能力検定協会の商標です。