伊勢の森神社の祭り

獅子の綱渡り


伊勢の森神社の春の祭は知る人ぞ知る、獅子が綱渡りをするお祭りです。
そういうと、村の名人が磨きぬいた技を、年に一度の晴れ舞台とばかりに披露する姿を想像してしまいますが、綱渡りをするのは、その年の担当集落の若い衆。まったく普通の青年です。
だから当然、途中で落ちそうになったり、腕が疲れて一休みしたりといった一幕もあります。
そんな時は「しっかりせい!」「がんばれ!」と見物客の声援も飛び、若い衆は最後の力を振り絞って、綱を渡りきります。
洗練された祭ではありませんが、 その危険な技に挑戦する若者の姿と、 暖かく見守る人々のほのぼのとした雰囲気が何とも言えずよいのです。

お猿のこども去年の猿役の子供は芸達者。 幼稚園生のちびちゃんは本物の猿みたいです。


4月の第2日曜日に行われます。
津名町中田。


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