Letter

2001.11.18
今日は休みだったので、久しぶりにゴロゴロして過ごしました。
テレビを見ていると、報道番組で「ショウ・ザ・フラッグ」と言われて、 云々かんぬんという話が出てきました。
アーミテージ米国防長官に"Show the flag."と言われて、 早とちりした政府が自衛隊を戦場に送らなきゃいけないんだと思い、 右往左往して2ヶ月。
いまだに、報道番組に出てくる賢い人にも"Show the flag."という言葉の意味は飲み込めていないような 発言の内容でした。
アーミテージ国防長官の"Show the flag."発言の後、ベーカー駐日大使は、「英語の古い言 いまわしであり、自衛隊派遣を求めたものとは思えない」と語ったわけですが、 だったらどういう意味なんだろうかと、私は手持ちの英和辞典を引いてみました。
FLAGの項には確かに"Show the flag"という言いまわしが出ていて、 以下のように書かれていました。
(1)(特に軍の援護などで)自己の要求・利益を主張する。
(2)会合に顔を出す。
(3)外国の港を正式訪問する。
どこにも戦争しろとは書いてありませんでした。
ついでに、広辞林を引いてみると、「旗を見せる」という表現はありませんでしたが、 「旗を揚げる」=[(兵を集めて)物事を始める。]となっていました。
「旗を見せろ。」と直訳されて、 日本人が戦争をしろといわれているのだと勘違いするのも無理はありませんね。
しかし、優秀な通訳が高校生の使う英和辞典に載っている常套句を誤訳して、 後でその間違いに気付かないわけがないのですから、 政府はその誤訳を利用して、自衛隊を派遣したってことでしょうか。
そう思うと嫌な気分になりました。

7時からはお気に入りの「鉄腕ダッシュ」で機嫌を直しました。
前から、TOKIOの一生懸命が好きで、よく見ていましたが、 田舎に土地を買い、農業を始めてから益々楽しみになりました。
土地のお爺さんが昔ながらの農法や田舎での自給的生活を指導してくれるのですが、 このお爺さんはなんでも知っています。
若い農家の人でも知らないような、農業の技術や生活の知恵をTOKIOは学んでいきます。
そんな経験ができるのは幸せなことですよね。

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