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その他GK


 

by MIKE HILL


  
 アメリカのジオメトリック社より発売されている、マイク・ヒル原型のWEREWOLFです。大阪松屋町の怪物屋さんにて衝動買いしてしまいました。

 前回、吉沢さんのキャミーでサフレスを勉強してみましたので、それを踏まえて塗装してみました。色を重ねる度に変わっていくその姿や表情を見ていて、今までにない楽しみを感じてしまいました。1/4サイズという手ごろな大きさなので、塗り易かったのも大きいと思います。

 組み立てはワンパーツなので不要ですが、マフラーの先や襟元など、レジンが流れきっていなかったので、エポキシパテにて自作しました。海外キットですが、ジオメトリック社の製品は比較的ましな方ですので、たまたま当たりが悪かったのでしょう。
 塗装は、前回のキャミーを踏まえていますが、サフレス塗装ではないので、前出のパテ処理後グレーサフを吹いています。やっぱりグレーサフは処理残しが良く判るので、非常に楽ですね。白に近いアイボリーをベース色として、サフレスのレジンの様にしました。これで、サフレスを応用できる下地つくりを終えた感じです。
 
 

 ベースが出来たところで、本格的に塗装段階へ入る訳ですが、塗る順番は、下から上ですので、肌を塗り、シャツ、上着、マフラーとなります。
 クリアレッドにて皺部分を塗り、クリアオレンジにて影の部分を意識しながら重ね、大体の肌を作ります。
 ワイシャツの白は、ホワイトにグレーを混ぜたモノをベースとし、ジャケットの黒は、ブルー・レッド・イエローの混色で造った黒っぽいブルーグレーをベースにしています。
 前回同様、苦労した髪の毛ですが、筆塗りするとどうしても肌との境目がハッキリとしてしまうので、今回はパステルを使ってみることにしました。結構自然な感じで生え際を表現できた感じがするので、結果、成功だったと思います。


 瞳に関しては、前回の1/6ではなく1/4のキットですので、大分楽しく塗る事ができました。と言っても、よりリアルに見えるように色々試してみました。
 このキットの面白さは、変化が目に見えて判る事だと思いました。塗ればるるだけ、手を加えれば加えるだけ、ちゃんとおっさんの顔になってくるのです。
 製作時間も3日あれば、十分ですので、はまってしまいそうです。
 次もフランケンシュタインが待っています。