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発売元不明なキングコングのレジンキットです。岩までもが中空ではなく、無垢なので塗装時には、左手がかなり疲れるキットでした。 |
造形的な出来としては、全く問題ないと言うよりもむしろ、素晴らしい出来です。と言うのも、このキットは恐らくイノウエアーツの富士山麓の決闘コングをいじったものだと思います。 |

私の所有しているアーツのコングは、例えば足の先が欠落していたりするなと、一部レジンが流れきっていない箇所が見当たるのですが、このキットは最近抜かれたとみえて、隅々まで綺麗にレジンが流されていました。(余計ところに固まりとなっている箇所やパーティングラインのズレなど組み立て前の手間は、それなりに掛かりましたが・・・) |


手首から先が、岩にくっ付いていましたので、塗りにくいのを承知で、先にエポキシ接着剤と真鍮線で接続してから、塗装しました。
コング本体は、サフ吹きの上に、ホワイトをベースとして吹き付け、クリアオレンジ・クリアレッド・クリアブルーの割合を変えたクリアブラウンを5回程重ね吹きしています。
岩とベースは、サフを吹いた後に、コングにウオッシィングするついでにウオッシィングし、明るいグレーにてドライブラシしただけの手抜き仕上げです。(以外に雰囲気が出でいたのでつい・・・)(^_^;)。岩とベースの濃淡の差を出すために、スモークグレーを調整をしながら上吹きしています。 |




背中の皺の寄り方なんて、富士山麓そのものですよね。富士山麓は、右手を大きく振り上げているので、皺が右上に引きあがっているのでが、このキットの場合、両腕ともに上に上がっている訳ですから、厳密に言えば、違和感があるように思えます。(波田陽区ばりに残念!)
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今回、初めてガイアノーツのレジンウオッシュを使ってみました。説明書きには、「漬け置き後、水で洗い流して下さい」と書かれていましたので、その通りにしたのですが、やはりクレンザーと中性洗剤を混ぜたもので擦り取らないとダメみたいです。(当然といえば当然ですよね)
でも、ガイアノーツの商品ってかなりお買い得感がありますね。私は、レジンウオッシュだけでも5リットル分購入しました。
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