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三角 ゴジラGK




 
 田渕浩史さん原型製作の機龍04です。私的には、機龍の中では決定版なのでは?と思っています。当初、値段もそこそこするキットなので、どうしようかと悩んでいたのですが、塗装済み完成品を見る機会があって、決心しました。
 画像があまり上手く写せていないので、見る方によっては疑問の声もあるかも知れませんが、実物は本当に良いですよ。

 

 

 このキット。確か購入したのが12月の初め頃なので、製作日数約3ヶ月ぐらい掛かっています。と言っても、ずーと掛かりきりだった訳ではありません。(途中でT’sFactoの韮澤ゴジラ・初ゴジ骨格モデル・アペンディックスの1991ゴジラなど完成させていますから、結局は飽き性か浮気性なのでしょう。)
 なぜ、こんなに掛かってしまったかと言うと、それはひとえにパーツの下処理のせいです。完成品では、惚れ込んだのですが、兎に角大変でした。表面パーツが金属の設定ですので、つるつるに仕上なくてはダメなのですが、結構気泡があったり(個体差もあると思います)、パーテイングラインが凹んでいる為に、リューターで削り落とす訳にもいかず、全てのパーツに一旦パテ埋めをしてからペーパーを当てなければなりませんでした。
 12月はこの処理だけで、会社からの帰宅後の時間を全て費やしました。(結構、煮詰まりました(-_-;) けど、これがガレージキットの醍醐味と思えば、それもまた楽しいかも・・・)
 このままでは、こいつものお蔵入りかなと思って、他のキットを作ったのですが、結果的には完成までこぎ着けホッとしています。
 

 

 そんなこんなで、塗装は1月の末頃からやり始めることになりました。
 今回の塗装は、以前ガンプラを作った経験を活かし、マックス塗りに習い、サフ吹きの後、下地に訳の分からないグレー(マックスグレーみたいなもの)をエッジを中心に全体に塗り、面の中心から外側に向かってシルバーを吹きました(こうすることで発色が良くなるそうです。)また、シルバーもMr.カラーの普通のシルバーではなく、クロームシルバーとスーパーファインシルバーを使いました。このシルバーは、1瓶600円もするのですが、光沢具合もシルバーらしさも一般のシルバーとは比べ物にならない程良いと思います。
 目は、シルバー下地の上にクリアオレンジとクリアレッドを重ね吹きしています。
 黒っぽい部分は、スーパーブラック・ブラック・焼鉄色をイメージや設定によって使いました。
 また、マスキングが苦手な私は、その他の色をエナメルカラーにて塗装しています。
 最後に、オイル汚れ等を表現する為に、クリアにブラック少量を混ぜたものを吹き付けてみました。
 

 



 このキットは、スパイラルクロウが付属していたり、バックユニット等を取り外す事により、重装備型と高機動型とにする事が出来ます。(腕の部分に取り付け用の穴を別に設けなければなりませんが・・・) 完成してからも何回も付けたり、外したりしたくなります。個人的には下半身のボリューム感を生かす為にも、重装備型の方が好みです。