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ゴジラＧＫ	浅井造型さんから発売されたキングギドラレジンキットです。全高６０ｃｍ・全長７３ｃｍ・全幅７０ｃｍもある巨大キットです。大きさも然る事ながら、このキットの魅力は何といっても、羽根の表情と薄さだと思います。 　かなり以前に購入して組立てまで行っていたのですが、０．３ｍｍのハンドピースしかなかった私には、かなり強敵なキットでしたので、作業部屋に置きっぱなしになっていました。何度、羽根先の爪を服に引っ掛けて飛ばし、作業部屋を這いつくばったことでしたか・・・ 　０．５ｍｍのハンドピースの能力をフルに感じる事の出来たキットでした。 　 　 　組立てなんですが、パーツの合いに別段の問題は無く、大きさ故の取り回し以外に苦労はありません。ただ、ジョイント部のパテ埋めには、少々の作業が必要でした。ゴジラ等と違い、モールドを筋状に作るのではなく、ウロコを一枚一枚エポパテにて作った上に、硬化後リューターで削り、重ね合わせ感を出しました。 　また、角や羽根先の爪など細いパーツにも１ｍｍの真鍮線を差し込んでいます。（にも関わらず、何度も服に引っ掛けては、パーツを欠損させて、見失ってしまいそうになりました。） 　 　 　ブログにも書きましたが、塗装は、サフ吹きの後全身をラッカーの黒で塗り、次にシルバーを重ねました。（お陰で、塗り残して、後からまた塗る必要はありませんでした。） 　次にクリアーオレンジにて薄く全身を吹き、全体に金色にし、アクセント部分にさらにクリアーオレンジを重ねました。ウォッシィングは、エナメルの黒っぽいブラウンにて行い、全体の金金さを抑えるために、クリアーグレーにて色調整をしました。 　目はクリアーオレンジをベースにし、黒目を描き、黒の輪郭を残しながら、内側をホワイトで塗りつぶし、再度クリアーオレンジを塗りました。その後、ブラウンにて中心部を描き、また輪郭を残しながら黒目を入れ、最後にオレンジとブラウンにて光彩を書き込みました。 　　 　 　過去にも、ボークスのOHギドラなど、３０ｃｍサイズのギドラはありましたが、その他のサイズのものも含めて、これほど躍動感があり、存在感のあるギドラは他にないと思っています。 　長い間、作業部屋に居座っていて、移動できたのは非常に嬉しいのですが、このキットのない作業部屋は、まだ馴染んでいません。（^_^;）