自作溝切機作成記録

作成のきっかけ

水稲栽培の中で、私の一番嫌いな作業が「溝切」です。 暑い時季に水田の中で溝切機を押しながら歩くのは「苦痛」としか言いようがありません。 そこで、楽をして「溝切」ができないものかといろいろで調べましたが、 市販されている「溝切アタッチメント」は 結構いいお値段がします。そこで、自作することに決めました。 コンセプトは「シンプル&安価」ということで、 水道用や足場用鋼管等ホームセンタで販売している市販品を活用します。

作成記録

~23年5月14日:ネットオークションで田植機本体を落札。 出品者の方が県内ということもあり引き取りに行きました。 ヤンマーARP5Gかなり古そうな田植機ですが、 必要なシャーシ部分と、アタッチメント上昇の油圧は全然問題ありませんでした。 さっそく不要な田植ユニット・施肥ユニットの取り外しにかかりました。 使わない部分なので気楽に解体できました。

~23年5月:田植終了後から本格的に溝切アタッチメントの作成に入ります。 図面があるような無いような。現物合わせでの作成となります。

○ARP5Gはこの部分で田植ユニットとつながっています。 溝切アタッチメントはこの部分の4つの穴を利用して固定することにしました。


最初の構想・・・固定力が弱いため不採用

改良型 普通のボルトに変更 まわり止めを溶接 ・・・でも固定力が弱い

最終型・・・溝切機のポイントはここです。

◎羽部分の作成・・・田植機のわだちで十分深い溝が掘れます。 羽はわだちをきれいに整形する役目でよいと考えました。 コンセプトに従いシンプルが基本です。

羽のささえ部分

◎羽の部分@ A B・・・C型チャンネルを「く」の字状に折り、そこにステンレス板をビス止め

羽の完成形

試運転1試運転2

試運転の結果・・・ 丸パイプを使っているため回転してしまいました。

これで完成。知り合いからの依頼もあり2号機(右)も誕生!

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