中山道宿場町

宿場町の面影がほら、ここに・・・

中山道の様子

愛知川の宿場は、宿場の規模としては中ぐらいでしたが、活気あふれ、にぎわいのある宿場町として発展していました。愛知川商人と呼ばれる人々がこの地を発展させてきたのですが、宿場町としての歴史と伝統を受け継いで、その後も長い間、商業のまちとして栄えてきました。現代でも、当時隆盛をきわめた宿場町の面影がまちのところどころに残っています。どっしりと構える常夜灯や脇本陣跡の石碑はその代表で、宿場町としてにぎわっていた当時をしのばせています。また今も商店街として活気づいている中山道沿いの家並みを見ると、格子を組んだ窓のある家がちらほら残っており、まちの歴史の一端をかいま見ることができます。

「中山道愛知川宿 まちかど博物館」

るーぶる愛知川(愛知川駅コミュニティハウス)

旅の出発点、見る・遊ぶ・食べる

施設利用時間:午前8時〜午後5時まで [案内図]

愛知川駅前景

近江鉄道「愛知川駅」の新駅舎として誕生した「るーぶる愛知川」は「中山道愛知川宿」をコンセプトに、いにしえの宿場町の機能を現代の旅人に向けて果していくことを目的としています。愛荘町の風情や風土を、びん細工手まりをはじめとする伝統工芸品や町の観光情報、郷土物産、それに建物のクラシカルな雰囲気を通じて感じていただき、旅の基点にふさわしいスペースを目指しています。また「るーぶる愛知川」はその言葉の響きからも、町の小さな美術館として、人が集う空間づくりを進めていきます。一枚の絵にふと立ち止まってみる。そんな出会いも旅と呼べるのではないでしょうか。著名な作家の作品を3週間ごとに入れ換え、展示しております。

情報交換スペース

情報スペースの写真

待ち時間の間に交わした言葉がその町を好きになるきっかけになるかもしれません。地元とのコミュニケーションを目的に地域情報の提供を行い、また町の観光案内所を設けています。

  • 駅売店販売品

郷土物産展示スペース

郷土物産展示スペース

その町で栄えたものは当然、その町の風土を色濃く反映しているはず。旅のあとのお土産で、町の風情をもう一度楽しんでみてください。

  • 郷土物産展示品

近江上布伝統産業会館

まごころの伝承

施設利用時間:午前9時半〜午後4時半まで 休館日:祝日・年末年始 [案内図]

所在地:愛荘町愛知川13-7 電話番号:0749-42-3246

近江上布の写真

愛荘町では、愛知川の良質で豊かな水によって、全国に誇るべき、さまざまな伝統産業や文化が育まれてきました。なかでも、鎌倉時代に京都の職人が移り住み、その技術を伝えたといわれている近江上布は、まちの特産品として現在でも新商品の開発が積極的に行なわれています。昭和52年には、国の伝統的工芸品に指定されました。このようにこの地で麻織物が発展した理由は、愛知川の水が良質かつ豊かであり、湿度が高かったことがあげられます。また近江商人の活踵も抜きには語れません。また女性用着尺地として用いちれてきた近江上布ですが、最近では、そのしなやかな風合いと涼感が注目を集め、洋服地をはじめ、タペストリーやクッションなどのインテリアグッズも人気を呼んでいます。このように、麻織物の盛んな愛荘町には、近江上布の歴史がわかる「近江上布伝統産業会館」があります。ここには、麻に関する貴重な資料や、古くから現在にいたるまでにつくられた製品などが取りそろえられ、近江上布をさらに詳しく知ることができます。

社寺仏閣

豊満神社(とよみつじんじゃ)

[案内図]

豊満神社の写真

愛知川駅から南の方に歩いて、約2キロメートルのところにあるのが豊満神社。一般に「旗神さん」また「御旗さん」という呼び名で親しまれています。境内にある竹を切って旗ざおにすると戦いに勝つと言われているため、源頼朝をはじめ多くの武将が豊満神社の竹で旗ざおを作った伝えられています。また鎌倉時代後期に建立された四脚門は入母屋造りこけら葺きで国の重要文化財に指定されています。

大隴神社(だいろうじんじゃ)

[案内図]

町の北部、静寂の中ひっそりと建っている大隴神社は古くは大領(だいりょう)神社と呼ばれていました。大領とは古代の郡役所の長官のことで、ここには代々の郡役所長官が奉祀されています。境内を包み込んでいる静けさが心に染み入る神社です。

宝満寺(ほうまんじ)

[案内図]

宝満寺の写真

宝満寺は親鸞聖人お手植えの紅梅(写真左下)があることで有名です。愛知川が氾濫して川を渡ることができなくなったとき親鸞聖人は、ここに仮宿を持たれました。その時に植えられたのが紅梅で、毎年たくさんの人々がこの梅を見に訪れます。あなたも是非この紅梅をご覧あれ。またこの寺には、聖人直筆の掛け軸が寺宝として保存されています。

八幡神社

[案内図]

八幡神社は、社伝によれば、聖徳太子が当地での物部守屋との戦で身の安全を祈願された際、神託により当社に身をひそめたところ、難を免れることができたため報賽の田園を奉納されたようです。それ以来皇室の尊崇があったといわれています。また春祭りには鮠魚を献じ、秋祭りには赤蕪を神供する古例があります。境内にどっしりとかまえている本殿は県の有形文化財に指定されています

御崎神社(みさきじんじゃ)

[案内図]

大隴神社から南へ少し行った愛知川河川沿いには川原・御崎神社があります。この神社では毎年5月4日に先祖供養のために火祭りが行われます。この勇壮な祭りは県下でもかなり有名で、当日の夜には近隣の町より多くの観光者が訪れます。

明治天皇がお小休された

[案内図]

竹平楼の写真

明治天皇がお小休されたことで有名な竹平樓は、江戸時代の宝暦8年(1758)、中山道宿場町の愛知川で初代平八が竹の子屋の屋号で旅籠を創業したのがはじまりです。3代目平八のとき明治天皇の北陸東山道御巡行がありその際お小休されるということで建てられたのが現在の竹平樓の御座所です。部屋の間取りや建て方が特徴的なので、一見の価値があります。また素材の良さが生きています。建築後、約120年たってもくるいがないほどなのです。明治天皇の御座所ということで、戦前までは史蹟として扱われましたが戦後になって解除され、現在は個人で大切に保存されており、登録有形文化財に指定されています。

地酒「旭日」

[案内図]

藤居本家の写真

今ではほとんど見ることのできなくなった総けやき造りの酒蔵を持つのがここ藤居本家です。宮中献上の栄をたまわる新嘗祭の御神酒をはじめ全国地酒百選に選ばれた「旭日」の醸造元。醸造工程を見学した後は、きき酒コーナーでの試飲はいかが?

伝承工芸 「びん細工手まり」

まちの誇り 「びん細工手まり」

びん細工手まりは「愛荘町立愛知川びんてまりの館」に展示しております。

開館時間は愛荘町立図書館のホームページでご確認ください。

[愛知川図書館案内図]

びん細工手まりの写真

愛荘町愛知川地区に古くから伝わる「びん細工手まり」。その繊細な技術と華麗な美術面で、すでに高い評価をいただいております。もともと祖母から孫へ、さらにはその子へと作り伝えられてきた「手まり」がいつ頃、だれが、どこで、どうして「びんの中」に入ったのか。愛荘町では、この「びん細工手まり」を町の伝承工芸とし、この文化資源を地域振興の「宝」として広く展開することにしました。

仲良く、まるくの縁起物

びんてまりの館の写真

伝承工芸『びん細工手まり』保存会が愛知川町に誕生したのが、昭和48年3月。年1回の講習会を続け、びん細工手まり技術の灯を消すことなく今日に及んでいます。今では、会員も約200名になり月1回の技術研修が行われています。心ある人にはまるく「家庭円満」で中がよく「仲良く」見えるなどと、新築祝い、嫁入り道具などに喜ばれています。

愛知川町伝承工芸「びん細工手まり」意匠登録 第1047407号

愛知川太鼓

太鼓づくり

太鼓づくりの写真

愛荘町の太鼓は、江戸時代の中頃より愛知川の良質な水を利用してつくられてきました。皮を水にさらしながら、約1カ月問なめし、その後脱毛して自然乾燥させていきます。磨きあげられた技でつくられる太鼓の音はハリがあり心に響きわたります。

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