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オリジナル曲のパターンをコード変換しても効果がわかりにくいので、プロコルハルムの「青い影」に挑戦します。 |
whiter_shade_qy.mid |
まず、元曲の構成に注目。
全体にAメロもBメロも目立った変化は無いので、ほとんどの部分は、Main_Aを使う事にします。
CMaj7のコードで4小節のフレーズを作りました。
また、「決め」のフレーズで3連になる箇所は、Fill_ABに1小節で作りました。
また、オルガンは、左手と右手のパートを別トラックに作ってあります。
聞いていただくと分かりますが、これだけだと、芸の無いバッキングに聞こえます。
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whiter_shade_of_pale.mid
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上記のパターンをQY70でコード変換したデータです。
曲らしく聞こえるようになりました。
しかし、音が濁って聞こえる箇所があります。
原因は、分数コードの変換に問題があります。
QY70のコードトラックは、分数コードの場合、ルート音は、反映されません。
もちろん、ベース・トラックは、ルート音に変換されます。
具体的には、ConBの場合、コード・トラックは、C,E,G,Cとなり、ベース・トラックは、Bとなります。
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whiter_shade_of_pale_edit.mid |
そこで、QY70で、自分の意図したとおりに変換されない場合は、手作業で編集してやります。
上記のデータを聞くと、オルガンが鳴りっぱなしなので、音を間引く必要がありますね。
具体的には、ルート音はすべて削除しました。
これにより、コードがベタッと重くならなくなり、また、
分数コードの部分もきれいに響くようになりました。
オルガンの左手のパートが1オクターブ高く変換されていますので、1オクターブ下げてやります。
また、運指を考えて、押さえっぱなしの音は、小節をまたいでいても1つの音にまとめます。
ついでに、あのイントロの印象的なフレーズや曲中のグリッサンドも入力します。
仕上げに、ロータリー・スピーカーを通した音に聞こえるようエフェクトを調整しました。
いかがでしょうか?イントロから1コーラスまでを収録してあります。
一度、聞いてみて下さい。QY70で再生する事を前提に音作りをしてあります。
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whiter.BLK
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QY70のバルク・データです。
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