QY70をもっと使いこなそう!

みなさんは、QY70をどのように使われていますか?

1.プリセット・パターンを使っているだけ
2.ユーザー・パターンに自作のパターンを入力している
3.コード変換機能はあまり使わず、モバイルのシーケンサーとして使っている。

さて、みなさんは、いかがですか?

ここで、私からの提案です。
私は、世界にこれしかないのではないかと思うQY70のコード変換機能に強く惹かれていて、曲作りを効率よく進める為に、ユーザー・パターンに自作のパターンを打ち込んで、コード変換させています。

このように作成した自作パターンは、他の曲にも流用可能なので、どんどんストックしていけばいい訳です。

このサイトでは、最終的には、みなさんとの自作パターンのバルク・データの交換が出来るような場になってほしいと思っています。

なお、QY70に関するデータの解説ですので、ここでは、XG音源を想定しています。
GS音源の方は、あしからずご了承下さい。
QY70のコード変換機能の紹介
QY70では、数小節単位である一定のコードのもとに、それに合うフレーズを作っておけば、後は、SONGモードでコード名を指定するだけで、そのコードに変換させる事が出来ます。

操作手順

篠田元一氏の監修した「Black Music Programings」に掲載されている
ディスコ・サウンド」という曲を例にして解説していきます。

1.4小節のフレーズを作ります。・・・・・disco.mid
譜例では、Dm7です。

2.この曲をQY DATA FILERを使って、QY70のSONG_01に転送します。

3.QY70のGet Phrase機能でSONG 01の2〜6小節をU_01にコピーします。

4.SONG_02にU_01のパターンを使って曲を作ります。
コード進行は、Am7の3コードで12小節にしました。

5.SONG_02をSONG_03にコピーします。

6.SONG_03をEXPAND BACKINGします。

7.SONG_03をSMF DATAとして、パソコンに転送します。
disco_song.mid

いかがでしょうか?
元は、Dm7の4小節のフレーズが、見事、コード変換されて、12小節の曲になりました。
ただし、コード変換の具合で、ベースの音などが1オクターブ高くなったりしている箇所は、適宜修正したほうがいい場合もあります。

disco.blk ・・・・・ QY70のバルク・データです。
一度、QY70に取り込んで見てください。
ただし、取り込むとQY70のデータは、すべて上書きされてしまいますから、
気を付けて下さい。



QY70の誕生の経緯をYAMAHAの担当者が語っています。

作品例
Destiny
Electric Pop
Whiter Shade Of Pale
 Procol Harum
Bad Moon Rising
 C.C.R
Wonderful tonight
 Eric Clapton
uber
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