遙かなるED異聞(番外編)
〜四葉京めぐり〜
幸鷹:え〜っと。確かこのあたりでよかったと思いますよ?
泉水:あ、あの本当に神子に承諾もなくこのように出歩いてよろしいのですか?(オロオロ)
泰継:問題ない。私たちは既にこの世界に相応しい着物を着用し、更にこうして案内までついている。
幸鷹:あ・・案内とはもしかして私の事ですか?
イサト:案内なんかなくったって関係ないぜ!俺たちだって知ってる場所に行くだけなんだし。
幸鷹:イサト、知っている場所へ行くとはいえ、京と現代とではそこへたどり着くまでの手段が違いますよ。
泉水:ということは、やはり案内役にいて頂かないと困ります・・よね。
泰継:そういうことだ。確認しておくが、記憶はすべて戻っているのであろうな?
幸鷹:も、もちろん・・・です。ここは私の庭のようなものですからね!フフッ・・
イサト:そのわりには何か手におかしなもの持ってるよな。
泉水:『京都早分かりガイド』?あ・・あの・・・幸鷹殿?(汗)
幸鷹:こ、これは・・・!そ、そう、グルメマップなのです!皆さまにおいしいものをご馳走しようと・・・!
泰継:ぐるめ・・・?
イサト:へ〜!よくわかんねえけど、なんかうまいもん食わせてくれるのか?じゃあ、さっそく行こうぜ!
泉水:イサト・・さっき食べてきたばかりではありませんか・・・。
泰継:だが、飯屋らしきものは通り過ぎてきてしまったぞ?
泉水:そうですね、それよりここは何か手狭な庭園のようでございますが・・・。
幸鷹:ああ、ここです!!ここは現代・・・、つまりこちらの世界での神泉苑です!!!
イサト:おい!ちょっと待て!!飯屋はどうした?!
泉水:そ、そんな事より・・ここがあの神泉苑なのですか?!!いや、そんなハズは!
泰継:泉水の言う通りだ。ここが神泉苑であるはずがない。
幸鷹:皆さんがそう思うのも無理はありませんね。
ここ神泉苑は二条城築城の際、大半を削られてしまったんです。
イサト:うう・・・飯(泣)
泉水:二条じょう・・ですか?
幸鷹:お城のことですよ。つまり貴族の世が終わって代わりに台頭してきた武士が造ったもので・・・。
まあこちらの世界での話ですけれどね。
泰継:その城とやらへ連れて行け。私が話をつけてやる。
泉水:元の姿に戻していただけるでしょうか?
イサト:話を飯に戻そうぜ?
一同:(無視)
幸鷹:あ、あのお二人とも、その武士ももう現代にはいませんから・・。
それより泰継殿、良いところへお連れしますよ。
泰継:良い所とは?
幸鷹:ここです!!!
一同:(は、早!汗)
泉水:こ・・・ここは一体?社で、ございますか?
幸鷹:ここは晴明神社、あの安倍晴明を奉っている神社なのです!!!(ど〜〜ん!)
一同:(し〜〜〜ん)
幸鷹:あれ・・・?
イサト:安倍晴明・・・。
泰継:何を言い出すかと思えば・・・。幸鷹、晴明様は偉大なる陰陽師ではあったがそれは同名である別人であろう。
幸鷹:な、何故ですか?
泰継:私は晴明様の力より作られたもの。
晴明様がどのような人物であったか、それが私には植え付けられている。あそこに見えるのは晴明様ではない。
幸鷹:あそこ・・・?
イサト:なんだあれ!?小さな箱の中で人が動いてる・・・!?
泉水:あ、あの今、陰陽師2・・・と出ましたが・・・?
泰継:何者だこの男、恐れ多くも晴明様を騙るとは・・・!
イサト:なんかすっげえ色気のあるヤツだなあ。晴明ってこんなヤツだったのか。
泰継:だから、違うと言っている!
幸鷹:え?あ・・小さい箱とはあのお土産屋に置いてあるTVの事ですね?
それはその、あれはですね映画の予告と言って!えー、ど、どう説明したものか・・・(汗)
つ、つまりですね!あの方が安倍晴明を演じて彼の偉業を現代に伝えているわけです!・・はい。
あ、あの!とりあえずお参りしたら他へ参りましょう、ね?(野村万斎ってだれだ??)
泉水:なら、あの方は良い方なのですね?(ホッ)
イサト:本来なら泰継がやるべき事なのにな〜!
泰継:そうか、あのものにはすまない事を言った。私も見習うとしよう。
幸鷹:(ふぅ〜汗)で、では次にまいりましょうか♪
イサト:あ〜!ここ覚えてるぞ、こっちの世界に飛ばされたときに落ちた川だろ?
泰継:これは、鴨川か?だが、あの時とは何か違うような気がするな。
泉水:そういえば、目のやり場に困るような男女がいませんね・・・(ホッ)
幸鷹:あれはですね!この京都の名物のひとつでして、私は『等間隔イチャイチャカップル』と呼んでいます!
さすがに午前中は見当たりませんね、では帰りにまた寄ることにしましょう!
イサト:んなもん見て何が面白いんだよ・・・。次行こうぜ、次!
幸鷹:ああ!そうそういい忘れてました♪平安の末期からはここは処刑場として使われてたと聞きます!
イサト:はあ?!!!(|||△|||)
泰継:何をそんなに驚く?
イサト:だってよ!確かに俺らのいた頃もこの辺は死体とかゴロゴロはしてたけど、処刑場だぜ〜?!
きた時にいたあいつら、よく平気な顔してあんな所で逢瀬なんかしてるな〜(汗)
幸鷹:まあ、知らない人もおりますので。
泰継:バカな・・・、こんなにいるのに何故気が付かない?
一同:・・・・・・・・・・、えっ?!(|||△|||)
泉水:あ・・、え。あの、その・・・、で、では経を(汗)
イサト:お、俺も・・・!い、一応僧兵見習だからな・・・。
泰継:まあ、気休めくらいにはなろう。
幸鷹:は、はは・・で、では糺の森へでも行きますか・・・。
泰継:そうだな、連理の榊の霊力に清めて貰うのが良い。
イサト:じゃ、じゃあ、さっさと行こうぜ!(焦)
泉水:あ、あの・・これが連理の榊ですか?
イサト:なんだよ、この細っこいのは!?
幸鷹:ええとですね、何度か代替わりしているそうでして、前の代のものが枯れて
新しく生えてきたものだそうです。生えてきてからまだそんなに年数が経っていないようですね。
イサト:幸鷹、それ、食いもんの本じゃなかったのか?
泰継:知っているというよりは朗読してるに近い。
イサト:庭・・・。そう聞こえてたのはオレの気のせいか?
泰継:イサト。こちらの人間の『庭』という表現は私達京の人間からするなら無きに等しいほどのものだ。
泉水:あ・・、あの(オロオロ) き、きっと幸鷹殿も久しぶりの故郷ゆえ、全てを思い出せていないのでしょう。
幸鷹:も、泉水殿、いえ泉水さま・・・(涙)あなた様だけは、この私が責任を持ってご案内致しますから!
イサト:幸鷹、その本貸せよ。それさえあれば、俺だって案内くらいしてやれるぜ。
幸鷹:・・・イサト、言いましたね?ではここから祇園社まで案内していただきましょう。
ただし!ここから徒歩で移動していたのでは日が暮れてしまいますから、交通機関を使ってくださいね。(フフッ)
イサト:ああ!牛車か?いいぜ!!え〜っと・・・、あれ? そういえばこっちに着てから一度も見てね〜な。
幸鷹:ふふふっ。残念ですがこちらの世界に牛車はありませんよ? 『電車』もしくは『バス』を使い案内をお願いします!
泉水:え・・・?でん?一体それはどういった乗り物なのですか?
泰継:おかしな移動手段をイサトに使わせ、迷うのはごめんだ。
イサト:はは!別に移動出来るものならなんだっていいんだろ?! ・・・お〜い!!!
幸鷹:ち、ちょっとイサト?!
イサト:くは〜〜!!快適だったぜ〜♪
泰継:以外に時間がかかるものなのだな・・・。
泉水:しかしあの男性は『祇園社』と言っただけで、何を驚いていたのでしょう?
幸鷹:・・・、それはこちらの世界では通り名が変わっているからと、結構な距離があるためですよ・・・。
うう・・・(涙)じ、人力車だなんて・・・、一体誰が金払うと(TOT)
イサト:ざっとこんなもんよ、ちょろいちょろい!はっはっはっはっは!!
泉水:イサトもなかなかやりますね。
泰継:ふむ。移動の仕方さえわかれば、場所は京とたいして変わっておらぬようだし、幸鷹に案内を請う必要はないな。
幸鷹:そ、そんな・・・!わかりました、次に移動するときはもっと快適な移動手段を教えて差し上げます!!
イサト:さっきので充分快適だったって!それよりここ・・・。俺、ちょっと思い入れあるかも。
泉水:な、なんだか遠い目・・・?
泰継:なんだ?食い物でも拾ったか?
イサト:・・・泰継テメ〜(怒) いくらオレでも拾い食いなんかするわきゃね〜だろうが!!
フッ♪ここは花梨と・・・、ちょっとな/////
幸鷹:ちょっと?!!ちょっととは一体何がどうちょっとなのですか?!
泉水:・・・・(貧血)
イサト:ちょっとは、ちょっと・・だよ。それ以上は教えてやらね〜!
泰継:何があったかは知らぬが、神子は私と将来を誓い合ったのだからな。
一同:ムッ・・・(怒)
イサト:ふ〜〜ん・・・。でもオレさあ、ここで花梨と・・・。
泉水:な、何があったのですか!?
イサト:だから教えてやらね〜。
幸鷹:イ、イサト!?
泰継:そ、そんなはずは・・・!神子は私と・・・(ブツブツ・・)
イサト:けけけっ!悩め悩め!(いや、ほんとはそんな大層なことじゃねえんだけど・・)
泰継:なんだ、ならば問題ない。
一同:・・・・?????
泉水:ああ!!泰継殿、心をお読みになったのですね?
イサト:な、何ーー!! く・・・。 (チッ!ブチ壊せるチャンスだと思ったのに)
幸鷹:さすがは泰継殿ですね〜。
泉水:あ・・・でもそれでは、我々の心も読まれてしまうということですか・・・。
一同:ハッ・・・!
泰継:問題ない。滅多なことではこのようなことはせぬゆえ。
幸鷹:そ、そうですか、ならば良いのですが・・・しかし・・・。
イサト:滅多なことって・・・。
泉水:神子に関すること全般・・・では?(汗)
泰継:フフフ・・・、もっとも愚かな質問だ。
イサト:フフ・・って(汗)泰継がフフッって(ー△ー;)
幸鷹:本当に何かあった時の事を読まれるのはかなり危険ですね。(汗)
泉水:と、とりあえず場所を変えましょう!!!(極力問題なさそうな所へ)
幸鷹:どうです、みなさん!今のが、この世界の主な移動手段である電車というものなのですよ!
泉水:ち、地の底を走るとは・・・あの世へ続いているのかと思い、生きた心地がしませんでした・・・・。(半泣き)
イサト:そっか?結構面白かったぜ〜! オレの顔映ってたし・・・いてっ! 何すんだ、泰継!!
泰継:ふむ、魂が抜けてあのような形になったのかと思ったが・・・別段問題はないようだな。
イサト:何言ってんだ、おまえの顔も映ってたぞ。気づかなかったのか?
・・・は、は〜ん、さてはビビって半目つむってたんだろ?ケケケッ・・・・いてぇっ!!
泰継:ああ、やはり問題ないようだな。
イサト:て、てめえ・・・(涙目)
泉水:あ、あの、それでここはどこなのでしょうか?
幸鷹:はい、ここは宇治橋で・・・・・。(ハッ!し、しまった〜!!)
泰継:幸鷹・・・、何やら顔色が優れないようだが?
イサト:泰継でなくても、今のお前の顔見たら分かるぞ(汗)
泉水:こ、困りましたね・・・。来たばかりではありますが場所を移した方が良いのでは?(オロオロ)
泰継:まあ待て、是非とも此処にまつわる話とやらを聞いてみたい。
イサト:そうだよな〜!!よ〜く話を聞いてみないことには、此処が本当に宇治橋かどうかも怪しいぜ!
泉水:え、ええ確かにそうですね。此処も随分私達の世界とは異なっておりますからね・・・。
幸鷹:(ホッ、少し話がそれたようですね・・・) え〜、では皆さまこちらをご覧下さい。
はい、この風景、京となんら変わりませんね、宇治橋です。・・・・はい!では次へ参りましょう!
イサト:なんら変わりない・・か?ここ。
泉水:確かに、山並みは同じように思われますが・・・。
泰継:辺りの風景が雑多で、余計なものが目に入ってくる。夜にでもなれば、少しはましになるやもしれぬが。
幸鷹:(ぎっくぅ〜〜(|||△|||))
一同:???
イサト:幸鷹。素直に白状しちまえ。な?
泉水:ええ、初期消火は火が天井に届く前に・・とも申しますし。
イサト:その例えわけわかんね〜って(笑)
泉水:・・・・カツ丼食べますか?
イサト:・・・お前、変な所でこっちの世界の影響ウケてんな(汗)
泰継:さあ、早く楽になるがよい。
幸鷹:あ、あの・・・。それは『話してすっきりしろ』と言う意味での楽、ですか?それとも・・・。
泰継:後者だ。
一同:(まだ言ってもいないのに・・・(|||△|||))
泉水:あの、幸鷹殿、どうなさいました?
イサト:う〜ん、これは俗に言う、魂が抜けた状態ってヤツか?
・・・ああ、なるほど!それなら心を読まれる心配ねえもんな!
泰継:やはり先程の奇妙な乗り物のせいか・・・イサトは図太いだけだったのだな。
一同:(あ、あんたのせいだって・・・(汗))
泰継:さて、では場所を変えるとするか。次は嵐山へでも行ってみるか?
泉水:嵐山、ですか!? 京の端から端への移動では・・・?
泰継:問題ない。この世界の移動手段を用いればすぐであろう?
イサト、案内してくれるのであろうな?
イサト:え"っ・・! お、おう!任せとけっ!
幸鷹:いえいえ!!この街の交通手段は複雑ですので私にお任せ下さい!!!
泉水:幸鷹殿、早くも復活されたのですね?
イサト:自分に都合が良くなると誰でもそうなるよな〜。(笑)
泰継:そうか、復活したのなら先ほどの話の続きを・・・。
幸鷹:おおっと!早く行かないと電車が出てしまいます!!さあ♪ダッシュです!!
一同:(だっしゅ・・とは???)
泉水:この『電車』と言うものは本当に便利なものですね!
神子は、さぞかしあちらの世界では、ご苦労をなされた事でしょう。
イサト:まったくだぜ! この世に勝真の走らせる馬より早いものがあるなんて。
泰継:・・・・・。あんな馬などより、私の式神の方が数倍早い。
一同:・・・・・。
イサト:な、なんか、もろ対抗意識・・・?
泉水:ど、どうされたのでしょうね、今回、勝真殿は関係ないと思うのですが・・・。
幸鷹:は、ははは・・・。ええっと、ああほら、見えてきました!渡月橋ですよ。
泰継:ほう・・・。ここはさほど変わっておらぬようだな。
イサト:ああ、そうだな〜!ここって、紅葉もいいけど、雪景色もまた格別だったよなあ。
泉水:え・・・・。ゆ、雪の嵐山・・・・!?
イサト:ん・・・?今なんか気になる反応だったよな〜?
幸鷹:そうですね〜・・ハッ!!ま、まさか神子殿と何か関係のある話なのでは?!
泰継:ほう?それは是非聞いておかねばなるまい・・・。
こんなに風通しのよい真冬の嵐山に一体どんな『私の』神子との思い出が・・・?
泉水:い・・いえ!別に何も(|||△|||) 何故いきなり雪景色の話など・・・(汗)
イサト:何故って、ただの世間話だぜ?
そうそう雪と言やあ、京の冬はほんっとに寒いよな〜湯たんぽ持ち歩きたくなるぜ。
幸鷹:ふっふっふ、イサト。この現代ではそんな重いものを持ち歩く必要などないのですよ。・・・じゃ〜ん!
泰継:なんだ、これは。
幸鷹:これは使い捨てカイロといってですね、こうして封を切ると・・ほ〜ら暖かいでしょう!?
泉水:これは・・・不思議なものですね、こうして胸に抱いていると、まるで神子殿のよう・・・ハッ!
泰継:(ぴくっ)
イサト:いいいい今なんつった〜!!!そりゃ〜泰継でなくても聞き捨てならね〜ぞ!!!(怒)
幸鷹:ままままままったくです!!泉水殿のような誠実で真面目な方が!(汗)
泰継:・・・幸鷹。お前も人の事を言えた立場でないのでは?(札2枚装備)
幸鷹:え・・ちょ、ちょっと待ってください、わ、私は関係ないのでは・・・!
泰継:先程、しっかりと読ませてもらった。
イサト:や、泰継、落ち着け・・・! いや、オレも落ち着いてる状態じゃねえけど・・・!
マ、マジかよ、おまえら〜!?
泉水:た、例えです、ものの例え・・・! ひぃぃ〜〜(涙)
イサト:くそ〜〜こんなことなら、オレもあの時もっとしっかり、この胸に・・・。
泰継:そうか・・・、そういう邪な気をおこすのであれば・・・。(札3枚装備)
泉水:やや!!それは!や、泰継殿?!ど・・、どうしたらいいものか・・・。(汗)
幸鷹:えっと、あっと・・・そ、そうだ!!次は是非泰継殿と神子の思い出の場所をみてみたいな〜!
で、ですよね?二人とも!!
イサト:みたかね〜よ!!(怒り泣き)
泉水:わ、わ〜ぁ・・・そ、それは楽しみですね〜!では早速出発致しましょう!(泣き笑)
泰継:・・・・そうか、そんなに見たいのであれば、致し方ないな。(苦笑)
イサト:オレは東寺へ行きたい〜〜!!
一同:(無視)
泰継:火之御子社は・・・ここか?
幸鷹:はい、ここで間違いありませんです・・・(汗)
イサト:しっかし、ずいぶんと賑やかっつーか・・。かなり雰囲気違うよな。
幸鷹:あ、あのですね、現代では、北野天満宮として名が通っておりまして、
火之御子社はその中の社のひとつといいますか・・・(大汗)
泰継:どういうことだ!私と神子の大切な場所をこんなにも変えてしまった奴はどこにいる!!
泉水:(泰継殿・・・、何と言うか別人のようではありませんか?)
イサト:(花梨のお陰って言うか・・・、花梨のせいと言うか。ED後キャラ変わってるよな?)
泰継:・・・・・何をこそこそと話している。(ジロッ)
イサト:い、いや! ・・・っていうかさ、おまえそういうとこ、すっげえ人間臭くなったよなあ。
幸鷹:ほんとに・・。少なくとも、何を考えておられるか、手に取るようにわかりますよ。
泉水:そうですね。私も、そういう泰継殿の方が好きです。(まだちょっと怖いけど//)
泰継:・・・わ、私は男に好かれて喜ぶ趣味はない!
イサト:とかなんとか言って、顔赤くなってねえか?(堪え笑い)
泰継:それは、お前達が揃いも揃って神子のような事を言うからだ!
幸鷹:ははは・・・そうですか・・・・・えええ?!!!
泉水:すすすすすすす好き・・・とか、でございますか?(蒼白)
泰継:///////・・問題ない。
イサト:も、問題ありまくりじゃね〜か!!
泰継:なぜだ。元はといえば、私は神子と二人だけでこの世界に来るはずだったのだ。
泉水:そ、それはそうかもしれませんが・・・。
イサト:こら、納得してんなよ!
幸鷹:(でもですね、実際には龍神は私たち4人を連れて来た訳ですから・・。)
泉水:(あ・・、泰継殿ひとりに決めかねた、と?)
イサト:(ってことは、マジでオレたちにもチャンスってやつが与えられてんだよな!?)
泰継:またしても、こそこそと・・・。何のつもりだ。
幸鷹:い、いえ! 泰継殿はお幸せだなあ〜って話してたんです、はい。
泉水:ゆ、幸鷹殿!!偽りをおっしゃると・・・!
幸鷹:はっ!!(|||△|||;)
泰継:・・・・・皆神子に出会い変わることが出来た。とても良い事ではある・・・・が!!!
泉水&幸鷹:(ひぇ〜〜〜T△T!!!)
イサト:ま、待て!待て落ち着け泰継!!! 今此処で技を出したらお前の思い出の場所が吹き飛ぶぞ!(汗)
泰継:ム・・・、礼を言うイサト。
泉水&幸鷹:ふ〜ぅ・・・(滝汗)
イサト:じゃあ、次ははりきって東寺へ・・・。
泰継:しまった・・・、もうこんな刻限か。私はこれから神子との逢瀬があるので失礼する。
一同:はあーーーー!!!!(怒)
幸鷹:あ、あの、ここからお一人で行かれるのですか? ちなみにどちらへ・・。
泰継:四条河原町だ。今日一日、この街を探索したゆえ、何の問題もない。では。
イサト:行っちまったな・・・。くっそ〜〜!あの嬉しそうな後姿、すっげえむかつくぜ!
幸鷹:結局、あの方がこの街に馴染むためのお手伝いをしていたということですか・・・。
泉水:ただ思い出の地巡りをしていたわけではなかったのですね・・。
イサト:う〜〜さすがに侮りがたいやつだぜ。が!!
龍神が、オレのこともこの世界へ送り込んだ以上、花梨のこと絶対諦めねえからな!
幸鷹:では、皆さん、敵情視察と参りますかvv
イサト:よ〜し! あいつが何すんのか、しっかり観察してやるぜ! 場合によっちゃあ、邪魔も・・・フッフッフ。
泉水:あ、あの〜・・・。それはもしかして、のぞきをすると・・・。
幸鷹:まあまあ、堅いことは言いっこなしってことで!
イサト:おまえも、かなりキャラ変わってんな〜。
幸鷹:良いことだと、泰継殿も仰ってたじゃありませんか。
泉水:話がまとまったところで、急がないと泰継殿を見失ってしまうのでは!(オロオロ)
幸鷹&イサト:そうだった!!!(猛ダッシュ)
泉水:そ、そんな!こんなところに置いて行かないで〜(TOT)
〜fin〜
久々にとーこさんとのコラボ創作ですvvv 今回は4人対談なので、どうかな〜?と思いましたが、 意外と話が広がって良かったです(笑) 「ED異聞」の番外編なので、どうしても泰継さんメインになってる感がありますが 他の3人も思い出の地でがんばってくれました(!?) ちなみに、「幸せ・・」「障害・・」側の恋愛イベントがごちゃ混ぜになっておりますが、 まあ、細かいことはお気になさらずに・・・(笑) なにせ、ぶっつけ本番、設定以外の打ち合わせは殆どせずに書いているものですから(汗) 今回は担当人物を決めずに、だいたいワンサイクル毎に(4人を一通りしゃべらせて)交代しています。 書きあがって読み返してみると、自分がどこを書いたのか定かでないのですが(^^; そのくらい溶け合ってしまえるのは、お相手がとーこさんならでは・・・かとvv 共通のお友達、はなさんのサイト開設お祝いとして差し上げましたv (2004.1.16) |