網野へ釣行 

2001年8月15日(Wed)
TEAM DREAMERの有志五名ジョナサン、カンチャン、ホリホリさん、マリオさん、オッチャン)が、9月1日営業開始の『ALBATROSS』さんへ試験釣行。主なポイントは網野沖から小天橋沖で、ヒラマサ・メジロ・ハマチ・シーバス・シイラ狙い。ピーカンの猛暑の中、このところ毎日何尾が釣れているとの情報を頼りに出掛けてみたのだが…。

本日
午前5:40ジョナサン宅に集合。張り切りすぎのカンチャンが何と5:00にジョナサン宅のチャイムを「ピンポンパンポン」!これにはさすがのジョナサンもビックリ 前回のホリホリさんの例の一件とは正反対の珍事。5:30無事東地区全員集合。互いに挨拶を交わして定刻の5:40分にマリオさんの待つ第二の集合場所「とれとれセンター」へ直行。6:00に総勢五名、タックルギシ詰め3台の車は一路網野浅茂川漁港へ出発と相成ったはいいけど途中二度道を間違えながら何とか到着。港には既に新造船『ALBATROSS』が待機していた。


12トン15m定員12名の
ALBATROSS
今井浩一キャプテン


 流石に新造船だけあって綺麗!コジンマリシタその船は如何にも釣らせてくれそうな雄姿!そそくさとタックルや荷物を積み込んで8:00出発。出航から15分も経たないうちにもう第一ポイントに到着。船はピタリとポイントに着けられる。どこかのポイントに着いても更にウロウロを繰り返す船とは大違い!魚探には良い反応が出るもののノーヒット。数回のキャスト&リトリーブで移動。第二、第3ポイントでも玉砕
 第四ポイントの35〜56メートルラインを流すと
マリオさんとジョナサンが同時に「ヒットー!」の雄叫び!。しばらくしてマリオさんは根掛かりであることが判明、「ゴメーン」。しかし、ジョナサンはまずまずのアコウ30センチをキャッチ ヒットジグはPボーイのイエローカスタム


ガッカリだった
マリオさ
ジョナサン
アコウ30センチ


 その後、15〜20メートルラインへ移動してシーバス狙い。ジグを1オンスに落として全員息巻いたが、狙いは大ハズレ。釣れたのはカンチャンのツバス27センチミニシオ(ごまシオと命名)22センチ。苦しいです。
8月の焼け付くような太陽と無風の中のジギングは地獄です。クーラーの効いた部屋がこんなにコイシク感じたのは初めて。日頃は何とも思わずにいたが、ここでは幻覚にも思えるほどその涼が愛しいです。暑い!エライ!もうやめたい!でも釣りたい!だからやめられない。心の中はみんな同じ。この葛藤あるのみです。キャプテンの汗だくの笑顔を見ると誰もが必至にシャクリの手を続けるのです。キャビンにはまだ冷房がついていません。キャプテンはそのキャビンの中で我々よりも暑さと、みんなに釣らせなくてはという焦りと戦っておられるのがヒシヒシと伝わってきます。今井キャプテンはエライ!プロ中のプロです。




カンチャン本日最大
ツバス27センチ
カンチャン
ミニシオ22センチ


 その後、何度かナブラが発生し、追いかけてはみるがツバスばかりでヒットに至らず。時間だけが過ぎた。
そんな中、11:30、クルーとして乗船しておられた
キャプテンの弟さんがロッドを大きくしならせておられたが遭えなくバラシ。船長によると50アップのハマチだったそうです。本日最大の青物となり得た大物がリーダーが見えかけたところでさよ〜なら〜〜 暑さに負けかけていたアングラーみんなを奮い立たせる一撃であったことは疑いの余地もない。本当に残念でした。


キャプテンの弟さん
良型黒ソイ
暑さと闘いながらシャクル
ホリホリさんオッチャン


続いて11:53、30センチほどのぺんぺんシイラをヒットしたジョナサンだったが水面でまたしてもバラシ
魚が小さいせいか、みんなよくヒットはするがバラシの連発。やってられません。「お父さんやお母さんを連れて来い!」と誰しもが心の中で叫び、誰となく海に向かって叫んだ。異様な雰囲気である。しかし、海色は最高に良く釣れないのがただただ不思議でならない。この暑さで大型魚は我々と同様に熱射病スレスレでうだっているのだろうか。そうとしか考えられない。みんな、魚が食ってくれないのならこちらが食ってやる!とばかりに昼食を始めた。先程までキャビンでグッスリと仮眠(?)を取っていたホリホリさんちゃっかりと昼食には参加している。彼は本当にいつも上手に仮眠を取っている。そして時合いにはきちんと目を覚まし、何食わぬ顔で黙々とシャクッているのだ。ある意味、彼もプロ中のプロということになるのだろう。

 
12:28、そのホリホリさんが30センチほどのシイラキャッチ。一瞬苦笑いを浮かべながらも満足そうである。キャプテンも小物ばかりのパラパラヒットに嫌気をさしたのだろうか?15分ほど大移動しますとのコール!それにしてもこの船は足が速い他の船なら30分以上は確実にかかるであろう移動をアッと言う間にやってのけるのだから大したものだ。今度は犬崎・竹野方面へ移動。ヒラマサ狙いに転向(?)ジョナサンは船首で気持ち良く海の風を満喫していた。このころから午前中の無風とは打って変わって気持ちよい風が吹き出した。しかし、潮は風とは逆方向に流れ釣りはなかなか難しい。


ホリホリさん
シイラ30センチ前後
移動中船首で寛ぐ
ジョナサン


 移動直後の1:03、37メートルラインでまたまたヒラマサならぬツバスの大ヒットパレード。巻き上げるジグにツバス湧いてくるかのようにワンサカと着いて来る。ジョナサン、マリオさん、カンチャン、ホリホリさんに連続ヒット!あれっ?一人足りないぞ!!オッチャンだけヒットしていない。何てことだ。このチャンスにヒットしなければ…。
それを尻目に
ジョナサンは何とアシストとテイルフックにダブルヒット!永井誠一氏の裏技を体得したぞ!
ヒットと同時に軽く合わせたらリールを巻く手を止め、暫く静止するとすぐさまもう一尾喰らい付くというスンポウだ。

みなさんもこのテクニックはご存知だとは思いますが、もしもご存知でない方がいらしたら今度是非とも試してみてください。
成功率90%以上で確実です。簡単ですよ!
 みんなキャッチしたかに見えた連続ヒットでしたが、
ホリホリさんだけは何故かバラシ。まだ目が覚め切っていなかったのかな?

2:10にも
再び入れ食いタイム到来!ジョナサン、マリオさん、カンチャンに連続ヒット。しかし、ツバスの足は非常に速く、すぐにそのワクワクタイムが終了してしまう。このサイズならもっとヒットしてもよさそうなものだが…


ホリホリさん1ショット
ジョナサンツバス
ダブルヒット


 4:02、遂に本日初キャッチとなるオッチャンにシイラ25センチが来た。あ〜良かったぁ!これで全員ボウズなしだ。小物相手ではあったが大いに楽しませて貰いました。
 
 4:15、沖あがり。
とにかくバラシの多い一日だった。大物のヒットこそなかったが、8月のこの暑さの中ボウズ覚悟で出掛けた今回のジギング。結果は大成功
 
 まだ試験営業のALBATROSSさんであったが、上々のポイント把握力と至上の流し方に脱帽! 今秋以降、大いに利用させて頂きます。今後とも宜しくお願いします。
この釣行記を御覧の皆様も是非
ALBATROSSさんへ釣行してみてください。満足すること間違いなしです!


暑さと闘いながらジギングを全うした
TEAM DREAMERの面々


〜 釣果 〜
ツバス  25〜27×13 
シオ    20〜23×4 
シイラ   25〜30位×6
アコウ   25〜30×2