top / variety / 秀丸で快適TeXライフ


★タイプミスを防ぐ

強調定義ファイルを使います。これにより,ミスが減ります。
http://www4.justnet.ne.jp/~masema/

http://www4.justnet.ne.jp/~masema/masesoft.html
から
「maseTeX-hilight-044b.lzh」
をダウンロードします。適当なディレクトリに解凍して,「maseTeX.hilight」を秀丸をインストールしたディレクトリに入れます。

「その他」→「ファイルタイプ別の設定」→「設定のリスト」→「新規」で,名前を「TeX」とでもし,新しいファイルタイプを作ります。

拡張子が「tex」のファイルを開いて,「ファイルタイプ別の設定」で,「.TEXの設定」で先ほど作った「TeX」を選択します。「強調表示」→「読み込み」で,「maseTeX.hilight」を選択します。

次に,カラー定義をします。自分の好きなようにしていいのですが,
http://www4.justnet.ne.jp/~masema/masesoft.html
を参考にして,自分の好みに設定するといいでしょう。


★秀丸で全ての操作を完了する

コンパイルからdviファイルの表示まで全ての作業を秀丸上で行えるようにします。
そのために,マクロを使います。
http://www.ceres.dti.ne.jp/~sugiura/hidemaru/macros/tex_mc/index.html
から
「基本アーカイブ」,「[pTeX2] パッケージ」,「[DVIOUT] パッケージ」,をダウンロードします。

それらを,新しく作った同一ディレクトリに解凍し,フォルダ名を「macros」とでもします。

「その他」→「動作環境」→「パス」→「環境」で,マクロファイル用のフォルダをフルパスで指定します(例:c:\program files\hidemaru\macros)。

「マクロ」→「マクロ登録」で,ファイル名で「tmc_main.mac」を選び,タイトルにわかりやすい名前を付けます。

「マクロ」→「マクロ実行」or 「その下の段のメニュー」を選択します。インストール作業が始まるので設定をします。
マクロサーバのフォルダは変更しない。
インストールされているソフトウェアを自動で検出。
pTeXのバージョンは「2.15以降」。
使用するBibTeXは「jbibtex」。

もう一度,「マクロ」→「マクロ実行」or 「その下の段のメニュー」→「各種設定の変更」→「フォーマットの変更」で,「pLaTeX」を選択。


以上で秀丸上でdviファイルの作成からプレビューまでいけるようになります。「マクロ」を見ればショートカットキーが登録されているのでそれを使用すれば便利です。


★番外
以上の作業が面倒だという人にはこれを用意してみました。ファイルだけ秀丸のディレクトリにコピーすれば面倒な設定は一切不要です。
使用法はダウンロードしたものを適当なディレクトリに解凍して,秀丸ディレクトリの「HMSETUP.EXE」を実行して,「秀丸の設定情報をファイルに保存/復元する」→「設定情報をファイルから復元する」で,先ほど解凍した中身を指定してやればOKです。自分の秀丸の設定情報ファイルなので,適当に自分の好みに修正するとよいかもしれません。

また,dviをPDFに変換すればたいていのマシンで表示,印刷できて便利です。
まず,「MS-DOS プロンプト」か「コマンドプロンプト」でカレントディレクトリに移動して,
dvipsk filename
で,PSファイルが生成されます。Adobe AcrobatがマシンにインストールされていればそのPSファイルをダブルクリックすればPDF文書が生成されます。この他にもフリーソフトを用いてPDF文書を生成する方法はありますが,この方法が一番美しく,また,ファイルサイズも小さくて済みます。