top / variety / スポーツにおける怪我に対する認識
このテキストを公開するかどうかは非常に迷いました。摩擦を恐れたからです。
しかし,受け入れ難い意見が自分に向けられた場合,それを流すのではなく,自分の考えをはっきりと示す必要があると思います。
また,ここで示すことにしたのはその意見と発表の形態を等しくするためであり,それ以外の一切の根拠はありません。
おそらく,多くの反発があると思いますが,メールや掲示板などでご意見をいただければ幸いです。
どんなスポーツには怪我はつきものです。しかし,選手それぞれが怪我が起きないように努めるべきです。個人スポーツの場合は,きちんとした自己管理が必要でしょう。しかし,団体競技の場合はそうもいきません。状況によっては危険な場面も生まれてきます。
スポーツ(特に試合など)では当然,自分が怪我をしない,また,相手を怪我させないことが大切なことの一つでありますが,相手を怪我させないことが目的ではなく,そのゲームを遂行するということが目的です。
点を取り合うスポーツであれば攻撃する方は点を取るのに最良の手段を選ぶでしょうし,守る方はそれを必死に止めるのが当然です。
スポーツでは危険なことはルールで禁止されているので,ルールに従うことが重要です。
例えば,サッカーなどのような接触プレーを伴うスポーツの場合ではゴール前などが一番危険でしょう。敵味方が入り乱れた時などは特に危険です。
ルール上,キーパーとの接触プレーはキーパーが危険なので攻撃側からキーパーに当たりに行くのは禁止されています。よって,攻撃側プレーヤーはキーパーと接触しないようにプレーする必要があります。ただし,混戦になった場合などで,キーパーがボールをキープしていないときは攻撃側はボールに対してどんなことでもできます。パスを出すもよし,ゴールに強引に押し込むもよし,反則がなければどのようにしても構いません。キーパーがそれを防ごうとして結果的にキーパーに接触した場合は反則にはなりません。キーパー側からの当たり(ボールに対してのもの)は禁止はされていませんし,たとえ,その結果,攻撃側とキーパーが接触したとしても双方,何の問題もありません。
キーパーはゴールを守ることが重要で,その結果,多少の怪我をすることを恐れていないはずです(キーパーに限らずフィールドプレーヤーに関してもそうですが)。だからキーパーは果敢に飛び出すことができるのです。
攻撃側ができる限りの攻撃をし,また,守備側はできる限りの守備をする,スポーツはそこに一つの醍醐味があります。
また,ボールを無意味に相手に当てることは反則ですが,パス,シュートにおいて相手に当たることは反則ではありません。
例え,相手が至近距離にいたとしても攻撃側は最善の方法をとるべきなので相手に遠慮をするべきではありません。
仮に,相手に勢いよくボールが当たったとしても軽い打撲か,鼻血が出る程度でしょう。この程度はスポーツでは怪我とは言いません。
このように,ルールを守るように心がけてさえすれば,大きな事故は起こりえないと考えます。
そして,多少の怪我を恐れるなら接触プレーの伴うスポーツはしない方がよいと思います。
スポーツをする目的は個々がそれぞれ持っていると思いますが,「なーなー」でやるスポーツは少なくとも自分はやりたくありません。
参考URL
http://isweb9.infoseek.co.jp/sports/rdolphin/rule.html