更新2026/11/2








               2026年

 
           
     融通念佛宗

      松燈山 道 音 寺 

                   〒538-0044
                         大阪市鶴見区放出東1-25-19
                 
  
        
 
 10月中頃、長野県飯綱山(いいづなやま)の頂上付近からの画像です。その麓にある飯綱高原スキー場は、
1998年の長野オリンピックの際にエアリアルとモーグルの競技会場となりました。
 飯綱山は標高1917mで、西の方角には戸隠連山がそびえ、その奥の雲海の上に北アルプス白馬の山並みが見えます。
 登山道は黄葉がすすみ、上も下も黄金色でした。

        

 黄葉も「こうよう」と読みます。『広辞苑』によれば「秋に葉が黄色に色づくこと」とあります。一般に「紅葉」といえば
赤を想像しますが、山の紅葉は赤も黄色もそして常緑樹の緑も含む錦のイメージでしょう。
 ちなみに『万葉集』では「黄葉」は「もみじ」と読み、赤のカエデ類だけでなく秋に色づく葉を指していたようです。
 今年も10月に入って気温が高めだったので、町中のイチョウの色づきは遅いです。

   金色のちひさき鳥のかたちして
        銀杏(いちょう)散るなり夕日の岡に

                                与謝野晶子

 秋の花といえば主役は菊でしょう。色とりどりの菊がありますが、よく歌われているのは清楚な白菊が多いようです。

   心あてに折らばや折らむ初霜の
         おきまどはせる白菊の花

                       凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)(古今集 百人一首29番)
 (白い菊を切り採ろうとするのだけれど、初霜が降りてその白さで紛らわしく、当てずっぽうになってしまう。)

    独遊ぶ今朝のこころのつくづくと
             目を留めてゐる白菊の花に

                                北原白秋

 『常用字解』白川静著によると、菊は奈良時代に中国から渡来したといわれ、キクという字音のまま日本語になりました。
そのため菊の訓読みはないそうです。
 また、仙人の住む世界に咲く花として尊ばれ、古くは退位した天皇の御所の象徴とされ、のちに皇室の紋章となりました。
 旧暦九月の異称は長月ですが、晩秋であり菊の季節になりますので菊月とも呼ばれています。旧暦九月九日の重陽(ちょうよう)
の節句も異称は菊の節句です。今年の菊の節句は10月19日でした。今年も気温が高かったので、道音寺の菊もまだ蕾です。
そのかわり、白い菊のようなシュウメイギクが咲いています。キク科ではなくキンポウゲ科でアネモネの仲間だそうです。
   
          
        シラギク                   シュウメイギク




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