更新2025/4/6
2025年
融通念佛宗
松燈山 道 音 寺
〒538-0044
大阪市鶴見区放出東1-25-19
総本山大念佛寺本堂の修復が進んでいます。現在屋根の銅板瓦がほぼ葺き替えられました。
東側正面は全面に赤銅色の新しい瓦が用いられ、側面は緑青の瓦が再利用され、裏側(西側)は上部が赤銅の
新瓦、下部は再利用の瓦になっています。
上は、火焔宝珠(かえんほうじゅ)とそれを受ける蓮華台です。正面屋根の左右に配置されていたもので、
金色に再塗装されました。ちなみに、道音寺本堂の屋根では阿吽の獅子が構えています。
火焔宝珠は四角や六角の屋根の最頂部の飾りになることが多いようです。
ところで宝珠(ほうじゅ)とは如意宝珠といい、思いのままに願いをかなえることができるという不思議な
力をもつ珠なのです。菩薩の持物の一つで、地蔵菩薩は左手におにぎりのような宝珠を、左右三つずつの腕を
もつ如意輪観音菩薩は胸の前に第二の右手が宝珠をもっています。
地蔵菩薩 如意輪観音菩薩
本山では5月1日から五日間、万部法要があります。本堂の足場は残っていますが、屋根を覆っていた
素屋根は取り除かれ、屋根の全体像を見ていただけると思います。金色の火焔宝珠も。
まだ内部の工事は続いていますので、万部法要は昨年と同じく瑞祥閣で行われます。午後2時からの
菩薩伝供式(献華式)では菩薩様が手の届くほどの近くを歩いてこられます。従来の渡御橋を渡られる
本来のおねりと違って、菩薩様を目の当たりに見ることできると参詣の方も評判も良かったように思います。
その他、声明コンサート、雅楽演奏、布教師による法話、講談などもあります。
万部法要五日間のプログラムは新聞『大念佛』の2面をご覧下さい。
また、3日からはお寺マルシェ「うれしたのし祭り」(10時~16時)が延喜殿であり、ハンドメイド販売、
ワークショップ、美容・癒やし、カフェ軽食などがあり老若男女が楽しめる場でもあります。
さて、今年は寒波が次々と南下し、比較的寒い冬となりました。しかし3月に入って気温の変化が大きく、彼岸の終わり頃から最高気温が20℃を超え3月27日には26.1℃の夏日にもなりました。体調管理が難しい日々が続いています。
桜は?
左は3月31日のサクラ(ソメイヨシノ)です。まだ3、4分咲きでしょうか。屋根には吽形の獅子が
写っています。右の3月17日のアーモンドはほぼ万開でした。桜より毎年1ヶ月近く早く咲きます。
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