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幻となった某戦車アニメの優〇里ちゃんキャラクタードール纏め

V4

 版権元に辿り着くだけで一月以上掛かり、そこから紆余曲折と言う程のことも無くあえなく沈没しました、Dolly pop!初のキャラクタードールの没企画のページです。折角いろいろと写真を撮っていましたので、差し障りの無い範囲でトップページから写真をサルページしました。

V4

 実は衣裳の生産委託用サンプルを作る前にと、プロモーション用に同人製作の大〇女子学園の制服を着せて撮った写真もあったのですが(スカートの先っぽだけ、写真でも写っていますが)、公式な版権が下りなかったので、そちらは個人のホームページでプライベートで公開させていただきたいと思います。取り敢えず『あんこう踊り 人形』で検索を掛けていただくと、プレビューであんこう踊りを踊っている優〇里ちゃんの勇姿が拝めます(ホームページが復活していれば)。本当は版権取得後、Dolly pop!ホームページのトップにでも貼りたかったんですけどね‥‥。

 本番用の衣裳サンプルは版権が下りてから着手する予定だったので、結局作らずじまいで終わってしまいましたねー。

V4

 このページの写真を見ていると横に『V4』とか書いてあるのが眼に付いたのではないかと思います。これはカツラの改定バージョンNo.で、V1の写真はありませんが

V1・アゾンさんのドールミストのみで整髪した時点のもの

V2・ハードジェル(って言うか塩ビ?!)&ドライヤーで固めたもの

V3・ヘアアイロンを投入したもの

V4・それを更に仕上げ直したもの

となっています。

 このカツラ、買ってきた時は耳の横ももっと長かったのですが‥‥。V1の時点でカットした後だったため、もう少し早くヘアアイロンを導入していれば、揉み上げの巻き込みをもっと綺麗に出せたのになーと少し後悔しています。と言うか自作カツラ用に、前髪がズド〜ンと長いカツラが市販されていると有り難いんですけれどもねー。

 そもそもこのカツラ、素の状態で西〇殿の髪形そっくりだったので(下の方のV2時代の写真参照)、どうせならロングのカツラを買い直してお湯パーマからやり直せば良かったと後悔することしきりです。そしたらもう一つアイホールカスタムヘッドを作って、西〇殿とのツーショットも可能だったんですが‥‥。って、その為にはもう一着衣裳が必要ですね。

V3

 上の写真がV3バージョンの写真です。

 V3とV4の違いは、前髪のバサバサになってしまっていたところの手直しと、髪の毛の跳ねの巻き具合の向上と細かい調整が目的です。V3のバージョンでもそれなりに撮影はしたのですが、商業用ということでイマイチと感じるバージョンを上げるわけにもいかず、結局上の1枚を現像しただけでV4にバージョンアップして撮り直してしまいました。

 下のV4のアップの写真と改めて比べてみると、本人が思っていたよりも改善の幅が大きくてビックリしてしまいます。

V4

 下は折角なので、もっと古いV2との比較です。あれ、優〇里ちゃんと言うよりも西〇殿‥‥?いーえ、目許が優〇里ちゃんなのですよ!!

V2

V2改

 以前上げたページの方にも載っていますが、上の写真にCGで髪の毛の跳ねを追加したもの。前髪もカールを再現するために弄っています。再現度とかは別として、お人形さんとしてはV4よりもこっち準拠の方が受けそうな気もしますね──。難しい&複雑なところです。

 本気でお絵描きで弄ろうと思えば多分どこまでも似せることが出来たでしょうが、『製品としてどの様になりそうか?』をお見せしたかったので、そこまではやっておりません。今にして思うと、ネタとして挑戦してみるのも面白かったかもしれませんが(笑)。

 ここまで来ると完全に再録状態になってしまいますが、ついでの比較用。上の写真2枚は、カツラ無しの写真です。やっぱり今でも、この状態が一番優〇里ちゃんに似てるんではないかという疑惑も?いやいや。カツラを被っていないので、バージョン番号はありません。

 それにしても、優〇里ちゃんは陸上自衛隊様の広報ビデオに出ているらしいので『自衛隊のイベントでの広報用に、Dolly pop!の優〇里ちゃんを是非とも使って頂ければ〜』ということで優〇里ちゃんドールプロジェクトは動き始めた訳ですが、製品化に至れなかったのはとても残念です。と言っても、自衛隊様向けのワンオフモデルということであれば、自衛隊様の方で版権元に許可を取っていただければ納入は可能な訳で、いやー、お声掛け頂けないものですかね〜(笑)。いや、目は笑っておりませんが。

 1体ということであればヘッドとカツラは即納可能な訳ですが(居なくなると淋しいですが)、政府の広報ともなれば、衣裳はそれ用に作り直した方がいいかもしれませんね。今からイベントで1日版権ものの同人作品を手に入れようとすると、何カ月掛かるか判りませんし(この辺は版権元の判断次第ですが)。

 

 何はともあれ、初めての版権作品への挑戦は儚くも夢と消えたのでした。これほど面白く、また思っていた以上にホビー業界のファンへの広がりを持って、またOVA、劇場版アニメと先の展開が待っているという好条件を持った作品は滅多にないので、このチャンスを掴めなかったのは残念なところです。

 個人的に戦車は好きで小学校中学年から中学に掛けてのお小遣いの7割くらいは戦車模型に消えていた(残りはウォーターラインか戦闘機ですか)身としましては、履帯や戦車の挙動を極力再現しようとする姿勢だけでも痺れてしまったのですが(笑)。一見馬鹿馬鹿しい戦車道の表現を支えるための、戦術性や戦車戦闘のリアリティー、物語性。これだけ素晴らしい作品の周辺を支える一員となる機会を掴み損ねたのは、それ自体とても残念なことでした。

 Dolly pop!としましては『ガ〇ルズ&パンツァー』並の次の一手と出会える日がいつになるかは判りませんが、パーツ製品のラインナップを充実させると同時により高い製品レベルを目指しつつ、次のチャンスが訪れた時にも存続していられるよう、頑張りたいと思います。その為にも、もしDolly pop!製品を見て『この製品なら手元にあってもいいかな〜』と思っていただけました際には是非ともそのままご購入いただけますと、平身低頭恐縮&感謝感激雨あられです。

 

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