ガイアの紋章

 NCS(メサイヤ)

これの前作にガイフレームというのも有りましたね

総合評価・・・★★★   万人向け度・・・★



メサイヤの看板ゲームだった「ラングリッサ−」の原点とも言えるゲームが「ガイアの紋章」です。
そして個人的にも、
STGの原点が「ゼビウス」「グラディウス」ならばSLGの原点はこのゲームです。

ストーリーは悪者ボーゼル率いる闇の軍がプレイヤー側の光の国に侵攻してきて
それを打ち倒すというのが簡単なお話。
パソコンのゲームを分かり易く、ナウくなって移植されました。

プレイヤーはポイント(お金)でユニットを雇い、戦闘に参加させます。
当然ながら強いユニットはギャラが高いです。
ポイントを稼ごうと思ったら、敵を逃がさず撃破しなければなりません、強い敵なら入るポイントも高いです。
さらに味方がやられたら、ポイントは減っていきます…このゲームのミソはここです。
いかに味方がやられずにクリアできるかが勝負なんです。
もしクリアできても味方がやられすぎてたら、ポイントは少なく相応のユニットしか雇えません。
そんなデフレスパイラルが続くと・・・ゲームオーバーです。
ちなみにBGMは葉山宏治氏で、なかなか聴き応えアリです。

まぁ弱いユニットで勝利するというのがSLGの醍醐味なんですが、
これの場合は敵ユニットの方がスペック的に強いのです。

そして、
よくコントローラーを叩き付けた要因がターン決定です。
普通のSLGなら互いに交代でターンが廻ってくるんですが、このゲームの場合は
理不尽な事に自動的にサイコロが振られて敵側か味方のターンが決まるのです。
運次第では連続で行動ができるのですが、敵側もまた然りです。
連続で行動されたら次は当然、順番が廻ってくるんですけども
せっかく考えた戦術も連続で行動されたら…ひどい時では
即リセットです(笑)
以上がキャンぺーンモード。

もうひとつ、コントラクションモードというのがあって
自分でマップを選び、好きなユニットを選んでプレイするというモードです。
こっちの方が楽しめます(笑)対戦もできますし。
さらに、このモードではキャンペーンモードでは裏技だった
足軽、忍者などの戦国時代のユニットや戦車や戦闘ヘリ等の現用軍が使えるのです。
これにより、
戦国武者軍vs現用軍の「戦国○衛隊」やドラゴン軍団vs現用軍の「地球防衛隊」などの
妄想シナリオが出来るのです。
余談ですが敵側の現用軍のユニットはソ連軍でプレイヤー側は自衛隊です。
ハインド…むちゃくちゃカタイです。 コブラ…攻撃力はあるんですが、すぐやられます(笑)