バスティ−ル

ヒューマン

人物に注目、左が資本家のおぢさん(CV加藤精三)
右側が弟のステファン(CV井上和彦)

総合評価・・・★★★  豪華声優度・・・★★★★★



まず簡単なストーリの概要です。説明書なくしたんで間違いがあるかも知れませんが(笑)ご了承を。
惑星バスティ−ルを治めていた父親(CV小林清志)が何らかの事件で亡くなり、
その後継ぎで長男のファリオル(CV池田秀一)が治める事になった。
しかし、弟ステファンは兄の統治の仕方に不安を抱いていて
、ある資本家のおぢさんにそそのかされてクーデターを起こします。
早い話、国を巻き込んでの兄弟ゲンカ(笑)しかもMC(ムーブクラッシャー)と言われるメカ兵器を用いての戦争です。
国民はたまったもんじゃありませんなぁ。
ラストで兄弟同士が戦って決着つけるんですが、初めからそうしろっての。

何と言ってもこのゲームはサウンドでしょう。
ジャズなんです(ジャズ風かも)およそTVゲームにはふさわしくないかもしれませんが
担当したジャズバンドがいい仕事したのか、世界観にハマッてていい味出してます。
さらに効果音です、サンライズアニメ系の効果音がまんま使われてます。
今では当たり前ですが当時中学2年の自分には画期的でした、どこかで聞いた音で感動したもんです。

ゲーム内容ですが、大戦略と同じで街を占領しつつ金を貯め兵器を生産します。
兵器での戦闘シーンは自分でMCを操作してやりくりするので、慣れれば弱いユニットで強いユニットもカモれます。
しかもこのゲーム、コンピューターの頭が良くないんで簡単です(笑)戦闘シーンでも簡単にハメる事ができます。
戦略、戦術が好きという方にはモノ足りないですね。物量作戦のゴリ押しで充分クリアできますし。

主役のMCはその環境に応じたもので構成されており、個性的です。デザインも気に入ってます。
さらにMCの性能ナレーションを本多知恵子が担当しているという、素晴らしくゼイタクなゲームです。

続編もあるんですが、ガラっと雰囲気が変わってしまって・・・。買わずじまいです。
それにつけてもヒューマンはどこに行ったんでしょうね、ファイプロはもちろんセプテントリオンとか名作揃いなのに。


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