題名
dohzen black
大きさ
330×242mm(F4)
入札金額
万円
この作品はウルトラマリンディープを下地に塗って、コバルトブルーとブラックを点描で描いています
昨年、制作した「月光」と言う作品を制作中に基本的な構想は思いつきました
この「月光」の夜空にはウルトラマリンディープで点描を打ってあり、月の光が夜空に輝いているのを表現してあります
点描が反射して白い光の点になる事を応用して、モダンアートに仕上げました
dohzen blackは「破れ金箔と王朝継ぎ紙風の背景に浮かぶ赤い空海の信」に始めて描いた色です
現在制作中の「ブルーモスク(仮名)」にも使っています
「コバルトブルーとブラック、もしくはコバルトブルーとウルトラマリンディープとブラックを点描で描き、
なおかつ、点描独特の光沢のあるもの」をdohzen blackと言う事にしています
人間は少し青い黒を最も黒く感じると言います
その黒を点描で表現するためにブラックとコバルトブルーの点を描いて、少し距離をとって見た時に青い黒に見えるようにしています
写真で見ると青く見えますが、実際はもっと黒に近く見えます
見る角度によってはその黒の中に、点描が反射した光の点が星空のように白く浮かび上がります
名前は東山魁夷の「東山ブルー」をヒントにつけました