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破れ金箔と王朝継ぎ紙風の背景に浮かぶ赤い空海の信

2014年12月1日

文字の装飾を変更しました。

背景と文字が合わなくなったので、今後、背景や文字の輪郭など、文字の装飾に合うように変更したいと思います。

著作権の確定とパクリ防止のため、変更の工程をリアルタイムでTwitterとこのサイトで変更ごとにアップしてゆきます。

完成後、題名も変更することになると思います。

空海の信

2014年1月4日

今日は、正月休みの間に、気がついた修正箇所に手を入れました

左上の赤い部分と、黄色のライン、左上の金銀を修正しました。

これで完成だと思います。

空海の信

2013年12月30日

完成しました。今年、6枚目の完成です。点描画ばかりなので少ないですが。

2、3日眺めて、修正するところがないか見極めます。

紫と茶色の部分に金銀の正方形や点を描くと、とても良い仕上がりになったので、

周囲をこの部分が引き立つように変更しました。

左上の赤の部分は金銀の点を赤に塗りつぶし、シルバーで正方形や点を描きました。

青とオレンジにしていた茶色の下の部分は、オレンジとイエローオーカーの点描にしました。

文字の赤は遠くから見るとよく映えるので、そのままの色で仕上りとしました。

ただ、この赤はチャイニーズレッドと言う色ですが、乾燥すると艶がなくなり枯れたような表面になってしまうので

同じチャイニーズレッドで点を打って近くで見ても輝きのある表面に仕上げました。

今日完成したので、これで正月休みに入れます。

1月3日まで休んで4日から「ブルーモスク」の下書きをします。

空海の信

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2013年12月26日

左上の赤い部分と右側の緑の部分にゴールドとシルバーの点を大きめに打ちました。

1日か2日乾かして、上からそれぞれ赤と緑の小さな点を打ちます。

この技法は「randompointingU天目」で仕上げに使った方法です。

見た目は赤や緑の点描が並んでいるように見えて、角度を変えると下地の金銀が浮かび上がります。

また、金箔の一部に金、銀、白、黒の点を打ちました。

これがアクセントになり、文字の下の金箔部分が間延びしたように感じていたのですが、それが無くなりました。

点描をどの金箔に打つか決めるのに、結局、24枚の下書きを書いてそのどれも採用せず、25番目の案に決定しました。

これだけ検討を重ねると、自分で納得して描くことが出来ました。

マレーヴィッチと言う画家がとことん検討してレイアウトを決めたそうで、今回、自分もその方法を真似ました。

8個の赤い長方形

週刊グレートアーティスト26 マレーヴィッチp.21より「8個の赤い長方形」

空海の信

2013年12月25日

背景の色分けが終わりました。

次は金銀で細工をしてゆきます。

空海の信

2013年12月17日

金箔の金色を一回塗り終わりました。

下部が金色になると背景がさびしく感じたので、何色かに色分けすることにしました。

空海の信

2013年12月10日

背景がだいぶん出来てきました。金箔の下塗りも3度行いました。

信の字は朱色の一色塗りに点描を打つことにしました。

空海の信

2013年11月23日

金箔の下書きが終わりました。

空海の信

文字の部分は黒以外の色の点も打つので下地に白を塗りました。

絵の具は透明や半透明の色が多いので、下地が黒いと思った色が出ません。

例の犬の絵が完成しました。

散歩に〜♪

あの「4色理論」がよく効果を発揮して、カラフルな仕上がりになりました。

2013年11月1日

金箔の下書きが少し書けました。

空海の信

ところで、

今描いている贈り物の絵は、犬の絵です。

点描画法で描くつもりです。

対象物を点描で描くのは初めてなので、「色彩の科学」(美術出版社 川添泰宏著)を読んで勉強しました。

下書きのコピーに主な色の名前をを書き込んで、それぞれの補色を調べて表に書き出しました。

また、色に幅を持たせるために、主な色の周辺の色も書き出しました。

その過程で気がついたことが、ある4つの色を下地として描けば、自動的に補色と周辺色を描けると言うことです。

その色とは、赤、青、緑、黄です。

たとえば、茶色を描く場合、赤と黄色が周辺色、青と緑がその補色になります。

実際は、色に幅を持たせるため、濃い赤、薄い赤、濃い青、薄い青、濃い緑、薄い緑、濃い黄、薄い黄の8色〜12色を打つ必要があるでしょう。

また、それぞれの色で少しずつ調整する必要もあるでしょう。

今後、風景画などを描いてゆくときに、この方法を掘り下げたいと思います。

この4色は「色料の三原色」(赤・青・黄)と「色光の三原色」(赤・青・緑)を組み合わせたものでもあります。

この方法はスーラが描いた、点描画で補色の点を打ってゆく方法を進化させたもので、世界初の新しい描き方かもしれません。

点描画は時間がかかるので描いている人が少ない描き方です。そのため、”刈り残し”が多いように思います。

今後も新しい方法を思いつくかもしれません。

2013年10月30日

今、手がけている売るためでない、贈り物の絵を描きながら同時進行で

文字だけ描いていた「空海の信」を今後、下書きしてゆくことにしました。

空海の信

下部の背景は金箔のようなゴールドのベタ塗りと金のrandompointing、その他の背景は寒色とシルバーのrandompointing、

文字は「randompointingU天目」そのまま仕上げます。

金箔

金箔は破れている感じがとても良いので墨66号p.146の左上の写真を参考にして描きます。

普通は空海の書に蒔絵のような金銀の点や金箔は合わせないのですが、

それを合わせるところにこの絵の新しさがあるのではないでしょうか。

批判もあるかもしれませんが。