吸血鬼のおしごと 作者 鈴木 鈴 イラスト 片瀬 優 |
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主人公 月島亮史は夜間バイトで生活費を稼ぐ(何の変哲もある青年)正体は吸血鬼 使い魔の猫ツキとともに平穏な毎日をおくっていた。 そこにあらわれたシスターのレレナ(15才の少女)ガゼット大司教のミスにより住むとこがなくなったにより、月島家に住むことに。心に傷をおった幽霊少女雪村舞もいっしょに住む。そんななかあらわれた化け物<蜘蛛>は亮史の過去を秘めた上弦の従者だった。蜘蛛をたおすためピンチにおちいった亮史はレレナくんの血を吸ちゃってパワーアップ!で蜘蛛をたおすが、半吸血鬼になってしまったシスターレレナ(あー犬歯がにょきっと)ってな感じ<きゃあぁぁぁl>!感情がうまく書きだされていてとってもいい話です。レレナくんの天然ぶりなんかもいい感じです。 |
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<蜘蛛>を倒してから三週間。半吸血鬼になってしまったシスターレレナを訪ね、ローマよりはるばる母マリとガゼット大司教がやってきた。レレナとしてはローマに帰りたいが吸血鬼は海をこえられない(帰りたいが帰れない)母に吸血鬼になったとも話せない。レレナの心は激しくゆれ動く。母親にあいされず死んでしまった舞のレレナに対する嫉妬、亮史のバイトさきでの弱者ぶり!なんかも面白い。いっぽう湯ヶ崎町にあらわれた<亡者>シギとクイナ(主人である純粋な吸血鬼にたいして敵対心のある組織、吸血鬼にされてしまった亡者達)もあらわれたりおおいそがしです! |
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レレナのははの帰国騒動から一週間。その後も故郷ローマの母と電話で楽しげに話すレレナを見て、幽霊少女・舞はひとり孤独感を味わっていた。「なんでレレナばっか」舞は嫉妬していた。心の傷(もやもや)が脳裏をめぐる。そんな舞の前にあらわれたのは、カズマと名乗る少年だった。彼も舞と同じ悲惨な死をとげて幽霊となった存在だった。舞にとってはじめての幽霊の知り合。舞はカズマに悩みを打ち明け、心をひらいていく。しかしカズマが舞に近づいた真の目的は別にあった。彼の体には幽霊の魂を食う<魂食>が巣くっていたのだった。舞はいったい・・・・そのとき亮史は・・・・・! レレナくんさびしいからって国際電話かけまくっちゃだめですよ電話代10万は高すぎっす |
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組織の追っ手から逃れるため、湯ヶ崎から離れることを決意した亮史は、レレナが両親と住む予定の町に、その住まいを移すことにしたが。亮史が行動をおこす前に組織は彼の居場所をつきとめた。目的は吸血鬼の主人である亮史をとらえるために。その影に暗躍するのは、亮史の過去を知る少女上弦だった、彼女は亮史と同じく常識を遙かにしのぐ力の持ち主(主人)だった。上弦は亮史とよりを戻そうとやってきたのだが、亮史は乗らなかった、上弦は怖い女の執念というべきか嫉妬はレレナにむけられる。亮史は銀の武器を持った従者たちにおそわれるしいったいどうなってしまうのか? |
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