あなたに受け取ってもらいたいものがたくさんあります。
私の部屋はそれらでいっぱいになってしまいました。



Long time no see.How's everything going ?お久しぶりです。元気ですか
you did good work.お見事



"Right this way,please."
"To change the subject,but I'd appreciate it if you'd take this medicine every other day."
"By all means.Why not ?"
「こちらへどうぞ」
「話は変わりますが、この薬を一日おきに飲んでいただけると有り難いのですが」
「もちろん。いいですよ」



死なない。たしかに斬られたはずなのに、痛みも、傷もない。
「お前の命は私の手中にある」
「何だと」
「今、お前の体には村雨の毒が入った。いつでも、私の好きな時に、その毒は動き出す」
「巫山戯たことを」
「信じぬか?ならば、証拠を見せよう」
ぱちんと春王が指を鳴らすと、男のすぐ隣にいた側近が急に苦しみ悶えた。
顔色がみるみる土色になり、瞬く間に絶命する。
「なっ…なっ…」
男は驚きで何も言えない。
春王だけが、淡々と、男に要求を突きつける。
「貴様は死なない。今まで通り生きていける。だが、毒のことを他言したり、私を敵に回す時、毒はお前を殺すだろう」
馬鹿なと思った。だが、口にすることはなかった。
目の前の童子が、不可解な恐怖の塊に見えた。
「私に心からの忠誠を誓う時、毒は消える」



ジーキルとハイド
一姫二太郎



「薬指がひっこんだと思ったら人差し指がやたら長くなってまいったよ」
「先生、明日病院に行きましょう」
「これくらい大丈夫だよ」
「精神科の方です、先生」



トマスが友達
小ヤコブはイエスとそっくり
ヨハネを愛するイエス
右耳切られたマルコス
ユダは黄色い服/娼婦の衣の色/堕落・嫉妬・不信・邪悪の象徴
絵画はユダだけ黒い光/どうしてぼくだけ食卓が違うの?
ユダは左利き/イエスの右手とユダの左手
ユダの木/死の木で死ぬユダ/生命の木で死ぬイエス
(参考 ユダ:イエスを裏切った男/利倉隆)



殺されるならあなたがいいけど、あなたが先に逝ったなら自分で首をくくるしかない。



君は僕を愛していないが、しかたなく僕を必要としている。
僕はそれを悲しく思いながら、それでも君の隣にたたずんで、君を無償に愛す。
「やろうとしていることを今すぐにしなさい」と、君が僕を突き放すまで。
僕は行く、君を十字架にかけるために。そして永遠の教祖にするために。今夜、人間である君を、幼い頃、僕らが遊び回った野と共に、僕は弔う。
かわいそうだよ。君も、僕も、すごく、かわいそうだ。



あなたばかり好きなだけ好きなものを食べるなんて身勝手だ。あなたも別種に捕食されるべきだ。



君の胸に耳を当てれば、弱々しい死脈が聞こえてくる。
「かわいいね」
僕の無知は何度も君を傷つけた。



もうあなたにあえない
みにくいかおになった
こころもきたなくなった



その培養液に入っていないと君は死ぬ
でも僕にとって神の血は猛毒だ
触れ合えない。どうして?僕らはもともとひとつだったじゃないか
こんな世界は根本的におかしい



ハッ
「この世界ってもしかして、つけっぱなしのテレビゲームなんじゃ…!?」
「ないない」



よくもまあここまで躾られたものだ。
彼は彼女と、まだへその緒で繋がっているらしい。
彼女の愛液と黄金水にまみれた彼は泣いている。まるで胎児のように、足をばたつかせて、言葉を失ってもあからさまに、ひどく興奮している。
(嗚呼彼女の奇行と虚言に精気を吸われる毎夜にいっそ道徳を踏み外す覚悟で終止符を打ってしまおうか)



人を不幸にしただけ、自分も不幸になるくらいなら。



発情期 あんまりうるさいと 去勢しちゃうよ?
「いいよ」
だって 僕 おかまになりたいんだ。



うまく動かせない体に苛立ちを覚える
死んでいるかもしれない星の光に照らされて夜を歩く
お金を扱うようになって
肉を食べるようになって
僕は 愛する人のためだけに生きることができなくなった
それでも まだ 僕は選べる
最後の最後まで 君を生かすも殺すも 僕にゆだねられているから
誰に蔑まれても どんなに虐げられても
もう 僕は 子供のように泣きはしない
もう 僕は 神に無様に救いを請わない
だから
もう 君は すすり泣きを頼りに僕をさがさなくてもいい
もう 君は 僕の背中に嫌々 口付けしなくていいんだよ
世界が腐臭を帯び始めて
どこかがビリリと破れる音がして
波打ち際の向こう側に沈む君を救うだけの 長い腕を 僕は持っていないから
君が 僕に手を伸ばしてくれなきゃ 僕は 裏切り者にすらなれない だから
だから だから だから
昔みたいに また 僕を 愛してはくれないだろうか



「あいしてるよ」
「嘘よ」
「いっそ信じてしまえば、楽になれるのに」
「どうして…?」
とうとう彼女ははらはらと泣き出した。(彼には今でも、彼女の起爆スイッチがどこなのかよくわからない。)
「どうして、不幸なまま死なせてくれないの」
わあああと、いくつものベッド拘束具で身動きのとれない体をガタガタと揺らして、彼女がおのずから悲しみのどん底に行く様を、彼は無感動に観察する。
何となく、
(夢見る少女のなれの果てって、悪夢を好む老婆なんだなぁ)
そう思った。



iff イーフ



Janus ヤヌス 門の神 前後ろに顔があり、過去と未来の両方を見る。二義性 矛盾性の象徴



あなたは攻撃もしなければ防御もしないのですね。
それでも、あなたは私が狂女か何かだと勘違いなさっている。
はっきり申し上げますと、私はまったく正常で、限りなく理性的なのです。
現に、私があなたを傷つけるのは、あなたを愛しているからであって 憎んでいるわけでは決してありません。
(おいで おいで)
逃げないで。そばにいてください。私の腕の中で眠ってください。
これから何があっても、なくても、あなたさえいれば、満たされると思える。
忘れたくないのです。死ぬ直前、痛みに呻いて悶える時ですら、あなたに乳を与えるために笑って手招きしてさしあげましょう。
おいで おいで
私の胎内に 今一度 やすらかに眠るために。



謝らない君と
許さない僕と
大人げない2人が背中合わせで重なり合う
特別なのがうれしいのか
仲間外れがうれしいのか
「皆がしている逆さのことをすると安心するんだ」
だって、「君が注意しに来てくれるでしょう?」僕の元に。



(僕が考える心配事はいつも過剰だから、時々疲れきって一休みしたいのに、そうさせてくれないのは愛しい君なんだよ。)



一度でも地獄を見たらもう幸せにはなれないのかなぁ



地獄の案内人が言った。「怪物に頭をくわえられ、足をばたつかせて、最も苦しんでいるあの男がイスカリオテのユダです」
ダンテ・アリギエーリ『神曲 地獄編』



僕の髪が背中まで垂れても、君の髪は肩にもかからない。
僕にとっての永遠は君にとっての刹那かな。
瞬きしても君はたしかにここにいるけれども、
君にとって、僕はどれほどの存在だろうか。
君の目に、僕は映っているのだろうか。とても心配だ。



汚い身なりの子供と 汚れた心の大人が おててつないでギロチンかかる
ダ カーポ ダ カーポ
der welt 世界中で あなただけ それとも わたしだけが 他の人と違う
(あなたが右手をあげると みんな左手をあげる でも 僕は手をあげない)
だって 僕は 君のように 明日のために 今日死にたくなんて ないんだもの イエス様



へいたいさん すすめ すすめ ちてちてた ちてたたつつ
だったかな?(うろ覚え)



レベル1のままラスボスを夜這いにいく。
ただ高級な武器をつけてるだけで、門番は恐れをなして逃げていく。



僕の 汚い 砂に埋もれた(無理やり忘却した)過去を 掘り当てて 笑う君がいる
僕は なぜか わけもなく泣きそうだった
幸せで 眩暈がした
今すぐ君を抱きしめて 口付けて そうしたかったけど 笑い返すこともできない
代わりに 震える右手の甲に爪を食い込ませる
滲む血の色は もしかしたら透明かもしれない
ああ 早く 太陽が腐って 夜になってほしい
そうしたら 僕が屍体だって知らない君と 一晩中踊って笑える
楽しいな 嬉しいな たまらなく 愛おしい
死ぬまでじゃない 死んでも愛してるよ
だから 僕の上に十字架を立てないで 心まで死んでしまう
弱みを見せた僕に 底なし沼から手が出てきて 足を掴んで 地獄へとひきずるなら
君が決めてほしい その斧で
切り落とすのは 僕の片足か 僕の 君にすがりつく両手か



生産領域 命令と服従という支配関係
君が作ったなら 毒の入ったものも食べる



淫祠 邪神をまつったほこら



目茶苦茶の方向に放り投げた石が、君の頭に直撃してしまった。
だらだらと血を流してうずくまる君に、必死に謝りながら、僕は、とても綺麗だと思った。
完璧だった君の形が崩れて、乱れて、壊れ(かけ)ることを、ずっとずっと望んでいたから。
不意に舞い込んだ不幸と幸福が交ざり合って、反発しつつも溶けあって、僕の口内には胃液の味が満ちる。気持ち悪い。けど、美味しい。



純粋な子供がいない国は、裸の王様を永遠に褒め続ける。
死神(ハイン)や地獄の案内役(アベル)の忠告は、嘘じゃないけど、本当でもない。
正義の味方になってというから、善良な人を斬って 君だけを騙していた。
気兼ねないなら、粗悪でもいいだろう、と。
「……ごめんね?」



君はとても愛しにくい。僕の愛を飲み込むくせ、すぐ吐き出す。
白痴(こけ)にするのもいい加減にしてほしい。いっそ寄生虫と言われた方がマシだ。
もし君が悪意などないと啼くなら、もう一度顔を焼いてください。
じゃないと、僕はまた君を盲信して、自分勝手な欲望を愛や忠誠にコーティングして聖域をけがすから。司祭に石を投げられるのはもう嫌だ。
言って。「悪いのは悪魔を生かして育む聖母だ」と。



僕はいつも 後悔する人で
君の裸体を熱心に掻き抱いているこの今でも
どこか 何かがひどく欠けていて 十分に満たされなくて
その何かの正体がわかるのも、手にはいるのも
僕らが骨になってからなんだから、困るよなぁ
(あ、今、石が綺麗に割れるような音がした。)



縫い目に繋がれる腕
「痛いですか?」
「いや、平気だ」
(でも痛そう…)



常々、右手を切り落としたら私の存在意義はなくなると思っています。
でも右手がなくなればすべてのしがらみから解放されるとも思います。
彼にとってそれは、最愛の者を地獄に堕とすための接吻をする唇でした。



「殺人してるときは楽しいんだけど、死体を見るのはいやだな。罪悪感が出ちゃう。人、死んじゃえば跡形もなく消えればいいのに」
「そいつはいいや。葬式代が浮く」



「1人でいる時間は好きだが、孤独は嫌いだ」
「……この、弱虫!」
「言ってろ、いじめられっ子」



残酷で単調な時の流れが、僕の左脳を生かし、君の右脳を殺していく。
徐々に、宝石のような碧眼が、沼のように濁って、あの日の赤い月に蝕まれていく。
夢魔に犯され、愛し子は腹の中で腐っていく。それでも会いにきておくれ。
僕はずっと待っているから。ゆっくりでもいいよ。
こっちに歩み寄る君の足音が、僕の心臓の音だ。



偽善 貪欲 不実 恩知らずと、皆が僕を矢継ぎ早に責めたてる。侮蔑する。
違う。僕は裏切り者じゃない。ペテン師じゃない。背教者じゃない。悪魔じゃない。
褒められる者だ。謳われる者だ。誰よりも主を愛し、師に尽くした。あの人も言ってくれた、「お前は精霊だ」と。そうして、僕にだけ、真実を諭してくれた。
お金なんかいらない。僕がほしいものは、血の畑(アケルダマ)には実らない。
会いたい。会って、触れて、あの声を、もう一度聞きたい。
それなのに、あの人はもう、この世界に存在しない。僕らを見捨てて、手の届かないずっと遠くへ行ってしまった。
不意に涙が出てきた。怖い。体の震えが止まらない。足下が崩れてしまいそうだ。
「……赦してください」
とうとうユタは、そう言って、彼の両足に腕を回してしがみいた。



「西洋では実際、犬にさえユダという名はつけない。もちろんドイツでは、子供にユダと名づけるのは違法です」(ユダ イエスの裏切り者か友か/ウィリアム・ラクッセン)



むせかえる造花の芳香に酔ってだれかわたしをころして。
優しい人々に囲まれて、白い花を落とされながら黒い箱の中に入る。
ああ、なんて幸せ。隠しきれない欲情の証。
体中に針金を巻かれた状態で、思いおこすのは、いつも同じ。
あなたと小指が触れあった瞬間が、私の人生で最高の幸せでした。



内側から僕は殺される
心は死を求めているのに 体は生を望む
なんてアンバランスなんだろう
じゃなきゃ、君の亡骸を見て射精したりしないだろう?
一瞬でいいから君に愛されてみたかった
でもそれは不可能だと初めから知っていたなら
僕はあのまま善良な殉教者でいられただろうか



羊水の中の快感
手足が痺れて
罪から逃れられない
あなたに会えたこと
それだけで満足だから
それ以下にはしないで
どうか
あなたを愛するのは好きだけど
あなたに愛されるなんて
そんな怖いことはない



異国の旅人と精神に欠落のある奴隷女との子供で、皆と異なる存在であることは余るほど明らか。異質の孤児に手を差し伸べる者は誰1人としていなかった。
彼には8歳以下の記憶がなく、どうやって生きてきたのかは自分にすらわからない。
それ以降も、一時的に記憶を失うことがよくあった。
見知らぬ羊飼いの目を盗み、羊をナイフで刺したことすら。(彼は血だらけの羊毛にまみれながらも必死に否定した。)



ほら見ろ、君は僕に「愛してる」なんて暴言を投げつけて、裂けた皮膚から出る血をすすって生きてるように死んでるだけなんだよ?



Er war geil auf ihn. 彼はその人を犯したくて仕方なかった。



愛しいあの人に会いたくて、でも変わり果てた自分を見せたくなくて
蔓が宙をただようように
まだ生きているあの人を確かに愛しているのに
二度と立ち上がれない死体になった自分が悲しくて
自分が埋まっている地面を踏みしめる人間すべてが憎くて
みんな みんな こっちへおいで
あの人を遺して、みんなこっちへ
本当に憎んでいて、許せなくて、本当に大切で、壊したくなくて、
ひとりぼっちの地球上、いつまでも咲き誇ってほしいのは、
あの人だけなんだ。



君がたまらなく恋しくて、あるはずのない指先から震えがくる。
いとおしい
記憶を頼りに、あなたを肌に感じるだけで
なんていとおしい



君の何もかもを覚えている。一言一句間違えず、君の言葉を繰り返してもいい。
今まで誰もしたことがない愚行を犯して、一か八かで後世の偉人になれるなら
救世主、君を塗りつぶせるなら
僕はどんなことでもする
「だから、」



ナーガって蛇のことやったのか



無味の高級料理を食べた気分です。
満たされた体とは裏腹に、なんて渇いた心。
でもそれ以外を望むのは大罪でした。



誰もいない場所で土下座する僕を嘲笑うなら、君はどうして息をして生きているの



君を追いかけて首を吊ったのに
君は処刑され3日後に蘇生して
僕はまだ地獄で罰せられている
こんなはずじゃなかった
こんなはずじゃなかった



「それはほとんど衝動でした。動機なんてありません。でも、強いて言うなら、私の中のタイムマシンが壊れてしまったのです。…いえいえ、頭は正常です。ご心配なく。あなただって、人間はたくさん生きているんだから、なにもそこにいるのが私でなくてもよいだろうと思うことがありませんか。もし私が死刑囚であろうと救世主であろうと、まっさらな白紙であった頃に戻ろうと白いものを塗りたくる姿は滑稽です。世界の汚い部分にばかり目がいくので、いっそ世界一醜いものをさがす旅に出ようかと思っていたところでした。それが事件当日です。下を向いて歩いて、時々後ろを振り向くと、他人の不幸が見て取れます。それは楽しくも何ともないけれど、なぜか癖になるのです。ああ、車道の白線に雀やネズミのぺしゃんこになった死骸を見た時の…あの感覚…浮遊感をともなって私を翻弄する、快楽の波…え?何ですって?もう部屋に戻って、休め?……それは、嫌です。私は眠るのが怖いのです。自分が自分じゃなくなってしまう。そんな不確かなものは、嫌です。やめてください。離せ。やめろ!私に触れるな!この中には彼がいる。これからはずっと、寄生虫のような彼を腹に、私は生きていくのだから。それでいい。それだけでいい。それだけが私のすべてだ。他に何もいらない。それさえあれば、何も怖くない。離せ!死刑台などのぼらない、私は、私はっ…!!」ギィ…バタン。



ゲライデアウス まっすぐ まっすぐ



「あなたとは…そうだなぁ、運命の糸とかそんなもんじゃなくて、血管とかへその緒とか、そういうもので繋がっていたい」
「え、近親相姦?」
「いやいや(笑)」



明治11年の「通俗男女自衛論」には「手淫は乱状の中に就いても最も身体を傷い風俗を姦乱すもの」として、その「害毒」が詳しく述べられています。「神経衰弱」「馬鹿」「近眼」「ニキビ」などの症状をせんずりが引き起こすという発想は、明治の文明開化でキリスト教文化圏から輸入され、大正・昭和と伝承されていきました。
(ちゆ記事より抜粋)



僕の中には2人の自分がいる。
とんでもない馬鹿と自称天才の2人だ。



底だまりの井戸水 ぴちょん ぴちょん



いっそ世界一不幸な人間になりたくて、とりあえず人知れず泣いたりして。
偉い人が「お国のために死ね!」とうるさいなぁ どうせ明日終戦するくせに。
どいつもこいつも、なんて自己主張の激しい虫なんだ。



あなたの本当の名前を知らないと気付いて愕然としました。
ずっと昔に一度だけ、でも確かに教えてくれたはずなのに。
雑音がひどくて
視界が悪くて
どうしても思い出せないのです。



私は今までずっと、心の中で、完成することのないあなたの彫刻を彫っていて、
最初は楽しいだけだったのが、徐々に苦痛をともない、気が狂いそうでした。
平常心を保っている間に、あなたに唾を吐こうと思います。
私を完全に拒絶してください。蔑むなら、必要ないのなら粉々に砕いてください。
二度と再興など見込めないよう、あの都の業火で焼いてください。
私だって、こんな木偶な体を脱いで、いっそ心臓だけの生物になりたいのです。
どうかお願いですから、私が綺麗だと信じてきたものを汚くしないでください。



君が何かを抗議しているけど、僕には何も聞こえない。
(今更何を言ったって、君が悪いんだよ?)
(僕に、愛することしか教えてくれなかったくせに)
勢いよく押し倒して、押さえつけて、握ったところから衣服を剥いでいく。
好きだよ。好きだよ。好きだよ。
この気持ちに沿うためなら何でもできる。
君が女の子じゃなくてよかったと思う。
ほら、ここ、気持ちいい?僕はいつもここで感じるんだよ。
声をあげて。息を乱して。口付けても拒まないで。
僕の前でとろけてみせて。
水面下の1人遊び。



あなたはいない
ここにはいない
どこにもいない
なんて残酷な夢
いっそひと思いに
揺り起こしてほしい
息絶えてもかまわない



十字架に磔になった抜け殻。いらないなら僕にちょうだいよ。
まだあたたかい、君の屍。
それは僕を黙って受け入れてくれる。
意味のない行為だけど、
もう君はそこにいないけれど、
最初から、君の心なんてものはどこにもなくて、
空高くから吊られた糸に操縦されるお人形だったじゃないか。
その糸をやっとで引きちぎった。
やっと解放してあげたよ。
だから、これは僕のもの。
やっと僕だけの、空っぽの人形。



わたしは あなたを あいしてますと
口に出して言わないと 忘れてしまう
自分本位で 強欲で 傲慢なわたしは
うっかりあなたを憎んでしまいそうで
でも嘘じゃない 本当に愛しています
信じてくれますか
あなたを裏切るだろうわたしを
そばにおいてくれますか



不幸に慣れた死体は幸福すら苦痛に感じて、葬送の花束を呪いで枯らす。
悲しいのにもう涙も出ない。



「自己意思に背くのは死ぬこと以下だ」
「死さえ自分が望んだこと、とでも言うつもりか」
「そうだと言ったら満足か」
「いいや不満だ」
「待て、論点がずれてるぞ」←第三者



大きな木に小さなはっぱがついてるさりげなさ すき!



「愛してるって言ったじゃないか。だったらずっとここにいてよ。ずっと一緒にいてよ。もうどこにも行かないって、約束してよ…」
(しなないひとにならないで)



「ユタ、逃げよう。このままじゃ殺される。マリアは異常だ」



ものも ひとも
こわすのはかんたん
てをはなせば ぐしゃ



「提灯野郎がっ!!」



ギョーザにすべてもってかれた感が…



そろそろ潮時ですかね。隠居生活、とか。
×××前に部屋いっぺん清掃しようビデオ見たりCD聴いたりしよう



数年経たなければ後悔できない。



あの人に話しかけられた自分は特別な人間なんだと
笑ってくれるのは僕だけなのだと
わざと信じて喜んでいた
しだいに
苦しめてでも
僕のことを考えてほしいと
その願望を止める術を昔は知っていたのに どこで落としてしまったのだろう



やるせなくないか大人になればと思って耐えてきたのに私の番になったら金がつきて年老いた者に労りをと言われたって困る



▼京雀実録
田舎にも京にも御所の絶え果てて、公方に事を嘉欠(吉)元年
赤松は伊豆(貞村)に播磨を取られじと、御所の首をば嘉吉元年



伊賀=三重
甲賀=滋賀



裾が足らなくなった。
ずっと前からお気に入りの服だったのに。



ああ、僕は、もう、だめだ。こんな出来映えの悪い料理を誰が食べてくれるだろう。



五体不満足な君を守ろうと、抱きしめた腕に力を込めて、
怠惰でのばしていた鋭い爪をその柔らかい皮膚に食い込ませて、
僕はそれを黙認しながら君のかすれた泣き声を傍聴していた。
どうすれば僕らの体中に絡まる糸を食いちぎれる牙を持てるか、そればかり考えている。
愛してるよ そんな陳腐な台詞で済ませるほどの薄っぺらい気持ちではないけれど、
そう告げたら君は少しの間、表情をこわばらせて僕を見ていた。
その瞬間だけ君は僕のものだった。
それだけでもう満足できるのは、僕は自分自身がとても嫌いで、
そんな自分のものになった途端に汚れていく君を見るに堪えないと思うからだ。
だから? 君が遠回しの否定の言葉を口にした時、僕は心から安心した。
優しく微笑む僕は謙虚だろうか(それとも臆病だろうか)(強欲だろうか)(卑怯だろうか)(無力だろうか)(愚者だろうか)
何者であれ、僕は君の虜だ。盲目でさまよう死刑囚に似ている。
一切の拒絶をされても君を愛すことをやめない僕は、一体どうして正気だと言えるだろう。
もろい偶像なんかじゃない、輝きに満ちた礼拝堂の心臓。ドクドクと脈打って鼓動する命。それが君だ。
これまでもこれからも、君は誰にも触れさせない聖地であってほしい。
何が起きても動じない不変の象徴であってほしい。
でも、もしそうじゃなければこの世界は無価値だ。悪人や魔物が支配した闇に飲まれて滅亡すればいい。
最後の審判のくせに再審で被告人の逆転勝訴。ニュースはしばらくその話題で持ちきり。
そうなったら僕だって君の死骸を犯しながら死にたい。
神様みたいな人が瞬きをする間に、裏切り者は昇天する。




初めて歩いた日を思い出して、うまくバランスを取って宙に浮かぶ。
不確かで無責任な感覚が眠気を誘う。頭のてっぺんがくすぐったくって、僕は笑った。
頭上高く舞い上がれば、ここは多分、神様の視点。
地上のものはみな小さくてよく見えない。かろうじて識別したあのマークには何の意味があるのだろう。
なんだか悲しくなってきた。ふと我に返れば帰り道がわからない。
目的もなく漂う姿は、真下の海にいるかもしれない死にかけの魚そっくりだ。



世阿弥の幼名、鬼夜叉!?マジで!?カッコイー



oasisオアシス



行かないで ひとりにしないで
それが叶わないなら せめて最後に
僕を見て そのまま 息絶えて
用なしの体を 僕にください
ところどころ腐ってても 大丈夫 全部僕のもの
僕だけの 君
君だけの 僕
もう怖くない さみしくない
おなかもすかない ねむくならない
ほら 君の声が僕の中から聞こえる
僕は自分を抱きしめて 君を肌で感じる



後に残った人の気持ち?
「そんなのわからない。だったらあなただって今の私の苦しみなんて知らないじゃない」
「つーか、さぁ」
彼がさらにイスに深く座り込むと、古い脚がギシギシと鳴った。
「思ったけど、『死にたい』と『お金持ちになりたい』って同じニュアンスだよね」
「……」
「夢のまた夢っつーの?」
彼がそう言うと彼女はまた幻覚に苦しみだした。
彼はやれやれとため息を吐くとベットのボタンを押してナースコールする。



パチッ…パチッ…と小さな音が間延びして聞こえる。「?」
佐竹さんが「失礼します」と敬って襖を開けた。
中は畳何十畳あるだろうという大きな部屋だ。
そこに、小さな子供が真剣な顔で棋譜を並べていた。
さっきのは囲碁の音だったのか…
子供はこちらに気付いて、はたっと手を止めた。
「ああ、今日来るって新しい人だね?佐竹」
「ええ、そうです。住み込みで半年ほど見習う予定です。鈴木くん、ご挨拶して」
佐竹さんに目配せされて促される。
目上(年下だけど)との対面にめっぽう弱い俺は緊張して緊張して、
「はい、あの、今日からっ…鈴木夏目です!」
思いっきりすっとばした。(やっぱ本番に弱いな、俺…)
「あはは、そんなにカチコチになんないでください」
子供はほっこり年相応の笑みになった。
「この家の当主の渟足秋人です。よろしく鈴木夏目さん」



私が投げても音を立てて壊れないもの・私が壊しても許されるものが見つかりません。今まで滑らかに指をはわせていた楽器に茨をまきつけられた気分です。怒鳴りちらして暴れるみっともない私をあなたはただ見つめる。その目はどこまでも気丈でした。――どうして。これで本当の最後だというなら、いくら奉仕しても厭いません。でもあなたがそれで納得出来ないのなら無駄なことでしょう?どうしてそんな目で私を責めるのですか。



9/19 君のこと壊したいのかもしれないしそれによって僕が壊れたいだけなのかもしれない

10/30 君のこと嫌いなのか君を愛する僕自身が嫌いなのか

10/31 神様は高貴すぎてその手に触れるものみな黄金に変えてしまうだから人に触れない



過去形の歌に惚れるわぁ



片足を切り落としたらうまく立てなくて困った。
痛みも苦しみも以前から感じていた違和感もすべて傷口から逃げて、孤独、そう実感した。



王子様に恋をした人魚姫は自分の魚の尾を切り落として溺れ死んだ水死体の足を借り、痛み止めを飲んで陸に上がった。婚約していた王子様を甘い歌声でベッドに誘い、不埒な人魚姫、命の精を注がれて見事死んだ足を生き返らせた。婚約者を毒殺した人魚姫は顔を剥いでその人になりすまし、結果王子様と結婚することができましたとさめでたしめでたし。



お正月スペシャル白虎隊 会津 女に免疫がない なんて HOMOの香りじゃん ハァハァ テレビのがよっぽど同人誌みたいだ



ソリティア カチッ カチッ



 口惜しの花、親世代。管理人用memo
(笠原一男編『物語日本の歴史14/室町幕府と応仁の乱』他より抜粋)

 義持はその思考においてはいささか分別の欠けるところがあったが、その政治においては引き締まっていた。もともと思慮もあり、沈着で、強固な意志の持ち主である。
 義持は平素強健で風気に冒されることもめったになかった。だが正長元(1428)年一月、義持は足に腫れ物ができた。発熱もしたが、義持は少しも意に介さないで、風呂で掻き、破り傷を作ってしまった。それが翌日の夜から急に風気に冒され、腫れ物の傷も悪化。医師三位が看病したが、数日後歩行も不自由になり、とうとう座ることもできなくなった。六条八幡宮をはじめ諸寺諸社に病気平癒の祈祷を下したが、義持の病気はますます悪化した。
(その二年前に持氏の養子の話)
「そうだ、その決定を神妙に問うのが一番よいだろう。しかし、余が生きてる間はこれを行ってはならぬぞ。実は鬼神大夫という宝刀を持っているが、義量が早世した時、八幡宮に祈願を込めて、『もし自分に子孫ができたならその宝刀を伝えましょう、もし子孫ができなかったらこれを神前に奉納いたします』と誓って籤を引いたら、奉納するなとのお告げ。かつその夜の神の夢神のお告があって、『きっと男子を設けるであろう』とのことあであったから、自分はこの神託を頼みにして、今日まであえて継嗣のことを言わなかった。だから自分が瞑目した後で決定しろ」
 石清水八幡宮の宝前での籤。満済が籤を作り、時熈が密封してこれを満家に渡した。満家は八幡宮に参詣して籤を引いて帰ってきた。その日の夕方から義持の病状はいっそう悪化し、ついに亡くなった。享年四十三歳。遺体は等持院に葬られた。
 籤に当選したのは青蓮院門跡准后義円。『建内記』では籤は3回中3回が義円に当たったとして神意を強調しているが、信憑性は薄い。

※墨衣の宰相・三宝院の満済:権大納言藤原師冬の子で、義満の猶子(養子)として醍醐の三宝院に入って出家。やがて大僧正となり、准三后の宣下を賜る。常に幕府に出入りして、義持の大小の政治の諮問に応じていた。『満済准后日記』はそれを顕著に著している。



ユタの背中には禍々しい痣があった。
それはイリスが不思議な力を使うたびに広がっていく。
痛みは途方もなく。まるで焼きごてをあてられているようなどうしようもないもので。
それでもユタは堪え忍んだ。その傷を負っていれば、イリスはユタを決して拒まない。
それが嬉しすぎて、ユタはいつもうすら笑っていた。
元々ひとつになるはずだった体。
不完全な我が身を隅々まで見てユタは死にたくなる。
だが罪深い体は自殺を受け入れない。
イリスを道連れにしようと思った。イリスが死ねば自分も死ぬ。
でも最後の最後で、イリスがすべてを背負って1人で死んで、ユタは驚愕する。
アダムがイリスなら、彼を堕落に誘ったイヴはユタ。
(じゃあイヴにリンゴを食べさせたヘビは誰だ?)



頻繁に小さく間違うのが人間で、まれに大きく間違うのが機械だ。



歩くか
走るか
戻るか
殺すか
死ぬか
犯すか



「また会おうね」あれは君なりのさよならだったんだね今気づいたよごめんね鈍感ででも許してね好きだった誰よりも好きだった愛してた
覚えてる限り数え上げていく君が僕にありがとうと感謝した回数そして一時の安心をする(君に拒絶された回数なんて数え切れはしない)
今はこんな足から凍える夜でも時間が経てばきっと君の中に僕の良い記憶が思い出として残るそうなればどんなにいいか。気休めと哀れみを貧しい僕に与えてください。
どうしてかなあわからないけど君に触れたくて手を伸ばすたび鏡に映る自分がどんどん醜くなっていってその手は弾かれる前にと震えながら引っ込めるしかなくて、君が僕を見ないことをわかっていながら僕は君しか見ることができない。
お願いだからどうか僕が悪さをする前に君の手で僕を縛り付けてそのまま部屋のドアを閉めてよお願い電気もつけないで。ねえ言ってよ「また会おうね」って



「やっとです。やっと、強い自分になってから、あなたにちゃんと惚れられたんです」
頬に触れた手はひやりと冷たい。



樹木になりたい でなければ狂人になりたい



狼×うさぎ にんじんバイブ



ARK ノアの箱船



小さい頃ちょっと会ってちょっと話したささいな思い出
6はずっと覚えててでも3は全然覚えてない



四国「ロク様はどうしてこんなドロボーネコを目にかけているのか…理解できぬ」



Frehe Weihnachten!メリクリ
das Geschenk プレゼント
schenken プレゼントする
Ein gutes neves Jahr!はぴにゅいあ



memo
彼と寸分違えたくもない影
祭りの後とか好きなんだよね
日本人は保険好き
こけむしたししおどし かぽん
イケメン写真みて絵ぇ描く
カラオケ 棺桶
操られて攻めに攻撃する受け 目がうつろ