ホットライン (ふれあいの会レポート,2000年8月)
「ふれあいの会 ― 京都美山散策の旅 ―」 報告者:青木浩一 日 時:2000年 8月 5日(土)〜6日(日) 8月5日、AM8:00 大和郡山の自宅を愛車「サーフ」でスタート! 国道24号線を一路京都へ。途中で1号線に入る。かなりの渋滞で9時55分、 堀川通りを北上し、五条通りを左折、一路「京都縦貫自動車道」を目指す。 市内は少し渋滞しているが、沓掛インターより高速に入るや、スイスイを順調に 「スプリングスひよし」でしばし休憩。 11時30分過ぎに、Cさんグループ到着。大渋滞だったとの事。 (KTさん、Yさん、Tさん同乗) 休憩後、C車を先頭に一路美山へ! 美山町文化センター「河鹿荘」で昼食休憩。夏休みの休日ゆえ家族連れで賑わっています。川原では、「鮎つかみ大会」が開催中。 昼食後、美山名物の日本の原風景「かやぶきの里」を見学。多くの画家、写真家等が訪れる有名な集落です。この5月に「かやぶき資料館」が放火?により全焼されたことは誠に悲しい出来事です。 見学後、今夜の宿泊所:Cさんの借家へ向かう。Tさん、Aの車に移動。途中で今夜の夕食の材料「猪肉」、「イカ」、「鶏肉」、「鮎」、「ソーセージ」、「野菜」などを仕入れる。 その後、「美山名水工場」を茶谷さんの案内で見学する。 工場前の名水の涌き水には、名水を求めての人々で賑わっている。 PM3:00頃、上司のバス停近くの借家に到着。しばし休憩タイム。 休憩時間に、Yさん、Kさん、Aの3人で近くの由良川へ「釣り」に出かける。川への狭い降り道を、そばに居られた年配の村人にお聞きして川原へ。 本日の釣りの先生?、Yさんの指導で釣りはじめる。 場所的には釣れそうな環境で、しかも魚の姿が目の前に見えているのだが、食い付かない。引きが全然ない!場所を少し移動するが効果なし。 結局師匠が、かわいいのを2匹釣り上げ面目を保ちました。一応、「エサが悪いから釣れない!」と言うことにしておきます。 PM5時過ぎより、今夜のメインエベント、「バーベキュー宴会」の準備にかかる。Cさんの見事な包丁さばきにしばし見とれる! 借家の広い裏庭にて、月明かりと、星明りを友にパーテイ開始。 冷凍室から取り出した冷たーいビールで乾杯!! 鮎やイカの刺身に、猪肉、鶏肉と食も進みます。 「美山ならではの味」とCさんが豪語?した通り、多いに堪能させていただきました。 途中で、隣の借家の「Hさんご夫婦」や「Cさんの知人」の方を交えて更に賑やかに飲食、夜の更けるのも忘れて酒宴が続きます。 11時過ぎに中庭での宴会を一端片付けて、部屋の中に場所をかえて延長戦へ!ウィスキーも入り午前様に!! その後はあまり記憶が定かではありませんが、各々雑魚寝の状態で就寝。 ◎8月5日 AM6時30分頃目覚める! 洗面して、ランニングスタイルに着替える。早くもKTさん、Yさんは起床されています。 頭が少しボーとする状態で、空き地で準備体操始める。 昨日、釣りをした橋の向こう側まで散歩する。そこに公園があるのを、発見!!(長谷運動公園) なんとジョギングコースまであるとは! ジョギングコースにそって軽くランニングスタート。コース沿いに植えられている芙蓉の花?が美しい!霧が出ていた山の周辺も徐々に晴れ てきて青空が覗いてきました。静かな田舎の朝の風景を堪能しながらランニングを終了して戻ってきました。 冷たいシャワーを浴びた後、8時頃より朝食、ソーメンを美味しく頂きました。 「立つ鳥あとを濁さず」、清掃、整理終了後、9時前に借家を出発。 途中で河鹿荘に立ち寄り、お弁当を調達。一路「芦生の原生林」案内人Nさん宅へ。 Nさん宅で、車をマイクロバスに乗りかえる。 10時、Nさん運転のマイクロバスが6人を乗せて出発! 途中、紅葉の名所「○○の峡谷」を経由して、芦生の里へ! 行く先々で、Nさんの案内、説明が嬉しい! 通行許可車の札を頂いて、いざ芦生の森へ。 休日ということもあってか、かなりのハイカーが入山されています。 ★参考 ‘関西の秘境!’「芦生の森」とは? 西日本屈指の原生林である京大芦生演習林(京都府美山町)は、日本海に注ぐ由良川の源流にあります。京都府北部、滋賀県と福井県の境にあり、総面積は4000ヘクタールあります。最高峰は三国岳(959m)で、 スギ、ブナ、ミズナラ、ミズメ、カエデ類、シデ類などの天然林となっています。 又巨木も多く、例えば「芦生の大カツラ」は、京都府下第3位の巨木で、樹高38m、幹周り9,95m、樹齢は300−400年とされています。 近年、秘境・芦生の森も、「俗化」の波にさらされています。昔は「知る人ぞ知る場所」でしたが、原生林ハイキングの人気が高まり、毎年、数千人のハイカーが訪れています。 ハイキングコースは、 ①上谷・杉尾峠コース:由良川の最源流に触れたり、峠から日本海を見渡せるなど、いわば「芦生の魅力はこれに尽きる」といえるメインコース。 ②下谷・ブナノキ峠コース:林道中心のコースで、やや変化に乏しいが、ブナや、トチノキの巨木が多く、スケールの大きさでは優るコースです。 かっては、原子力発電所用の揚水式ダムをつくる計画が持ち上がり大きな問題になっていましたが、今はほぼ沈静化しています。しかしまだ「ダム建設反対」の立て看板が見られます。 また、芦生の森を「世界遺産に登録」する運動も始まっています。 ……Nさんのバスに揺られて林道を登って生きます。時々ハイカーと行き違いますが、殆ど人気のしない原生林の林です。 途中、トチノキの大木、大カツラの木で休憩(写真休憩)、そして長治谷作業小屋に到着。この古い由緒ある小屋は、今年の豪雪で一部崩壊、その無残 ここで、バスに待機いただき、今度は歩いて原生林に入ります。 AM11時30分、各自昼食の弁当とお茶を持って、案内人、Cさんの後に続く!すれ違う人も殆どなく、ややひんやりした原生林を6人が進みます。 途中、ツキノワグマに引っ掻かれたスギの木が目立ちます。約30分位歩いた小川のせせらぎに場所で、昼食休憩をとりました。ウグイスがさえずり、アカゲラの木をツツク音もします。しばしの食事休憩後、来た道を引き返して待機場所への道をたどります。。途中女子大生風の4人の娘さんと、案内役風?の中年男性のグループに出会い、会話を交わしつつ待機所へ到着。 又、バスに揺られ来た道を戻ります。途中で、山頂近くの景色の良い場所を案内いただく。紅葉の季節が最高とのこと。全山が紅葉する季節に、是非又 訪れたいものです。 3時頃、芦生の入り口に戻り、美山の道へ戻ります。Nさんのご好意で、Nさんの畑の「トウモロコシ」「ナスビ」「ピーマン」を自由に取らしていただく。 畑には「たぬき」や「さる」の被害防止のために、電流をしかけてあるそうです。 Nさんに別れを告げ、河鹿荘へ。河鹿荘でしばしのコーヒータイムでくつろぐ。 PM3時30分、A、T、K組と、C、KT、Y組に分かれて帰路の途に就く。 園部インターより縦貫道に入り、C組とは亀岡インターで「さようなら」、A組は更に進んで沓掛インターから、5条通り、堀川通りから京都駅へ。 5時前に京都駅で、Tさん、Kさんと「さようなら」の別れを告げ、それから小生は一路奈良へ。渋滞の中、7時、無事に自宅に帰還致しました。 途中、京奈和自動車道の入り口前で、事故車あり。(無残な姿なり!!) 我々の無事な「美山の旅」に、改めて感謝致します。 完
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Copyright (C) 2000 Tsutomu Takemoto
更新日; 00/08/29 08:46