なな養護学校中学部3

3学期がはじまり、「働く」ということに、授業内容が 大きなウエイトを占めています。
養護学校の子供たちにとっては、大学進学ということが、ほとんど考えられないので、子供たちはみな、「働く」ということを考えなくてはなりません。

もちろん、普通に考えての、8時間労働だの、最低賃金制度などとは程遠い人がほとんどですが、人が、「働く」ということはどういうことなのかを、学ぶと同時に、自分を振り返ることの出来る時間です。

先日、M市のH園での仕事見学に私たち親も参加してきました。
仕事をする上での厳しさもある反面、楽しいこともある。
苦労もある代わりに、自分が自分らしく生きることが出来る。
そんなことを考えた半日でした。

自分らしく生きるために、必ずしも「仕事」が必要なわけではありませんが、仕事によって得られる物は大きいと思います。
果たして娘は何を得たのでしょう。

2月
今日は車椅子の乗ろうとして、失敗しました。
転んだ拍子に耳を打ちつけたようで、疲れているなあと、誰もが感じていたようです。
この頃は、2〜3歩を歩いたところで、体勢を立て直さないと、前のめりになって、倒れていきます。
それを何度も、繰り返して、声かけしているのですが、気を許すと、転んでいます。
自分で歩けることの大切さと、自分で行きたいところに、苦労なく行くことの せめぎあいといった所でしょうか・・・

2月・3月