まず曲面であるため位置決めが難しいと思います。
裏に両面テープ(粘着力を落しといた方が良いです)を貼った方眼紙に孔の位置を書き、間を切り欠いてX形にします。
それをキットに軽く乗せて貼り位置をきめたら全面をぴったり貼り、後で同じ事を繰り返すために貼る位置の印を書き込みます。そして+を針で突いてキットに印を付けます。(この画像では説明だけなので雑にやっており、かなりずれてます。また作例では真ん中の孔から均等に他の孔があるのではなく前側は上下に狭く後ろ側は広くしています)
あとはこの方眼紙を丁寧にはがしてそのまま使っても良し、反対側のために左右対称の方眼紙を作っても良いでしょう。貼り位置の印も忘れずに。
肘は方眼紙が小さくなるので多少やりにくいかも。
まぁ実際は同時に横に並べて見比べるなんて事はしないので、少々ずれていてもわからないのですが。 |
せっかく正確に印を付けられても穴開けがずれては何もなりません。
あ、ドリルは必須です。カッターで開けるのは出来ないことはありませんが、その労力は他に向けましょう。
上の画像の1の様にいきなり開けたい径の穴を開けるとドリルの特性上必ずずれ、しかも形がいびつになります。ここは面倒でも最初に1mmの孔を開け0.5mmくらいずつドリルを太くしていって穴を広げていきましょう。画像は2が1mm径、3が2mmまで広げた状態。(なのでドリルの費用が結構かかりますよ。)
作例では脛の側面はこの後コトブキヤのディテールアップパーツの丸ノズルを埋め込んで、パテで隙間埋めを行っています。今ならRX-78-2のVer.1.5の脚フレームを使って、孔は開けたまま(孔の縁の厚みを均等にしたり、処理は丁寧にしないといけません)にして内部が見えるようにするというのも良いでしょう。 |