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まだ、屋根替え(大修理)か建替えかを悩んでいたころの庫裡です。でも、すでに雨漏りは深刻でした。 |
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玄関の土間から、上がりの間、中の間、前座敷を見たところです。(名称は、勝手に言っていたものです)
一番手前の部屋は、「古い田舎家のにおいがする」ということで、地元の有名人(マラソンも走る国際弁護士)を紹介するテレビ番組のロケに使われました。ほんのワンカットでしたが・・ |
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台風被害で大きく痛んだ庫裡です。
これより数年以前から雨漏りはありましたが、これで「建替えは避けられない」とい状況になりました。 |
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このころより雨漏りがひどくなった廊下の壁です。
ほどなく壁土は溶け、天井板は落ち、床は腐りと悲惨な状況になります。 |
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解体工事がはじまる直前に撮りました。
座敷の庭の樹木に隠れて全体は見えませんが、今となっては貴重なアングルです。 |
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ついに工事がはじまりました。
渡り廊下が撤去され、本堂に土埃よけのシートが張られようとしています。 |
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解体直前の室内です。
「畳は防災用に使ってもらおう」などの話もありましたが、結局すべて廃棄となりました。 |
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正月休みをはさんで、1月8日より工事再開。
木造建築なのですが、耐震のため、まるで鉄筋建物のような基礎工事です。天候にも恵まれ順調です。 |
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いよいよ棟上です。谷間のためまだ薄暗い7時すぎから作業は始まりました。
この庫裡建替え工事に心血を注いでくださっていた建築士が亡くなったのは、この日の朝でした。 |
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午後からは小雨も降りましたが、棟上の作業は続きます。この後、寺の役員と工事関係者で本堂でお勤めをしました。 |
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工事は順調です。先日からは人がいなくなるときには施錠することになりました。 |
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内装工事も順調です。ようすを見にきてくださる寺の役員さんもみんな「いいね〜」と言ってくださります。特に、自らも大工さんである無口な世話方さんが「いい仕事してるな」と言ってくださったのが印象的でした。 |
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ついに足場がとれました。電気工事や水回りなどはまだまだこれからですが、外見上は完成したかのようです。 |
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<一応の完成・座敷>
奥が8畳、手前が10畳の座敷です。寺の中・小研修室の枠割をにないます。
「庫裡のメインの部屋なので、少しでも広く・・」との私の願いをいれて、建築士さんが広めの設計にしてくださいました。そのため、通常より大きい畳が入っています。畳屋さんには苦労かけましたが・・ |
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<ついに完成・玄関>
予算がなく、「表の間」がつくれませんでした。法要の時は、玄関ホールに簡易の畳を敷き、帳場(受付)にします。左の小窓からお供え物などを受け取ります。 |
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<一応の完成・応接間>
手前が応接間。寺の小会議室として使います。
奥は食堂。写真には写っていませんが、右にキッチンがあります。法要の時に使う台所は別にあるので、ここは家族のスペースです。
いずれの予算の関係で、当初設計より狭くなりました。 |
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<一応の完成・浴室>
予算の関係で当初設計の3分の2の広さになりました。体の大きなだめたけはちょっと残念に思っています。 |
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<一応の完成・広縁>
法要の時には、書院で法衣を着替えた法中(近隣の住職)が、この廊下を通って奥に見えている本堂にわたっていきます。
なお、今回の工事で座敷の庭は狭くなったのですが、造園士さんのテクニックにより、むしろ広く見えるようになりました。プロの技に感動しています。 |
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