暑さだけが心配な、おだやかな週になるはずでしたが・・
7月1日(日)
朝から「聞法会」の準備。本堂の花を立て替え、内陣を掃除。昼前には当番のご門徒も来てくださり、掃除の仕上げと休憩のと きに出すおはぎづくり。40代、50代は若手と呼ばれるメンバー の手際のよさは芸術的です。
数年前から連続講座をお願いしている講師を迎え、1時半に開席。扇風機を6台だしましたが、それでも本堂は蒸し暑く、汗がだらだら。そのなかでメモをとりながら話を聞いておられる熱心な参加者。
だめたけにとっては、講師の話だけでなく、こんなご門徒の姿が法話です。
7月2日(月)
ウィークデイは福祉施設での勤務です。
勤務を終えてから、車を80キロほど走らせて、施設で養殖したカブトムシを弟のところへ持っていきました。(障害者の授産施設はいろんなことをやっています)
しかし、留守だったので、玄関に23匹のカブトムシの入った発泡スチロールの箱を置いて帰宅。
すると、夜遅く弟から「帰宅するとカブトムシが箱を破り逃げてしまっていた」との電話。考えれば相手も必死。でも、逃げ出したところが都会でおどろいたでしょうね。
7月3日(火)
昨日につづき会議も早く終わり(ラッキー!)、勤務を終えてから長女の誕生日プレゼントを買いに街へ。中学3年生の喜びそうなものはわからず、まして売っていそうな店にはおっさん一人では入りづらいので、女性の同僚についていってもらいました。
この買い物も早く終わったので、私は一人で映画館へ。(基本的に映画は一人で観る主義です) 『A.I.』を観ました。
10時過ぎに帰宅すると、境内で母が待っている。以前から入院されていたご門徒が亡くなったとのこと。すぐに法衣に着替えて、枕勤めにご門徒のお宅へ。葬儀の打ち合わせなどをして帰宅。
明日がお通夜、明後日がお葬式。たいへんだ!
布団にころんだのは2時をまわってからでした。
7月4日(水)
朝、夜にお参りするはずだったご門徒に断りの電話。
職場では明日休むための調整にあたふた。「これは延期」「これは欠席」とわがままほうだい。上司にも、後輩にも大きな迷惑をかけます。(みんな、ゴメン)
新人職員は「(家族の病気など)なにかあったんですか?」と心配してくれる。「いや、ちょっと急用なんや。ごめんな」とあやまる。(本当にゴメン)
夕方、時間休をとって通夜の席へすべりこみ。あいかわらずの綱渡り。
夜、職場の後輩から仕事について確認のメールが入る。自分は休むのにメールで段取りを送る。(ひどいヤツです)
7月5日(木)
おそろしく参列者が多いお葬式でした。
葬儀の後、遺族がだめたけの寺へ還骨勤行に参って来られるので、それまでに本堂の準備。今日は母はいない。妻も勤め。お茶はペットボトルと紙コップで用意し、参ってこられた親戚に入れ てもらうことにしました。
この日のうちに初七日のお勤め。だめたけの住む田舎でもこのパターンが増えてきました。どの家でも遠距離の親戚が多くなったのも一因です。
7月6日(金)
今日は出勤。うっとうしい雨模様でしたが、気温が低いのはうれしかった。暑いのは本当に苦手です。
明日は小学校の参観日。明後日はPTA主催の廃品回収と救急法の講習会。住職の仕事もあります。
一つひとつを楽しむつもりで、がんばろう。
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