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★★★ ダイヤモンドルーター ★★★

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レールの敷設
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レールを敷設する為には、路盤が必要です。路盤、すなわち、固定する為のベースです。路盤はベニア板を線路通りに切り抜く、”クッキー&カッター”(だったかな)で行いました。線路を型紙として、それに沿って犬走り分などを書き加えた上で、切り抜きました。道床付きレールなので、ある零度までは、定規でRを描けば何とかなります。しかし、”馴染ませつなぎ”や、誤差を最大限利用する方法でプランを描いた場合、現場合わせ的な状態になります。
ここでのポイントは、道床を含めて、路盤幅をどう考えるかと言うところに尽きます。元々、道床付きなのですから、線路状態の悪い線区であれば、そのままでも良いわけです。試行錯誤しながら、理想と思える値を検討するしか仕方ありません。私のレイアウトでは、鉄橋付近の築堤が失敗の見本になっています。単線にしては、異常に幅が広すぎるのです。様々な写真集を閲覧するにつけ、その思いは大きくなります。しかも、広い割に、築堤自身がカミソリの如く細いのです。鉄橋のイメージには湖と川という先入観があった為、それを取り入れたら、こんなことになってしまいました。餘部鉄橋の例もあるにね。(閑話休題)
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罫書きが終わったら、実際の切り出しになります。いきなり結論から言ってしまうと、3ミリ圧のベニヤでも十分に路盤として使えます。あえて5ミリを買う必要はありません。また、切り出しには糸鋸を買わなくても何とかなります。鋸で大ざっぱに切り出して、”大型カッター”で削るという方法でもokです。
<板の使い分け>
ピットになる物→5ミリ
路盤→3ミリ
路盤に関して、もう一つ考えなければならないことがあります。”切り出した路盤が平面と接するところをどうするか=勾配の始まりと終わりをどうするか”と言うことです。車輌にとって一番シビアなところがそこです。お座敷レイアウトのように、スムーズな勾配とする為には、杜撰な工作は許されません。微妙に上げる為には、道床付きのメリットを最大限に使います。道床下に木片やプラ片を押し込んで、上げて行きます。勾配のないフラットトップであれば、こんなことは考えなくても良いのですけどね。
路盤の固定には、小型の水準器が必須です。数センチごとに当て、もくろみ通りの値かどうかを確認します。レールが捩れているような路盤では、走行性能の向上は望めません。また、基本的にカントはつけないようにしています。理由は言うまでもなく、”走行性能を犠牲にしたくない為”です。実車は、あのスピードで駆け抜けるから、あれだけの物が必要なのです。モデルの世界に実物の概念を持ち込んでも、仕方ありません。そこまで言うのなら、ゲージ幅が9mmであることを気にしてください(苦笑)
尚、路盤の固定が終わる頃には、おおよそ線路脇の表情が固まっていると思います。そうであれば、路盤をフラットアースなどで軽く塗装しておくことを勧めます。後で砂利を引きますが、念のための”アラ隠し”です。意外かもしれませんが、画像に取った場合、何故か手抜きがしっかりと写ります(泣) 後で悲しい思いをする前に、気づいたところはせっせと潰しておきましょう。
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路盤が出来れば、次はレールです。レールを固定する前に、作業を行っておくことがありました。実は、私の所では、後からそれをやったので、作業を放棄したところもあります。さて、それはどのような作業なのでしょうか
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レールを敷設する場合、考えておかなければならないことは、下記の点です。
(1)どこで給電するのか
(2)どこでギャップを切るか
上の2つは、常識的な範囲の話ですね。ギャップを切るには、ダイヤモンドルーター(画像参照)があれば、一番速いです。どこであっても、いとも簡単に切ってくれます。運用上の注意としては、連続運転時間を超えないことです。超えてしまうと、モーターが逝ってしまう場合があります。その他の注意としては、チップの使い方でしょうか? ダイヤモンドカッターが1本あれば、他は要りません。砥石なんかを使うと、割れた時に思いもよらない怪我をしますので、要注意です。あくまでグラインダーに準じた使い方を心がけてください。
給電場所は、目立たないことを考えて、道床の裏側からレールの裏側にハンダ付けしています。T社のレールの場合、元々給電用の場所が決められていますので、それを逆手に取ることにより、目立たない場所でいくらでも給電が可能です。後でバラストを巻きますので、多少の大穴をあけても、まずわかりません。ちなみに、下の画像で指示棒代わりになっているのは、”手抜木”の材料である、爪楊枝です。
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(3)着色はどうするのか
接点を保護しながら、金属に着色することの難しさは、やったことのない方にはわからないでしょう。フログ部分に回り込まないように塗るのは、細やかな神経と妥協の産物です。それ以外の場所では、技量がなかったことと、後工作で面倒であったので、田宮のフラットアース+レッドブラウンを適宜混食し、太めの筆で一気に塗ってしまいました。枕木だろうが関係なしです。ムラムラだろうがOKです。どうせ実物は鉄粉が飛んでいるから、そんなに明確に色の違いは現れません。
レール部分は、細かな筆で、錆色っぽいののを塗っています。しっかり乾かしてから、細かなペーパーで踏み面を磨き出すのは、言うまでもありません。完全に殺している線路なら、その必要はありません。(鉄道公園など、べったりと塗っています。これは、車両が走ることがない為、レールが錆びていて当然だからです。)
(4)電圧降下する場所はないのか
そんなことは起きないと思っていても、集電力の弱い車両を走らせれば、見事にわかります。レールどおしの接続を信じているのであれば、それは甘い幻想です。路盤への着色とレールへの着色は、確実に通電を阻害します。予備フィーダーを簡単に設置できるのは今が最後のチャンスです。
以上の理由により、レールを敷設する前には、必ず走行試験が必要です。他にも、レールの敷設には、忘れてはならないことがあります。
(5)どうやって固定するのか
ボンドバラスト法+フレキシブル線路であっても、多少の仮釘は必要です。フレキの場合は、後で釘を抜き去っても、全く問題はありません。撤去したくなったら、アルコールを滴下すると綺麗に剥がすことが出来ます。
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問題は、道床付きの線路です。そのまま組み付け、釘で固定すればokなのですが、フレキシブル線路にはない、欠点があります。それは、”あとで撤去することは困難”であるということです。部分的に修正したくなっても、そこだけ外すことは不可能です。一部を外したければ、かなりの線路を犠牲にして全体的にずらさなければなりません。また、釘の頭は着色しても意外に目立つので、困ったものです。
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結局、私は妥協してしまい、線路の修正は行っていません。ただし、故障に備えて、ポイントだけは、駆動ユニットが交換可能なように設計・施工しています。
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2003.4.15 初版 / 2003.4.19 加筆
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