★★★ 空冷式卓上扇風機 ★★★



 空冷式卓上扇風機〜略して 冷扇(レイセン) です。構成部品は見ての通りです。アルミのHDマウンタ、遅いHDの回転数、空間を多用した作りと相まって、冷却性能は”素晴らしい!”です。背後にある、怪しげな基盤は、例の基盤です。ここからさらに別の空冷ファンを駆動すると、冷却効果も倍増です。この怪しげなユニットは、あるPCの為にジャンク部品を集めて作成されました。
 

★ ★ ★ フロンティア神代に見る安定性 ★ ★ ★

 
 山口県に”フロンティア神代”はあります。昔から”ホワイトボックス”を作るメーカーとしては名が通っているところです。このメーカーの製品を実は私は使ってます。これを少し検証素材に使ってみます。

【購入当初の、購入理由】

 ・あとあとのアップグレードまで可能だから。

 このアップグレードのために、メーカーとして絶対に必要なことがあります。それは、出荷時のマシン構成であれば、完動しつつづけるという意味、言い換えれば、完動しそうにないパーツは組み込まないと言うメーカー姿勢です。

 具体的に部品ごとに内訳を記載します。

【筐体】
 筐体が重い(鉄板が厚い)です。空でも重いですが、ここにHDを5個つけた時は、泣きが入りそうな重さとなりました。でも、内部の構成は柔なところがなく、重量的には問題となりえませんでした。ミニタワーとして、5インチベイが3つですが、個人的には4つ欲しいところです。

 最初から冷却目的の為、ケースファンは3個フル装備にしておきました。フロント2個、リア1個、すべて8センチです。当時のCPUでは問題にはならなかったのですが、現在としてはリアは12センチかなという気がします。

【電源】
 購入当時は300W/350Wの選択でした。神代純正として350Wをつけてありましたが、後年500Wに変更しました。HD2個とDVD程度なら問題はなかったのですが、HD5個+DVDを試したとき、フロンティア神代のサポートセンター氏から、足りないであろうという指摘を受けたためです。

 なお、余談ながらサポートセンター氏は、私のくだらない質問にも丁寧に返事をいただいており、この場を借りてお礼申し上げます。

【M/B他内蔵品】
 メモリ以外は当時の仕様のままです。ASUS P4PEは、PCIを刺す癖のある私には充分なスロットがありました。ただし、ペンティアムの発熱にはいまだに驚かされるものがあります。
 
【欠点】
 このケースですが、全く欠点がないわけでもありません。

 5インチベイの3段目が20センチ以下のものでないと干渉する。
 通常使用のユーザーにはこの欠点は”け”の字にもなりません。この問題は、リムーバブルケースでHDを2台使おうとしたときに、思いもよらぬ形で障害になります。オウルテックのショートサイズのものでさえ、入りません(208ミリ)。
 仕方なく、上部のベイに持ってゆくと、PCIに刺したRAIDカードよりIDEケーブルがウニョウニョとケース内を這い上がる形になります。
 下のHDブランケットには、別の用途でHDが乗っていました。
 多数つけたHDの廃熱がスムーズではなくなりました。いくら全面から吸気しても、GPUに当たる分とIDEケーブルに当たる分+夏の西日は強烈でした。一時は、ケース側面版を外し、扇風機で空冷する事態となりました。

 もっとも、これはハードな運用をし過ぎたためであり、一般的にこのようなことになるわけではありません。メーカー製のコンパクトなブック型PCなどの場合、内部を見たときに唖然とするような筐体は、いくつでもあります。

 結局、私の”こーじろくん”は、いろいろな対策をされ、現在に至ってます。リムーバブルケースはアルミケースとし、HDはその中のみにしかありません。HDケースは小型ながらもファンがあること、また本体のエアフローは阻害する物がないことより、充分に冷却されます。授業料としては高くつきましたが、このノウハウは、安定稼働するPCを作るには、安かったかもしれません。それにしても、基礎性能の高い、使い勝手のいいケースでした。