★★★ 左:こうじろ君 右:あすろっ君 ★★★



 フロンティア神代製のマシンに対して、いろいろと試行錯誤を繰り返してきました。そんなおり、激安のアスロック製K7S8Xを見つけました。それでテスト作成しました。

【現在の仕様】
 CPU:センプロン 2400+
 メモリ:1024MB
 HD:80GB×2 RAID0
 電源:400W
 用途:実務系すべて
 

★ ★ ★ パーツ選択 ★ ★ ★

 
 安定稼働させるため、最も重要かつ難しいことは、”パーツの選択”です。日々、新しいパーツが発売されてゆきます。その中で、目的に合致する物を選ばなければなりません。一般にパーツ選びというと、CPU/MB/GPUに目が行ってしまいます。たいてい、CPUから検討し、M/Bが決まり(あるいは、その逆)、あと、GPU、HD、メモリ、ケースといった具合なのではと推測します。
  
個人的見解では、それは”最大のNG”と考えます。
予算不足で、どこかが中途半端な内容になります。
内容の中途半端さは、結果、ネックとなります。
ネックとなった物は、小手先の対応では解消できません。
抜本的な対策にを行おうとすると、2重投資となります。
無駄な時間・苦労・費用を費やします
安定するまでには、道が遠くなります。
 
 安定稼働させるためには、費用は惜しんではなりません。ある意味、激速マシンを組む以上に、深慮遠謀を張り巡らせておくこことになります。失敗しないパーツ選びとは、総額からマイナスしていくのではなく、ゼロから積み上げるべきと考えます。


【積算方式のパーツ選び】

 
 積算方式の基本は、部品選びではありません。マシンの使用目的を明確にすることから始まります。実務のマシンなのか、遊びのマシンなのか、目的によって選択する物が違ってきます。ここでは、中途半端な目的は避けます。また、マシンに過度な期待をしません。相反する目的を求めません。使用目的は単純にします。

 マシンが不安定になる理由は、ハード的問題と、ソフト的問題に分かれます。いくら安定志向のマシンを構築しても、内部から不安定にしてしまっては、元も子もありません。以下は、積算方式における、順序です。
CPU決定
 目的が明快ですので、必要なCPUが決まります。ここでは、CPUのコストパフォーマンスも重要な判断材料になります。本当にそのCPUでなくてはならないのでしょうか? それは各自でじっくり考えてください。
  CPU
COOLER確認
 CPUがリテール品である場合は、無視してもいいでしょう。メーカーの出荷時に、純正として付いているというとは、少なくとも最低限の動きはするクーラーであるということですから。リテール品でない場合は、目星を付けておきます。
M/B決定
 CPUが決まれば、ここでM/Bが決められます。ここでのポイントは、ボードサイズと拡張性です。多少、M/Bの装備が悪くったって、気にすることはありません。どうしても欲しい装備があれば、PCIスロットに刺せば、事足りてしまいます。既にCPUは決定されているわけですので、今度はM/Bのコストパフォーマンスがポイントとなります。

 この2点がPCの内臓(内蔵)となるわけであり、ここでの仕様間違いは、どうしようもありません。目的に合致したCPUとM/Bなのか、じっくりと考える必要があります。

 なお、ここでM/BがATXか否かによって、後で少し事情が変わってきます。
GPU確認
 GPUに対して、目星を付けておきます。M/Bに内蔵であれば、ここは無視して構いません。ここでは目星を付けるのみですが、サイズと発熱量は事前にチェックしておく項目です。目的によっては、M/Bより高価なGPUになったりもします。
ケース決定
 ケースを決めるわけですが、ここで小技を伝授します。気に入ったケースを見つけたら、ケースの上面、側面を軽く叩いてみます。まず、これで柔らかそうなケースであれば、そのケースはNGです。いくつか叩いてみると、値段とケース強度はほぼ比例していることが、プライスタグより判断できるようになります。造りの悪いケースは、何とも情けない音を出します。造りのいいケースは、そのような音は帰ってきません。強度の違いは外からでも分かります。

 次のポイントは当たり前ですが、M/Bが必ず入ること、GPUが刺さったことを前提に、CPUクーラーと干渉しないか、電源部と干渉しないかを確認します。(電源がない場合は、ここで電源がないことを必ず念頭に置いておきましょう。) きちんと入ることが確認できたら、ケース内の冷却方法を考えます。ここで余程の高級品か粗悪品を買わない限り、フロント・リアにはケースファンが装備されているでしょう。

 M/Bのサイズ、ケースのサイズによっては、コネクタからドライブまでが接続できないこともあります。現物あわせを行っておかないと、組み立て時に”!”ということになります。

 低級品でケースファンがない場合、ファンを購入すれば、結果としてケース単価は高くなると言うことになります。
 
 妥当な金額かどうかは、個人の判断に任せますが、ファンが仮に1個1000円程度していると仮定します。電源が激安で2000程度とします。

  8センチファン フロント 2個
  12センチファン リア 1個
  電源  1台
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     合計       3000円

 5000円でケースだけ買ったとしても、何もなければ8000円ケースと変わりません。1万円以下のプライスのケースは、やはり1万円以下の作りとなっています。1万円を超えるケースとの違いは、”ケース板厚さ”の違いです。すなわち、ケース剛性の違いであり、きちんと作られているケースは、総じて”重い”ケースです。

 私の見た感覚では、

  モナカの皮のごとき 張りぼて  0〜5000円  
  ファン+電源付激安だがやや見かけ倒し  5000〜10000円
  質実剛健 15000〜

 1万円以下の電源付き、ファン付きケースを見かけ倒しとしている理由は、電源よりも添付されているファンのによるものです。一見、ファンが着いていて良さそうに思われるでしょうが、コストダウンは思わぬところにでています。それはファンの電源コネクタです。接続に便利なように、HDへも電源が供給できるようにするため、巨大なコネクタであったりします。これがケースの中に、しかも割と邪魔なところで接続を強いられます。しかも電源ケーブルほど太い物が、ファンには着いてきません。このアンバランス!

 ケースは一度買うとなかなか買い換えの対象にはなりません。ですので、安物を購入すると、後から泣くことになってしまいます。電源がケースに付いている場合は、その電源が目的に合致しているか、電力をチェックする必要があります。電力が足りなければ、電源だけ別途購入すればいいだけですので、ここでは純粋にケース対価がどれだけであるかを見極めてください。なお、ケースが決まってから、必要に応じて、GPUとCPUクーラーを決定します。
電源決定
 電源がケースに付いている場合も含めて、必要な電力を確保します。最低でも400Wは必要でしょう。HDやDVDなどの増設も考えられる場合は、最初から500Wでもいいでしょう。安定稼働=費用は湯水の如しと思われるかもしれません。(私はそこまで言いませんけど(笑)) 最近、一部のショップ店ではFA界向けに安定稼働マシンを売り出しています。それの価格をみてください。それぐらい、対価が必要になってしまうしまう物なのです。
メモリ決定
 M/Bに使用可能なメモリーを購入します。安定を考えるなら、それなりの投資を惜しまずに、同一メーカー製のメモリを購入し、スロットに刺してしまうことであると考えます。しかし、ここは考えが分かれるところです。

 メモリの総トータル容量は、動作させるアプリケーションによって代わってきます。場合によっては、バルクであっても、1スロット容量の最大値を購入し、1枚挿しておく方が賢明であることもあり得ます。いずれにせよ、M/Bのマニュアルは必読です。
HD決定
 HDは昨今大容量化も激しくなっております。安全第一で考えると、HDの選択で必要なことは、容量や速度ではないことに気づかれるでしょう。昨今のようにディスク容量が飛躍的に増した状態では、DATでも装備しない限り、バックアップを作成することは現実的ではありません。個人の環境でDATは難しいでしょうから、お勧めはRaid0を構築しておくことです。HDは消耗品と割り切って使います。
ドライブ決定
 ケースの空きベイにあわせて、お好きな物を選択します。サードパーティの焼き込みソフトをインストールした場合、KERNEL32を更新してしまう場合があります。出入力を司るところですので、用心しましょう。

 なお、フロントベイが4つあったとしても、実際3つぐらいしか使えません。電源ユニットから出てくる、余分な配線を空きベイ裏に押し込んだりして、少しでもエアフローを稼ぐためです。
雑材購入
 ケーブルタイや、ネジ等、必要な小物を購入します。ショップまでが遠い場合は、1本のケーブルが届かないために、×キロ離れた所まで買いに行くという、お馬鹿なことが起こります。