★情熱は時として


 天気予報は北海道でのを告げています。こうなると、心は既に白い世界へ行ってしまいます。何事にもイメージ優先な私としては、今シーズンの滑走イメージがムクムクと涌いてきます。イメージを害するものは何って考えると、雪が降る前にやっておく必要のあることが、段々と輪郭を露わにします。まずは基礎体力作りです。昨年の如く、特訓をするためには体力が必要です。どっかの誰かみたいに、毎回ドーピングしてゲレンデに向かっても、それは所詮一時しのぎのものです。そんなわけで、11月のある朝、突如として計画をスタートさせたのです。

 基礎体力をつけるためにまず必要であると考えたもの、それは徐々に運動することでした。いきなりきついトレーニングを行っても、それは体を壊すだけであって何の利得にもなりません。そこで考えついたのは、”歩くこと”でした。たかが歩くことと、侮っては行けません。競歩は厳しい競技種目にもなっています。まずは3.5キロほど歩くことに決めました。翌朝6時に起きて、軽くストレッチをしてから歩き出します。早朝の空気は冷え込んでおり、清々しさを感じます。それにしても重いのはこの体です。10分ほど歩くと、体が汗ばんできます。やっぱり歩いて良かった。そう思っていました。折り返し点につく頃、体は温まってきています。ちょいとパワーをかけて、スピードを上げます。それが2日続きました。
 
 だがしかし、予想に反して体はいとも簡単に、悲鳴を上げてしまいました。右膝が痛くて曲がりません。階段はおろか、段差1つが地獄の苦しみです。一体何が起きたんだ? 馴染みたくないけど、半ば馴染んでしまっている接骨院へ行くと、”急に運動するからだよ”の一言と、診察室に響き渡る悲鳴とともに、グギグギと治療されました。(余談:あれが治療というものなんだろうか? 以前に首を治してもらっているので文句は言わないけど、ちょっと患者で遊びすぎだぞーって感じ(爆)) 当然のことながら、口の悪い●氏からは、口撃される、散々な目に遭いました。



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