★ファンスキーの危険性

 乗って楽しいファンスキー! 簡単に滑れて、両手はフリーです。板も短く、持ち運びも容易です。でも、この板は楽しさとリスクを天秤に掛けた結果、リスクがやや多くなっています。
 
 ファンスキーの危険性、それはズバリ解放しないビンディングにあります。1m以上の板であれば、解放機能付きのビンディングでなければ販売できません。しかし、1m以下の板の場合、解放機能を必要としないのです。
 
 スキー板は転倒時に板が外れ、板が捻られることによる体へのダメージは最小限に押さえられます。ところがファンスキーは、転倒しても外れることがありません。板が捻られれば、それはそのまま体へのダメージになってきます。いとも簡単に複雑骨折を起こすのです。

 ところがこれが認識されていません。楽しい点ばかりが強調されています。スポーツなんだから、危険は付き物なのは当たり前ですが・・・・・。どうも一般のスキーヤーは、”ゲレンデには危険がない”と勘違いしています・・・・・。ホントにその認識でいいのか?


2003.12.31 つぶやき
 某量販店にワックスを買いに行ったおり、何気なくファンスキーの板を板をながめてました。すると、”150センチ以下の身長の子供には向かない”という趣旨のシールが貼ってありました。警告が張ってあったのは1社のみであって、他はありませんでした。これが、メーカー側全般の姿勢なんでしょうね。

 危険とは書けない、スキーとは別のアプローチで売らねばならないので、取り扱いが簡単である点を押すしかないのでしょうが、なんとも無責任な売り方です。サクラと化して店員のトークを聞いていましたが
、悪い意味で色々参考になりました。

 私はファンスキーに対して、”不安を煽る気はありません”。私自身、レンタルで履いた、ファンスキーで転倒したことにより、アキレス腱を痛めました。でも、翌日、ファンスキーを購入しに行っている位、あの板の魅力に取り憑かれています。

 私が怪我をしなかった原因は、どこにあったのでしょうか?



★怪我をしないスキー術


 書いていて甚だ恐縮だが、実は怪我をしないスキー術なんて存在しません。でも、怪我を軽減するスキー術ならあります(^_^)  ただし下記リストに該当する人は論外(-.-)

  1.スキー場に着く前
   ・寝不足
   ・運転による過労
 
  2.スキー場に着いてから
   ・ストレッチすらせず、いきなり滑る
  
  3.ゲレンデで
   ・転倒したら、直ぐに立ち上がらない
   ・人混みで暴走する
   ・昼飯に酒飲む
   ・滑走禁止の場所を滑る




【私の事故現場(トラウマポイント)】

斜面中腹、まばらに木のあるあたりで自爆。

 実は私が怪我をしなかったのは、”ストレッチ”を入念にやっていたからです。入念に筋を延ばして関節を回してウォームアップします。睡眠時間だってばっちり、食べるものはしっかり食べます。リスクのあるスポーツなんだから、”舐めたらあかんぜよ”(←かなり古い)
 
 リフトを降りたらゲームの始まりです。あたりの状況を読みとってからは、考えることは滑り降りることだけです。安全な場所に止まるまでは、”雪と人との格闘技”

 ・雑念が入るなら滑るのを辞めちまえ!
 ・腹が減ったら、さっさと食え。
 ・疲れたら休め。
 ・滑れないと思ったら、素直にゲレンデから立ち去れ。

 これ皆、怪我をしないための鉄則(^^ゞ だからゲレンデ通い3回でそこそこ滑れるようになったのです。


  2002.12.29 追加 ・ 事故目撃

 先日、近所のゲレンデに行ったおり、目撃しました。ゲレンデの上部、そんなに急でない斜面で、コースのはずれで座っているている、ファンスキーヤーを! ちょうどその場所からは遠方に伊吹山が見えるような場所であり、”風景をゆっくりと眺めるとは、なかなか風流なお方”と思っていました。板をゲレンデに突き刺して座るのは、私もやったことがあるが、結構楽な姿です。(だって、板の脱着なしでも休めるしー。)

 少なくとも20分以上は、”彼”はそこに居たでしょう。ガラガラだったんで、割と目立っていましたし。異変に気づいたのは、だいぶん後でした。どうやって降りたかはわからないけど、彼は降りてきていました。その傍らには、ゲレンデの係員が寄り添っています。足を押さえている姿を見て、そこで”悟った”のですが遅すぎました。”座っていたんではなく、動けなかったんだ。”
 
 程なくして、担架がやってきました。まるで死体搬送のよう・・・・・。実際にどのように”事故した”かは不明ですが、少なくとも今回の経験より、一言コメント。

”やってしまったら、形振り構わず、救援を求めよ!”


  2003.02.08 追加 ・ 自爆事故

 先日、やってしまいました。自爆事故です。右膝が捻れており、多少階段の上り下りに不自由を感じます。幸い、医者に行く程でも無かったので、ひたすら日にち薬で養生しています。

【自爆の内容】

 斜度:25度ぐらいの斜面です。

 原因:先行していた小学生が右ターン、
     その後方より右大回りしてターン。
 
そこまで大きな弧であれば、その小学生のレベルで有れば、弧に内接することはないと判断しました。
(抜く前から、しばらくトレースして技量を見ているのは当たり前!)


    
 経過:小学生がターン失敗。私と正面で向き合ってしまった。

 結果:小学生には避ける技量は無いと判断してとっさに滑降、
     回避できたのだけど・・・・・

直後にバランスを崩して斜面で真横に転倒・・・・・。
T字を転がすように2回転程回りました。
(あぁ、シーズン終わったと思いました・・・・・。)
     
 教訓:
  その1:先行者に優先権があることを忘れるな!
  その2:ビンディングが解放しないファンスキーは、
       やはり”リスク”が高い!


 ということで、私は既に妻に宣言をしました。”次に板を買う時は、高くてもビンディングが外れる物を買う!”と。今回、もし、ショートスキーで有れば、確実に外れていたはずであり、ここまでの痛みは無かったでしょう。

 反省すべき点は多々あります。前しか見えてない滑走者、技量を計り損ねた自分、不測の事態の想定欠如・・・・・。これに思い当たる方は、気をつけましょう。

 ちなみにとある本屋で気分を煽るべく、スキー関連雑誌を見ていたら、どうやら解放機能付きの板も発売されつつあるんですねー。板だけで32K程していていたけど、考えようによっては安いものです。今の板を履き潰したら、次はそんな板にしたいですね。これだけ危険要素があっても、板の改良に着手しないメーカーというの、不思議な存在ですね。

 ファンスキーを履く、全ての人が大胆にエアーを決めることが目的とは考えられません。イージーに滑りたい、長い板を扱いきれない、ボードが嫌いとか言うのも、板の選択肢の一つにあがるのではと考えています。ユーザーに怪我があっては、将来のパイを失うだけであると考えています。



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