じゃっくの放浪記

JACK著

5/20up じゃっくの放浪記T(大阪〜兵庫 福知山編)

5/20up じゃっくの放浪記U(兵庫 福知山〜ハチ高原編)

5/20up じゃっくの放浪記V(完結 ハチ高原〜電通編)

じゃっくの放浪記T(大阪〜兵庫 福知山編)
5月2日木曜日(曇り)  
  私はみんなに宣言したとおりに一人自転車でハチ高原目指して、朝5時過ぎに 旅立ちました。
  正直どうやったら兵庫県に行けるのかすら知らなかったので、とりあえず電通 に立ち寄り策を練ることに。
  しばらく考えた挙句に出た結論は・・・・・・・・ 『京阪沿いに大阪に出て阪神電車沿いに兵庫を目指す』 めんどくさいが他に方法を知らないのでどうしょうもない/涙。
  とりあえず、京阪沿いに南下していくと門真市のあたりで道に迷ってしまいました。 仕方ないので辺りをさまよっているとモノレールを発見! これこそが正に天の救いでした。なんと、モノレールは宝塚の方に向かっている模様 宝塚といえば兵庫県!やった・・・・・・・ 迷わずモノレール沿いに疾走。万博公園で道に迷ったり、車専用の道路を 走ったりしているうちに1時間2時間と過ぎ、やがて『兵庫県の地名』を確認 着いたぜ兵庫!ありがとうモノレール!!(ここまで約4時間)
  そして、いつの間にか合流していた次なる道標『中国自動車道』を頼りに更に疾走。 そして、ついに宝塚ファミリーランド到着!瞬間で通り過ぎる・・・・・・
  旅は徐々に山に入って行き道はかなり険しくなってきた、と思いきや気がつけば そこは既に山の中。町が遠くに見えました・・・・・・・・・
  まだ、大した傾斜はなくガンバれば自転車でも進めなくは無かったのですが・・・・長い。 とにかく道が長い。恐らく人間の身で有る以上、この坂全てを自転車に乗って 上りきるのは不可能でしょう。
  とりあえず、乗っては歩きを繰り返して三田という町にたどり着きました。ここで、一度道の確認。次の目的地は『福知山』と判明。大した峠などは無い模様 先の山道に比べれば何のことは無い。と、思い再び疾走を開始。
  が、甘かった・・・・ 1時間ほど走った頃に、後どれくらいの距離があるのかをG・Sの兄さんに聞いてみた ところ、あと『50Km』らしい。マジですか・・・・・・・ さすがに少しヘコむ・・・・・・・・
  旅を始めて9時間目ついに『福知山』に到着。 旅はようやく前半の前半の終了を迎えたのでした。
  ここで、少し気がついた事。 以前、中学の頃に私は自転車で鳥取砂丘を見に行ったことが有ったのですが、 この時目的地に着いたのが旅立ちから4日目でした。計算上では休みなしで 丸々3日走り続けたら着くというコトになってます。 ここで今回の私の挑戦と比べて見ますと、なんと今回の方がハードじゃないですか。
  1日の移動距離の目標が1.3倍以上ある模様。 今日中にたどり着けるのか不安になった一時でした。
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じゃっくの放浪記U(兵庫 福知山〜ハチ高原編)
 ようやく着いた福知山、次の目的地は全長2qオーバーを誇る難攻不落の 遠坂トンネル。田舎道をひたすら走り続けてようやく着いて目にしたのは 歩行者・自転車通行禁止のカンバン。我が目を信じたくなくなりました・・・
  ヒッチハイクをしようかと思いきや「自転車でハチ高原に行く」と言った コトを思い出し意地を張って山を超えることを決意/涙 。
  山越えは非常にスゴイ感じでした。道は長く坂はきつく終いにゃ日が暮れました。 真っ暗な山道を歩きつづけ、頂上に着いて町の光が見えたときは思わず、 なんか叫んでました・・・・・
  2時間近くかけて登った山を10分ちょっとで下山してついに和田山に到着。 paopaoを目指して残った気力を絞り出します。そして、着いてみれば 閉まってる。というか、潰れてる・・・・・・・・・・かに見えましたが、 どうやら、昨年できたサティに吸収された模様。世知辛い世の中です。
  とりあえず、サティの飲食店で休憩。カレーを食べました。 一服終えて黒○さんに一度電話をすることに
「お客様のおかけになった電話は電波がと ピッ」
  さすがはピッチ電波が届いてない模様 仕方ないので、南○にかけることに
「この電話を留守 ピッ」
  まぁ、2部は忙しいか。そんなこんなで谷○くんに電話することに
「おっす」
  以下略 どうにか私の現状を伝えて、次の目的地の関宮町に進みます。
  街中を走り続けること20qオーバー気がつけば其処は既に山の中でした。 既にマイナス値の体力を気力でカバーして、目指すは終着の場所ハチ高原 途中何人かと連絡をとりながら山を登ってゆき、山のふもとに来たとき 私の足は止まりました。道が見えない・・・・・真っ暗で・・・・・・・ しばらく考えた結果何が何でも進むことに。 ここまで来たことを無駄にしないために本気で命かけて登りました。 というか何度か山から落ちそうになりました・・・・・
  そして、終に着きましたハチ高原。クラクラしながら宿舎やまとよへ。
  道の途中見たことのある人影を発見!電話をかけてみます。 大当たり宮○さん達でした。
  とりあえず、やまとよに行き顔を知ってる人にちゃっちゃと会って休むことに。 したかったのですが、宿につくなり宮○さんコンパ会場に即移動! 私の事を言い広めます・・・・・・・勘弁してください。
  そんなこんなで宮○さん達と1時間ほどだべる事に。 途中でポセ○ドンや杉○・お○てさんと遭遇しました。 元気そうで何よりです。 黒○さんが誕生日だったので会っておきたかったのですが連盟会議らしく 会えずじまいでした。 せっかくプレゼントにロウソク『23』本買っておいたのに・・・・・・ しかし、あの状態で攻撃されたら本気で命が危うかったかも・・・・・・・ おも○さんに「下僕は何人増えた?」とか言わなくて正解でした。
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じゃっくの放浪記V(完結 ハチ高原〜電通編)
 2時間ちょっとの睡眠をとり、いざ帰らん我が電通!
 まだ日は登りきってはしませんが昨日の夜にくらぶればなんのその! 坂道なので激楽勝♪ 猛スピードで山を下る自転車は一つ目の坂を一瞬で下りきり、勢いそのまま カーブを無視して直進していきます・・・・・・・いきなり死にかけました。倒れなければ谷間に落ちるトコでした・・・・・・・・・
  しかし、慣れればなんのその3時間かけて登った山も下りならば話は別。 3・40分で下りきります。
  和田山で簡単に食事を済ませ情報収集を始めます。 遠阪トンネルを越えるのだけは何としても避けねばなりません。 あっちこちで道をたずねた結果・・・・・遠阪トンネルしかないようです/哀
  そこで最後の手段『ヒッチハイク』。 トンネルの料金所で15分ほど粘って軽トラを捕まえるのに成功! おっちゃん激感謝!! わずか5分ほどで向こう側に到着します。文明ってスバラシイ・・・・
  ずいぶん楽が出来ましたが、残った体力は3割弱。精神力が今後の鍵です。 体力と時間のバランスを考えて、やや遅めの速度で進みます。
  坂道はほとんど自転車から降りて進み、坂道で時間を稼ぎます。 行きがほとんど坂道なだけに帰りはまだ楽なモンです。 そんなこんなで、どうにか宝塚の辺りまでこれました。
  そして、谷○君から突然のメール。 現状を報告します。 するとメンバーは6時に大阪に到着予定。が、渋滞に巻き込まれ遅れている模様。
  ここで、バカなことを考えました。 私の到着予定は9時ごろ。 がんばれば1時間近くは短縮できるかも・・・・・しれない。 メンバーの到着が2時間遅れれば・・・・・・・勝てる!!
  精神が肉体の限界を超えます。 体があげる悲鳴を無視して全力疾走! やれば出来るものです。 そして一気に大阪到着!さらに進みます。 時間は7時前すでに茨木市に入りました。
  が、ここで谷○君から新たにメール
「着きましたよ〜」
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・バタ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  力つきました。
  正気にもどれば全身ガタガタ。歩くことすら困難でした/滅
  やむ終えずその場(団地内の広場)で睡眠/絶
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・は!・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  1時間ぐらい眠っていたようです。どうにか体も動いてくれる模様。 ゆっくりですが進み始めます。
  しばらく行くと「寝屋川」と書かれた道標発見! 迷わずそっちへ進みます。 全く知らない道ですが全てを賭けて走ります。 そして、さらに「寝屋川市役所」と書かれた道標発見!
「よっしゃあ!」
  マジで叫びました・・・・・ そして、還ってきました我らが電通! さっそくみんなに連絡します。
  ほとんどの人が呆れた返事をします。そりゃまぁそーだろう・・・・・・
  BOXで休むこと1時間弱。我が家へと帰還します。
  今回前半で使用したヒッチハイクですが奥の手中の奥の手と考えた方がいいです。 ヒッチハイクの旅とか意外に耳にしたりしますが思った以上に危険な手段です。 特に女性や見た目的に軟そうな方は絶対に避けるべきでしょう。 毎年ヒッチハイクをして乗せてもらえたはいいが荷物を取られた、暴行を受けた 等の被害報告は決して少なくはありません。 実際私の知り合いの女性が被害に合いそうになったらしいのですが・・・・・・ 強いことは良いことです。
  世の中そこらの男集よりも遥かに強い女性もいるのです。 まぁ、危険であることには変わりないのでよほどの事がない限り使用は控える べきでしょう。
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