其の七「ザ・合奏」 |
作者・弟子1号 |
その日はある指揮者の合奏の日であった・・・ 新譜も渡され、その初見合奏だった。 |
其の二十四「ホルクス・ホッホシュ-レ」 |
作者・888 |
ドイツのドの字も無かった彼の一回生の話。 電通大R学科として入ってきた彼は純粋に吹奏楽が好きで夜間学校という無理をしてまでクラブにはっいてきた。自分のTpを持ち将来有望(?)な新入生だった。 そんな彼が自分を開花させたのが合宿。ここで「神様降臨」という流行語まで作り合宿先の図鑑を読み漁ったりとにかく酔ってからは予想外の行動にでまくった。 その年の大学祭「のんきや」でもコンパで酔って魔人ビブラに多大な迷惑をかけたがそれよりもここでは彼のゴキブリの知識が盛んに広められ伝説となっている。 そんな彼にもR学科魔の手が忍び寄る。第23回定期演奏会と授業が重なってしまうという悲劇にあい、編入の勉強もあってクラブをやめてしまった。 第38期が壊滅しかけていた2回生の話 彼の代である38期生は人数と人材に貧しかった。38期生が役職につく時に救世主が舞い降りた。それがホッホシュ-レである。彼がまた入部するというのだ。 38期は大いに喜び大学祭「のんきや」に突入した。しかし彼はここで肺に穴をあけるという病魔に侵される。その病気で吹奏楽を続ける事を親が許してくれるはずも無く演奏会には出なかった。 しかしパーカッションというパートにつくことで続けることを許される。その翌年の第3回合同演奏会では彼のパーカッションの名演が見られるだろう。 このころから彼のドイツ魂が過剰に見られた。この魂によって内部戦争が勃発したがなんとなくしゃれにならないのでここではこの話は避けよう。 この後のホッホシュ-レはドイツ魂と愛国心により誰にも忘れられないほど有名になったので話はいらないだろう。 合宿のバスガイドに「はじめて軍歌を歌った人を見た」と言わせたり、彼のデビュー曲「大和魂」も作られている。なかでも彼が指揮をした「喜歌劇 スペードの女王」は名演である。 |
其の五十三「三人祭り」 |
作者・JACK |
これは2001年の夏の出来事です。 D大学の吹奏楽団は兵庫のハチ高原に合宿に来ていました。 恒例行事のパートや学年ごとの演奏発表でにぎわっているさなか、突如『ソレら』は現れました・・・・・・ 『ソレら』は腰などにビニールを巻き付けただけのほぼ半裸の変体で 怪しげな曲にあわせてドジョウ掬いの様な踊りをしており。 「ちゅちゅっちゅちゅちゅ・・・・・」 と、呪いの様な歌を口ずさみながら、暴れるだけ暴れて何処へともなく 消えて行ったそうです。 D大学の吹奏楽団のメンバーに『ソレら』は三人祭と名づけられ 数年に渡って蔑まれ・封印されたそうです。 |
其の八十二「幻の劇」 |
作者・ぽっチョムキン独楽 |
劇といえば何を思い浮かべられるだろうか。 アナウンサー「ここは、とあるバー・・・」 さらに前の年は踊る大捜査線をテーマに劇がされている。 |