謎解きもかなり理不尽なモノが多い。例えば

 ・間近で見ても小さすぎて読めない文字が、離れた部屋から望遠鏡で覗けば見える
 ・ハエトリ草にプールの水
放射能汚染されている?)を飲ませると、巨大化する。
 ・巨大化したハエトリ草にコーラを飲ませ、動きが鈍ったハエトリ草を登ると屋根裏部屋にいける。
 ・博士が遊んだゲームのハイスコアが、研究室の扉のパスワードになっている。

 ここまでやられると、もはや独力でのクリアは不可能と言っても過言ではあるまい。かくいう私も毒ガスドラマーが情報を探してきてくれなければクリアできなかっただろう。

 これらの難解な謎を解いた先には、さらに困難なクライマックスが待っている。
 追いつめられた博士が自爆スイッチを押してしまうのだが、爆発までの短い時間(確か1分間)の間に以下の事柄をこなさなければならないのだ。

 ・ロッカーを開け、防護服を着る。
 ・カードキーを使って扉の鍵を開け隣の部屋に行く。
 ・博士を操っている機械を止める(そう、博士は操られていたのだ)。   
 むらさきめてお(博士を操っていた宇宙生命体。紫色の球体)を取り、奥へ進む。
 ・ガレージに出るので、車のトランクを開け、めておを放り込む。
 ・黄色の鍵を使って車を発進させる。

 かくして、めておは宇宙へと放り出され(車にはロケットエンジンが付いていた)、大団円となるわけだが・・・
 シビアすぎる!!!
  成功するまでに何回爆発とロードを繰り返したことか・・・・・・。クリア寸前のデータがまだ残ってると思うので、腕に自信のある人は是非チャレンジしてもらいたい。
 しかし、エミュレーターだったから
ロードなどという荒技が使えたが、ファミコンの場合は失敗する度に数十文字のパスワードを入力する必要があるわけで・・・・・・。ファミコンでクリアした人は本気ですごいと思う。尊敬に値するな。

 まぁ、いろんな意味ですごいゲームではあった。興味を持った方は是非一度プレイする事をお勧めする。きっと深い失望後悔を味わうことができるだろう。


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