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醍醐寺について

神護山醍醐寺の沿革

 当寺は、役小角(634〜701年)の開創と伝わり、本尊不動明王(伝運慶作)鎮守五所権現を安置する。文亀元年(1501年)真言宗大本山紀州根来寺より覚遍上人この地に留まり、真言宗新義の教風を宣し復興されたものである。又、大永元年(1521年)卍字定紋の袈裟を残し上人は後生不滅に至る。尚その印として醍醐寺定紋となる。
 一山内に四十九坊を有した、由緒ある真言宗の寺院で、現在塔中玉泉寺が西隣にあり、又近世迄岩本寺が南隣にあって現在収蔵庫として残っている。
 元醍醐寺本堂は、現本堂の約二百米北の本堂山中腹にあり、現在地に移築されたもので、元屋敷は奥の院(不動堂)として残されている。
 尚現本堂より西三百米の地先(大字徳山に通じる山道の中途)には、一山内の山門(仁王門)があり、その跡が現存している。又その当時を偲ぶ仏像法具、古文書等の文化財も数多く、往古より今日に至る長年月間、幾多時代の変遷の中にありながら、秘仏毘沙門天を始め、数多くの重宝物が護持保存されてきた事はこの上もない喜びであり、堅く敬神、崇仏、尊祖の三大義の継承に努めている。
 このほか当寺院を中心に、縄文遺跡や古墳も数多く散在しており、これらの貴重な文化財もあわせ顕彰保存する目的を以て、昭和四十五年四月浅井町長を会長とする、「醍醐寺史蹟保存会」が結成され今日に至っている。



醍醐寺祠堂 光明殿のご案内

ご納骨の種類

◇普通納骨 三万円以上
・お骨を光明殿にてお預かりし、一年間本堂にて供養させていただきます。
・一周忌後、お骨を合祀墓にて納骨させていただきます。

◇永代納骨 三十三万円以上
・お骨を光明殿にてお預かりし、お位牌を造りお祀りし、お戒名を醍醐寺祠堂光明殿永代帳に記入し、永代にわたり本堂にて供養させていただきます。
・三十三回忌後、お骨を合祀墓に納骨させて頂きます。
・お施主様には、ご命日月の第二日曜日にご案内させていただきます。

◇永代回向 三十万円以上
・お位牌を造り光明殿にてお祀りし、お戒名を醍醐寺祠堂光明殿永代帳に記入し、永代にわたり本堂にて供養をさせていただきます。

◇ご納骨、ご口向の受付について
・ご納骨、ご口向を希望されます方は、事前にご来山の予約をお願い致します。
・お申込み書には、亡くなった方の「戒名(法名)」・「命日(亡くなられた日)」・「俗名(生前のお名前)」・「行年(亡くなられた時の年齢)」をご記入いただきますので、必ず書き写したものをご持参ください。
・おつとめは、毎月第二日曜日午前十一時より十一時半までの約三十分間です。


お焚き上げ

処分にお困りのお守りやお位牌などがある場合、お焚き上げをさせていただきます。
なにぶん容量に限界がありますので、お守り、お札、位牌、塔婆等までの大きさになります。
お焚き上げの料金は以下になります。
☆お守り・お札 3,000円以上
☆位牌・塔婆 5,000円以上

※以上については醍醐寺電話番号(0749-74-1776)までお気軽にお問い合わせください。

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ギャラリー

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ご案内

宝物目録

国重要文化財

1.毘沙門天立像 伝 運慶作  鎌倉時代(1160年頃)

明治34年国宝の指定を受け、その後、法改正により重要文化財に指定される。

滋賀県指定有形文化財

1.木造彩色阿字華鬘 四面 鎌倉時代(1160)
2.輪宝 一口 室町時代(1500)
3.羯磨 四口 室町時代
4.羯磨台 四口 室町時代
5.錫杖 一口 鎌倉時代(1160)覚遍上人所持
6.輪宝羯磨文説相箱 一双 覚遍上人所持 文亀三年(1500)の銘あり
7.五鈷杵 一口 鎌倉時代 覚遍上人所持
8.孔雀文銅磐   鎌倉時代
9.四橛 四本 鎌倉時代

長浜市指定文化財

1.十六善人画像 鎌倉時代(1160年頃)
2.弘法大師画像 伝 弘法大師御自筆 平安時代(850年頃)
3.不動明王画像 伝 弘法大師御自筆 平安時代(850年頃)
4.八粗大師画像 (八軸)鎌倉時代(1160年頃)
5.大般若経(宋版) 六百巻の内百巻は唐の国より伝来もの

その他

1.不動明王立像 伝 運慶作
2.大日如来坐像 小堀公より寄贈(1700年)
3.不動明王立像 奥の院本尊
4.十二天画像 (十二軸)鎌倉時代(1160年頃)

アクセス

JR長浜駅より、バス近江高山線東野下車、自然林の中を進むこと5分。
西に竹生島、奥びわ湖を望む。四季を通じて見晴らしの良い高台に位置します。


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