Bikeアルバム

HONDA VT250F(’87・3〜’88・4)
VT250F 自宅前にて 後ろは初代愛車レパード玉熊  高校生のとき、兵庫県は3ナイ運動でバイクの免許さえとりにいけなかった。くやしい想いをしてたんだけど、高3の冬にはもう就職が決まってたのでやることがなく、黙って教習所にいって免許を取った。 卒業式の1週間後にはもうコイツに乗ってた(一応卒業を待った)。
 ホントはGPZ400Rが欲しかったけど、予算とお店の薦めもあって購入。値段は確か28万だったと思う(もちろんオールローンだ!)。当時はこのバイクに人気があって、中古市場にゴロゴロ転がってたんだよね。用途は主に通勤。まともにツーリングしたこともないので、乗り味なんかはほとんど覚えていない。そういえばスピード出すと変な振動があったような気がするなあ。どうやら事故車だったみたいだ。でも記憶はとっても曖昧(笑)。覚えていることといえば、親父が川重社員なんだけど、コイツを見る度に「なぜホンダなんだ?カワサキのバイクはダメなのか?」と言われていたことぐらい。あんまりウルサイから1年で売った(ウソ)。
 コイツ未だに乗ってる人を街中でみかけるから、やっぱり当時の名車だったんだと思う。今見てもハッとすることがある。若き日の思い出のバイク。

KAWASAKI ZX−4(’88・4〜’90・1)
信州 乗鞍スカイラインにて  念願の新車、そして川重バイク第1号(笑)。この頃はレプリカブームになりだした頃で、カワサキからレプリカタイプが発売されるのを待っていた。KR−1とZX−4、どっちにしようか悩んでいた時に、ちょうどこの限定チームグリーンカラーが発売されたので、思わずとびついて購入。
 カワサキらしからぬ軽い車重と軽いエンジンフィーリング、そしてレプリカのようでいて実はツアラーという、まさに私みたいな中途ハンペンな者にうってつけのバイク。コイツは通勤だけぢゃなくて、九州・信州などへのロングツーリングの良き相棒にもなってくれた。そういやジムカーナのマネ事みたいなこともやったなあ。もちろんデートにも活躍してくれましたよ(まさに青春色ってやつだ)。
 そうそう、コイツで初めて交通事故を体験(相手は73歳の糞ジジィ)。通勤中、こっちが直進中に無理矢理右折してきくさった。よくあるパターンなんだけど、笑えるのがそこの交差点の角が墓石屋で、クラッシュした後、私はバイクもろともそこへ一直線(笑)。すべって行きながら、「まだ早い〜!」なんて思ってた(笑)。墓石屋も「いらっしゃ〜い(By桂三枝)」と言ったとか言わなかったとか(爆)。
 残念ながら、結婚のため資金難でやむなく売却。とても気に入ってたので手放す時ちょっとさみしかった。

KAWASAKI KMX125(’88・7〜’89・11)
 当時よく遊びにいってたバイク屋がトレール中心の店で、友人の影響もあってエンデューロレースに興味を持ち、早速その出場マシンとして購入した1台。その店の常連さん(チームメイト)から10万で譲ってもらった。とはいうものの安月給で車1台バイク2台の所有はやっぱり重荷で、それ以外の装備を揃えることができないからもっぱら河原レーサー。近所の空き地にいってはジャンプのマネ事をしてよく遊んでた。
 草レースには2回出場(耐久レース)。金魚のウンコのように後ろの方をタラタラと走ってるだけだったけど、それなりに楽しかった。この時のダート経験が、今のライテクの基礎になったと思う。やはり結婚のため売却。残念ながら写真が残ってない。

KAWASAKI ZXR250(’94.11〜’95・11)
逆光ぎみのZXR250(笑)  約5年のブランクを破って復活したバイク。幸か不幸かバツイチになることになり(この時まだ正式に決まった訳ではなかったけど)、仕事も忙しいやら何やらで相当ストレスが溜まってたのでほとんど衝動買い。久々だからちゃんと乗れるかどうか不安だったけど、不思議なもんで体が操作を覚えていた(無意識のうちにスロットルを戻してクラッチを切り、同時にギヤを蹴り上げる。フシギだ)。
 乗り味はすこぶる軽快で、鬼のようにエンジンが回るのに驚いてしまった。ポジションを含めモロレプリカで、はじめ燃料タンクの上に乗ってるかと思ってしまった(笑)。まあそのうち慣れたけど。
北海道から帰ってきた直後のZXR  最初は休みの日にチョコっと乗るだけだったんだけど、年が明けてから例の大地震があったもんだから、交通がマヒした神戸への通勤の脚になった(7月いっぱいまで)。地震当日はコイツで神戸へ向い、変わり果てた町に愕然とした。こんなバイクで泥の海や落ちかけた橋を渡り、陥没してガタガタなった道を走った。交通が回復するまでの長い間、そんな道をイヤな顔一つせずに走ってくれたことにとても感謝してる。
 特に不満はなかったんだけど、ただ北海道ツーリングから帰ってきて約1ヶ月、右手が腱鞘炎ぎみになった。どうやら3000キロあまり乗りっぱなしだったせいらしい。そんなこんなで乗り換えを検討するようになり、どうせ同じ車検があるのなら400ではなくリッターバイクへ、ということで1年間の短いつきあいになった。金銭的な問題もあったんだけど、今考えると手放したのはちょっともったいなかったかな。

KAWASAKI ZZR1100D3(’95・11〜現在)
ツツジとZZR  現在の愛馬。限定解除を志した時、どうせ乗るなら一番デカいヤツと思ってた。実際目の前でみると「ホントに俺に乗れるか?」といった不安がないこともなかったけど、試験も一発で合格したことだし(断っておくがこれは自慢している(笑)、コイツに乗りたくて限定解除したんだから、と思いきって購入。
 そしたら貴方、ポジションが自分に全くあってないぢゃないですか。ハンドルが遠くて低く、体重が腕に載っちゃって、特に交差点なんかでロクに曲がれない。スピードを出すも何も、ソレが怖くて乗れない。ということですっかり困りはててしまった。
 ちょうどこの頃、車検法が改正されて改造が緩和された時。別に私はカスタムを否定してた訳ぢゃないけど、これまで改造なんかしたことなかった。けど今回はどうしようもないから、前から雑誌で気になってたBabyFaceさんに持っていって相談し、アップハンに交換してもらった。そしたらいいんだ、コレが(笑)。たったこれだけのことで、すっかり違うバイクになったみたいに乗りやすくなった。すっかり気を良くした私は、この「バイクに自分を合わせるのではなく、自分にバイクを合わせる」という魔法にとりつかれ、以後カスタム道をまっしぐら(笑)。稼いだ給料のほとんどをコイツに貢いぢゃってます。もう手放せないよコイツは。これからもずっと乗りつづけるつもりで〜す!

SPECIFICATION
寸法・重量
全長/全幅/全高 (mm)2,165/730/1,205
ホイールベース (mm)1,495
シート高 (mm)780
最低地上高 (mm)110
キャスター/トレール  (°/mm)26.5/107
乾燥重量 (kg)233
最小回転半径 (m)3.0
エンジン・性能
種類水冷4ストDOHC直列4気筒
総排気量 (cc)1,052
内径×行程 (mm)76.0×58.0
圧縮比11.0
最高出力 (ps/rpm)147/10,500
最大トルク (kg-m/rpm)11.2/8,500
燃料供給装置キャブレター keihinCVK−D40×4
燃料/オイル容量 (l)24.0/3.5
トランスミッション形式:6速リターン
1速:2.8004速:1.333
2速:2.0555速:1.153
3速:1.5906速:1.035
1次減速比:1.6372次減速比:2.647
サスペンション(前)テレスコピック(インナー外径43mm)
         (後)ユニトラック/スイングアーム
ブレーキ(前)ダブルディスク(ローター外径320mm)
      (後)ディスク(ローター外径250mm)
タイヤ(前)120/70 ZR17
    (後)180/55 ZR17

※現在の仕様はZZRカスタムファイルを参照

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