蒸気機関車


 ※画像をクリックすると拡大した画が表示されます。

蒸気機関車1
蒸気機関車2
蒸気機関車3
蒸気機関車4
蒸気機関車5






・作り応えがありそうだったので、いつか挑戦しようと考えていたのがこの蒸気機関車でした。
しかし、作ろうにも手元に資料が無く、正直私は「鉄っちゃん」という訳でも無かったので、漠然と後回しにして今まで来てしまいました。
そうこうしてる内に気がつけば、このサイトを立ち上げて約2ヶ月という月日が流れていた訳です。
そんなある日、ふと別の用事で物置を整理していると、昔父が思いつきで買ったNゲージの「D51(まぁ公共の乗り物だし、これに関しては伏字にしなくてもOKかな・・・)」 という機関車が出てきました。
そして「これは渡りに船だ!」と喜び勇んで作ったのがこの作品です。


「青いオフロードカー」の時もそうだったのですが、手元にミニチュアサイズの資料があると作業効率が全然違います。
写真等を参考にするのと違い、色んな角度から形を確認しながら作業できるので、非常にスムーズに組む事ができました。

しかしその反面、手元に明確な資料があるとそれに振り回される様な所もあり、今回も一番苦労したのがディティールの省略・・・早い話が如何にデフォルメするかについてでした。
モデル無しで作品を作る時の苦労は、粘土細工で一からスクラッチする様な苦労なのですが、明確な資料を基に形作るのは、一種のスケールモデルを作る苦労に似ているかもしれません。
ですから、これが完成した時は本当に鉄道模型を完成させたかのような喜びと達成感がありました。


あと、話は少しずれますが、このソフトの光源には困った物だと今回つくづく思いました。
光が一方向からしか当たらないので、黒いパーツだけで作業するとなると、どうしても影の部分がわかり辛いのです。
それは作業中のみならず、完成品の画像を撮る時にも言えます。
「この角度で撮りたい!見て貰いたい!!」と思っても、角度によっては影で部品が潰れてしまうので、結局不本意な角度で妥協せざるを得ない事が多々あります。

やはり、本当の意味で完成品を見て頂くには、現物を見せるのが一番手っ取り早いかもしれませんねぇ・・・
と言う訳で、この作品もいずれ皆様に配信して見て頂こうかなぁ等と思っております。