帆船
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・私とレゴの出会いは小学校低学年の頃でした。
何かの機会に好きな玩具を買って貰える事になり、その時私が選んだのがLEGOの「お城」でした。
それ以前にも友人の家に遊びに行った時にLEGOで遊んだ事はあり、その存在はテレビのCM等を含め知っては居たのですが、ねだって買って貰うとまでは行きませんでした。
しかし、玩具売り場にデンと置かれた大きい箱に、西洋のお城と騎士がプリントされたレゴを見た瞬間にもうそれの虜になってしまい、親にそれが欲しいと告げました。
現在でも決して安い玩具ではありませんが、当時1万円を越える玩具を買って貰うと言う事が、子供心にも「多分無理だろう」という諦めにも近い思いもあり、駄目元で頼んでみたら割とあっさりと買ってくれた事を覚えています。
今から思うと、その辺がレゴブロックという玩具の凄さかもしれませんね。
もしも私に子供が居たら、創意工夫や情操教育と言った観点からも子供が欲しいと言ったら、他の玩具よりも与えやすい気はします。
話が逸れましたが、それが私とLEGOの出会いで私はすっかりレゴに夢中になってしまいました。
その後の誕生日、次に買って貰ったレゴが海賊船「ダークシャーク号」でした。
それらは大事にして居たのですが、時が経つにつれ子供特有の飽きもあり、引越しをしたりするドサクサで成人する頃には紛失してしまいました。
そして大人になった頃ふと「あぁ、あのレゴでもう一度遊びたいなぁ・・・」という漠然とした思いが、ずっと頭の片隅に疼いていました。
だからレゴデジタルデザイナーに出会った時に作りたいと先ず思ったのが「お城」と「帆船」だった訳です。
「お城」は結構早くに作ったのですが、「帆船」は頭の中でシミュレートしてみても難易度の高さが容易に予想が出来、半ば諦めていました。
しかし、前回「蒸気機関車」を何とか完成させる事が出来たので、今回思い切って「帆船」に挑戦してみました。
結果は・・・「無念」の一言です。
当初は以前作った剣の赤い布の様に、帆も作るつもりだったのですが容量的に断念せざるを得ませんでした。
そしてこれは完全に自分のミスによる誤算なのですが、作ろうと思ってから手元に帆船の資料が無い事に気がつきました。
結局映画のパンフレットの写真(マスター・ア○ド・コマンダー)を見ながら何とか作った為に、細部のデティールも解らずに非常に製作は難航しました。
結果かなり自分の思いつきと遊びが入ったデザインになってます。
もしPCを買い替えスペックが大幅に上昇する様な事があれば、今度は資料をキチンと揃えて完璧な形でもう一度「帆船」に挑戦したいと思います。
と言う訳で、今回もとりあえずはこれで良しとしておこうと思います。