====================================================================
【学位論文】
====================================================================
 便益の空間波及を考慮した都市間交通プロジェクト評価に関する研究
 (京都大学工学研究科土木システム工学専攻 平成18年3月23日付)

 序文はコチラ↓
  効率的で効果的な社会資本整備の峻別を行うことは,意思決定プロセスの透明性を確保し
  説明責任を果たすという観点から極めて重要である.それゆえに客観的な視点から
  社会資本整備に対する評価が的確に行われることが求められており,
  その評価結果がプロジェクト実施の可否を左右するといってもよい.

  社会資本整備の中でも,特に高速道路,海峡横断道路,整備新幹線に代表されるような
  都市間交通プロジェクトについては,その社会経済的影響・効果は広範囲かつ長期間に及ぶため,
  効率性のみならず,公平性の観点からのアプローチ,将来にわたる不確実性を考慮したアプローチも行われるなど,
  総合的な評価を求められることも多い.

  しかしながら,従来から数多くの研究がなされ,実務面においても多大なる蓄積がなされてきた効率性を
  価値基準とした都市間交通プロジェクト評価において課題も残されている.その課題を明確にした上で,
  都市間交通プロジェクトに対する的確で精度の高い評価を行うため,都市間交通の特性を考慮した
  交通利便性指標の計測を行った上で,地価指標を用いた都市間交通プロジェクト評価システムを構築し,
  便益の空間波及範囲についての方法論を提示することが本研究の目的である.

 博士論文はこちら
  博士論文(pdf版)

 もしくはKURENAI : Kyoto University Research Information Repository に掲載
  http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/123484/1/D_Shirayanagi_Hiroaki.pdf

 トップページに戻る