クレセント2004年夏オフ

益田岩船


 残りの時間を考えると、あと一カ所どこか、というところ。色々な意見が出ましたが、車がないと行けない(行きにくい)場所ということで、飛鳥の外れにある謎の巨石遺跡、益田岩船を選びました。

 場所は近鉄吉野線を越えた西側。住宅地の中にあります。車では、飛鳥駅と岡寺駅の中間あたりにあるバイパスで入っていきます。説明版のある場所で下りて、あとは小山(岡)を登っていきます。

説明版を見る(別ウィンドウ 45KB)

 ここに来たのは二十数年ぶりでしたが、こんなに大変だったかと、自分の記憶を疑いました。最初こそ階段らしきものがありましたが、最後はロープをつたって登らないと行けないような足のもとの悪い場所でした。

 説明版にあるように、東西11m×南北7m×高さ4.7mという巨大なものです。しかも大きなだけでなく、上面に溝状の切り込みがあります。写真でも感じは分かると思いますが、今回は上にのぼるのをあきらめました。傾斜が急なのと、もう年かなと....(しをりさんと千尋さんがチャレンジしておられました)。
 用途は不明。この地に築造されていた益田池の碑の台石という説(だとすると碑の大きさがスゴすぎる)、墳墓説、ロマンチックなところでは占星台の基礎説などがあります。

 ここも蚊が多くて大変でした(^^;

 初日の行程はここまで。空模様もあやしくなってきたので、宿へ急ぎました。