■ブルージュの画期的なトイレ■

本当にこれを見たときは、驚きと感動を覚えたわ。本当に凄いのよ。

 一見、何処にでもある普通の洋式トイレ。
ちょっと絵はヘロヘロですが、まあ雰囲気だけ。こんなもん。
便器があって、便座があって、蓋もあって(省略してあります。)
後ろに水を貯めるタンクがあって・・・。
その中で謎だったのが、便器とタンクの間にあった
四角の箱。
 便所、其の2。上面図。
使用が終わって、水を流す為にレバーを引くと、茶色で
塗りつぶしている所の謎の四角い箱が動き、便座の上に
覆い被さるのだ。
 すると、便座が回転。ウィーンと1回転する。
四角い箱が便座洗い器になっていて、1回転することによって
便座を綺麗にしてくれるのだ。
(旅に同行した、みどりは「便器が変形してるっ!」と
パニックを起こしていた。)
日本ではビニールが出てきたり、便座にシートを引いたりするが
この方式だと、ゴミも出ないし、シート引きに失敗して
使用前にさよならすることもないのだ。(←よく私はやる)
清潔第一、紙も大事な資源のヨーロッパに合った
合理的なおトイレのシステムだと思う。


【余談】
 あまりにもこのシステムに感動した私は、現地添乗員さんに
「このトイレは凄いっ!」と褒め讃えた。
どうやら、ブルージュだけ(2001年4月時点)画期的なトイレに
なっているとのこと。全く、関心、関心。

色々と海外に行っているけど、公衆のトイレで一番綺麗な国は
オーストリア。汚いトイレに当たったことが無い。
トイレでありながら、中でお茶も出来そうなぐらい、綺麗で
良い匂いもして、トイレくさく無い。
それに反してイタリアは酷い。トイレの数も少なけりゃ、
ろくに水も流れないようなところが多いし、究極なのは
便座の無いトイレもある。
(忘れへんぞ、ベニスの船着き場のトイレ。2年後に行っても
全く改善されて無かった。)
汚い上にお金まで取ってくれる。そんな国だ。
そんなイタリアと良い勝負なのは、日本!
公衆のトイレでのモラルの無さは何?家のトイレでも
そんなことしているの?と言いたくなるほどの汚さ。
自分だけが良ければそれでいいんかい!と思うのは私だけ?



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