↑沖縄の守り神シーサー


■沖縄■
 2003年10月中旬。
季節はずれで、やたら修学旅行生と一緒になる沖縄行きでした。
今回はお家の用事も兼ねてなので、観光は1日半ぐらいで、あとは
宿泊していたリゾートホテルでのんびりとしていました。

 何が凄いって知人同士、13人のツアーだったのですが、帰りに知った
のだけど、沖縄初めてというのは私ともう一人の方だけで、
あとは2回以上、最高5回目という沖縄の達人までいたのでした。
私もかなりな旅の達人だと思っていたのですが、国内に関しては
さっぱりです。海外は回数行っているのに国内は北は東京、
西は九州高千穂ぐらいまでしか行ったことが無くて、本土以外の国内って
行ったことがなくて、突如行くことになった沖縄だけど、かなり楽しみに
していたのでした。(二度と行くこと無いかもしれないしね。)

プール■ 
 「ホテルにプールがあるよ。」
と聞いていたので、元水泳部の河童は泳ぐために競泳用の水着まで
持っていってたのでした。到着して初日から暇があったので
室内プールに行ってみると
「利用料1500円かかります。」
何でもパスポートらしきものを持ってないと施設利用料として
1500円必要らしい。
1500円。近所の温水プールなら1000円で泳げるのに
流石は高級リゾートホテル。庶民には敷居が高かった。
どうも勿体ないので、無料で泳げる屋外プールで泳ぐことにしたのだ。
嗚呼、貧乏性・・・。

 そして次の日、夕方に時間が取れたので屋外プールへ。
昼間はとにかく日差しが強くて、半袖でも暑いぐらいの気候でした。
しかし私が泳ごうとした午後4時30分は

寒いっ!!

水温21度。これなら大丈夫と思っていたのもつかの間。
日が陰って来て、寒いったら。
外気温が寒いので誰もプールで泳ぐ人はいないし
貸し切り状態でした。止まると寒いのよ〜〜〜〜。
泳げないことは無いぐらいの水温だけど、久し振りにプールに
入ったものだから、体が鈍っていて動かないし、すぐに疲れて
泳ぎ続けられないのよ〜〜〜〜。オフシーズンだから更衣室の
電灯も切れかけてパチパチしてて怖いし。とってもお馬鹿な私でした。

■美うみ(ちゅらうみ)■
 日本一大きな水族館。それが美うみ水族館。
沖縄に行く時があったら絶対に行ってやる!と思ってた場所でした。
「何処か観光したい所ある?」
と行く前に聞かれて、真っ先に「美うみっ!!」と答えた私。
そう!ここしか行きたい所が無かったのだ。それが思っていた以上に
早い時期に行けたので、沖縄に行った価値があったわ。

 宿泊先のホテルより貸切タクシーで約1時間。
マリンブルーの海に面した場所にちゅらうみはあります。

(↑メインエスカレーターから撮った風景)

場所は元々、海洋博のあった場所に作られているので、
水族館以外にもお庭があったり、イルカの「おきちゃんショー」が
無料で見れたりして、ゆっくり遊べる場所です。
私達はちゅらうみに行った後で沖縄南部地方まで足をのばしたので
時間も無く、かなり駆け足で行ってしまったので、今度行く機会が
あれば、ゆっくり散策したいです。



ちゅらうみは何と言っても、ジンベイ鮫やマンタが泳ぐ水槽が
見せ場です。少し離れて見た感じはこんな感じです。
黒潮ツアー
(ちゅらの舞台裏を見れる無料のツアー。一回に15名限定。
私は見逃してしまった。とほほ。)
に行って来た母曰く
「水槽の上からライトを照らして、より綺麗に見えるようにしてる。」
この水槽の前では携帯のカメラでも撮ったのだけど
友人に送ったら「ダイビングしたの?」と勘違いされるぐらい綺麗に
ライトアップされているのだ。本当に自然の光が海面に差しているかの
ように・・・。とにかく綺麗だった。マンタもいっぱい泳いでいるし。

そんなちゅらうみの海の仲間達を見ていて、一番衝撃を受けた
海の仲間は・・・


↑これっ!!

何かわかりますか?
これは「チンアナゴ」といいます。
これを初めて見たときは「ニョロニョロ〜〜〜〜」と
思ったのは私だけでは無いと思います。
図鑑によると犬のチンの姿に似ているところが和名の由来らしい
のですが、私にはムーミン谷に住むかの方々にしか
見えませんでした。何せ、砂の中から顔を出して勝手に流れてくる
プランクトンを餌に生きている彼等です。何か不思議〜〜〜。
帰ってきてから海に詳しいダイバーに話すと
彼等はどうしてこのような姿で生息しているのかも解明されていない
そうです。何故に体半分だけ出して漂っているのか・・・。
不思議で不思議で、しかも蛇みたいで気持ち悪い。
画像は腕が悪いので、こんなボンヤリしたものしか撮れてませんが
大きな物を見たい方は大阪梅田「泉の広場」付近の壁に
何故かチンアナゴの写真があります。機会があれば是非、見てね。

■沖縄そば■
 食べることが好きな私は、やはりこれは食べたかった。
なのでタクシーの運転手さんに「美味い蕎麦やを教えておくれ」
とお願いしたところ、連れていってくれた場所がここ↓



「雪花菜」
なんと読むのかは知らないけど、入ってみることにしました。
入り口にメニューがあって、運転手さんに
「ソーキそば」と「沖縄そば」の違いを聞いたのだ。
そしたら「沖縄そば」はチャーシューが入っている。
「ソーキそば」は骨付きの豚が入っている。それだけの違い。
それなら食べやすい「沖縄そば」を注文することに。

はいっ、これが「沖縄そば」です。


ちなみにこの後に紅生姜をのせて食べますと、より一層
美味しく召し上がれます。
とにかく美味しかったよ〜〜〜〜。
豚なんてねえ、普通のチャーシューが5枚くらいありそうな厚み。
出汁はカツオがベースかな。
麺は一見、きしめんのようだけど、きしめんよりは歯ごたえがあって
食べ応えのあるものでした。
そして、もう一品、お薦めはこれ↓



「フーチャンプル」
がわふに卵で衣を付けて焼いてあるの。
あとはスパムにもやしにネギで炒めてあるのさ。
これもとっても美味しかった。
また食べた〜〜〜い!!と思わせる味でした。

しかし、このお店。店の中は怪しかった。
お店の半分のスペースに蕎麦を食べる机があって
もう半分は民芸品売り場か飾ってあるだけなのか知らないけど
怪しい置物が一杯。「シーサー「ももちろん置いてありました。
怪しいけど味は絶品、沖縄行ったら、食べてねえ。
                             2003/11/09 記


□お絵描き□